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社会が求める「普通の人」のハードルがあまりにも高くなりすぎたと思います。就活の行き過ぎも少子化も結婚相手探しの難しさも、それが原因の一つだと思ってます。
「大学出で、子供も大学に入れる稼ぎがあり、見た目も服装も言動も欠けた所のない人」は、祖父母世代なら「富裕層のできた人」ですよ。
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あれと「イモータン・ジョーが俺を見てくれたんだ!」「輸血袋を見たのさ!」の会話の所で、ウォーボーイズが
「わけのわからん頭おかしいカルト」から「彼らなりの価値観に沿って生きてて、友情や仲間意識もちゃんとあるけど命の軽い、文化の違う人たち」になったのがすごくうまい。
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『マッドマックス 怒りのデスロード』で白塗りスキンヘッド連中が出撃時「俺はデスロードで死ぬ!」と相手殴ってハンドル(たぶん戦士階級の象徴)を奪ったとき、相手が怒って喧嘩になるのかと思いきや「よか二才じゃ!」みたいな喜び方して「あ、こういう文化なんだ」って一発でわかるの好きです。
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クララのセリフ、脚本のボブ・ゲイルが最初「血ばしった眼をしたぼさぼさの髪の男」と言わせたところ、奥さんに「女性は惚れた男性について容姿を無意識にひいきする」とアドバイスを受け「茶色い子犬のような目をした、銀色のつやがある髪の人」と言わせたの好きなエピです。 #BTTF3
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地球人類と人型宇宙人とのファーストコンタクト。握手を求めた地球人代表に、宇宙人は右手をまっすぐ伸ばし高く掲げて答えた! 宇宙人の親愛のポーズは、あろうことかローマ式敬礼と同じだったのだ!
固まる各国首脳。自分も右手を上げた方がいいのか一瞬迷う地球人代表。急遽中継を止めるテレビ局。
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そもそも政府とはなんなのか理解してない人たち視点で独裁者を描くと、
「よく知らんけどずっと昔から官邸にいて、ラジオから声が流れてくるけど顔を知る者はおらず、たまに親衛隊と名乗るやつらが兵舎から出てきてトウモロコシやニワトリを出せと言う、みんなから大統領と呼ばれてるやつ」になります
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南米やアフリカの大半の地域だと一昔前まで
『最悪の民主主義と最悪の専制君主』の二択
『最悪の専制君主が次々替わる(クーデターや暗殺で)』
みたいな状態がふつうだったので、
田中芳樹先生も小野不由美先生も、自分で思ってらっしゃるよりは政府というものを信用していますよね。
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ラテンアメリカのマジックリアリズム小説だったら、そもそも『1984』をウィンストン視点で話は描かない気はします。教育のある官僚だし、過去の記録が改ざんされているという確信も職業柄ある。
南米作家ならプロールの爺さんが語る、本当なのか妄想なのかも定かでない戦前の英国の思い出話にしそう。
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『1984』も作中の英国を支配する「党」は記録の改ざんをしまくっているんですけど、あれは公文書とか統計とか新聞とか日記とか雑誌とか写真とか、「文書記録」が大量に存在して整理されていていつでもアクセスできること前提のヨーロッパ人が考える独裁だとは思います。
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『1984』でも『Vフォー・ヴェンデッタ』でも『未来世紀ブラジル』でも「あ、法治主義が染みついた英国人が考える独裁なんだな」って匂いがあって、
例えばブラジルの冒頭で内務大臣がインタビューで「反爆弾闘争は九年目です」と聞かれて「そんなになるのかね」って返す所。インタビューはするのです
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『最悪の民主主義と最良の専制君主ではどっちがマシか』の銀英伝も、
『最良の君主が不老不死なら』という十二国記も、
「中央政府の命令が末端まで届いて、報告が正確で、民衆に順法意識がある」こと前提なので、すごく日本的というか、東アジア的な感性だと思います。南米やアフリカの感覚ではない。
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「UFOを目撃するのは素人ばかりなのは何故?専門家は口止めされてるのでは」問題、答えは「専門家は『あれは寿命が尽きた人工衛星だ』『あれは航空機だ』と判別出来るから」で。
検察庁法改正問題も構図は全く同じでは。詳しい人は「前から決まってたアレか」で流して今知った人がパニックに。
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その原因は間違いなく政権側の説明不足なんですが、
政権は「説明なんてすればするほどエネルギーを持ってかれる。納得したくないやつはどう説明しても納得しないし、そういうやつの賛成はあってもなくてもあまり変わらない」と学習してしまったので全員にとって不幸です。
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某法案「擁護意見や賛成意見がマジで一つも見つからない。今度ばかりはやばい」とツイートされたのが12時間前で、
「何でこんなに騒動になってんの?普通に○○でしょ」ってツイートが多数出てくるのが三時間前くらいで、
マスク二枚のときもそうだったけど、反応と検討の間にパニックがある感じ。