@ぷりめ(@prime46502218)さんの人気ツイート(新しい順)

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ファンタジー世界の衛兵とか兵卒で、おそろいの制服を着て同じ武器の人たちいますよね。すごいことです。明治新政府軍もエンピール銃とスナイドル銃がごたまぜで、統一までに10年以上かかったらしいので、ファンタジー政府はだいぶカネがあるなとにらんでいます。
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この恵まれた情勢から糞みたいな政治で汚職がはびこったり分離独立運動が激化したり内戦になったりする国もたくさんあるので、幸運をつかむだけの地力があったのはもちろんです。
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イギリスが大不況から立ち直れたのは何故?→「北海油田がわいたから」 ボツワナが安定成長できたのは何故?→「ダイヤモンド鉱山が見つかった」 明治政府が立ち上げ期を乗り切れたのは何故?→「ちょうど欧州でカイコの病気が流行った」
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敗戦後に「犠牲者たちの分まで平和を生きよう」というメッセージが生まれたのは日本が経済的に再興できたからなんだな、と。 「建国後初の敗戦」の後、黄金時代の水準に戻ることは二度となく、高失業率、通貨危機×2、債務不履行×3を経験したアルゼンチンの戦争映画を見てそう思いました。救いがない。
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『刑事コロンボ』再放送。BSプレミアムで9月18日(土)より毎週午後4時台。
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「治安があまりにも悪いと、乞食が消えて武装強盗団のみになる(丸腰で現金を持っていると襲われるから)」というツイートと、 「幕末に日本に来た西洋人は、乞食が現金を欲しがるのに驚いた(貨幣制度が発達している)」という歴史豆知識が、 いま私の中でつながりました。
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「米軍が金を払いアフガン上層部が全部盗んで現場に降りてこない」 「開発計画の入札でわざと高額な業者を指名する将校もいた。大金を使うとより効果的に見えるし、米軍は倒産しないから」 「アフガニスタン政府も軍も存在していなかったので『崩壊した』というのは間違いだ」 全部意訳です。すごい。
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「アフガニスタンの米軍将校は評価基準が『何回パトロールしたか』などで出世のためノルマ消化ばかりしてた」 「現地将兵を訓練する最重要任務は評価が難しく、出世できないので誰もやらず」 「政府も徴税機構も存在せず、給料未払いの現地警察は市民を逮捕し身代金をとった」 jpost.com/middle-east/th…
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「一部の脆弱国家は徴税機構すら維持できず、兵士に給料を払えないので『悪い軍事政権』すらできない」と以前友達に聞いたとき「ホンマか?」と半分くらいは疑ってたんですが、アフガニスタンは軍も警察も実質アメリカ国防総省の予算で維持して米軍将校が指揮してたそうで「マジだったんだ」と。
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カブールの韓国大使館の件で、これから創作物で「ピンチのときまとまった銃火器をこっそり提供してくれる外交官」を大手を振ってだせますよ。 「軍の連中が民間機で帰国したとき持って帰れないからと押し付けられた。まさか役に立つとはな」
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「1960年代のアフリカでブラックラグーンするすごい話が描きたいんです」ってむかし友達に言ったら「犯罪都市を養うだけの生産力がある地域はアフリカには少ないよ。地下資源か、商品作物の積みだし港くらい」ってものすごく実用的なアドバイスもらった思い出が。
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追記します。おそらく書かれた当時のアメリカでは「長い腕(long arm)を持った友人」=「ワイロをとって便宜をはかる警官」という暗喩が読者に通じたんでしょう。 しかし日本語に訳した方には意味が分からなかったので「長い銃(long arm)をもった殺し屋」と直訳してしまった。私の推測ですけど。
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昔の米国探偵小説の邦訳にマフィアの「長い銃を持った友人」という表現があって「マフィアの殺し屋か…こわ。でもなんで長い銃?」と思ってましたが、 「司法の長い腕(long arm of the law)」という表現があると知って「マフィアに買収された警官のことか!怖!」となりました。
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なぜ中二をヤクザの手から守らないといけないかというと本人たちの人生はもちろんですが、失うものがない大量の前科者青少年が一定の割合で犯罪の道を選び、さらにごく一部が羽化して伝説のギャングになってあなたの家のご近所でヤクの販路を巡って殺し合うからです。母数がでかいから構成員も増える。
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「14歳にある程度人生の自己決定権を持たせる」と「『え!!この紙袋を隣県のコインロッカーに置いてくるだけで6000円もらえるんですか!やります!』という中二をヤクザの手から守る」を両立するのはすごく難しいとはおもいます。
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「煙草吸っても?」 「どうぞ。ところで一日に何本くらいお吸いに?」 「ふた箱くらいですね」 「では、あのベンツはあなたの?」 「そうですが、なぜお分かりに?」 「そんな高級煙草を日に二箱のまれるのは裕福な方だ。それに煙草を取り出すときベンツの鍵が見えました」 「流石ですなホームズさん」
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「独裁者が社会を不安定にするのではなく、独裁くらいでしか回らない混乱した社会ゆえ独裁者が生まれる」「独裁で社会が良くなるわけではないが無政府状態よりはマシになる」「その社会が豊かなっても別に民主化はしない」「民主化しても別に安定はしない」と『変革期社会の政治秩序』に書いてました。
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『ローマ帝国の崩壊 文明が終わるということ』の序文によると「ローマが滅んで暗黒中世が始まった」という伝統的理解への反動から「中世は活気ある変容の時代」という研究が支配的になった。本書はそれの反動で書かれた本で「生活水準は悲惨になったよ」と考古学的調査から説明している、と。
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『もののけ姫』のタタラ場、じつはシシガミ退治とか全く関係なく滅亡の危機に陥っていたといま気づきました。知っての通りタタラ場は石火矢の威力が大前提です。盾も割り鎧も貫く石火矢の武力があってこそ小勢力のエボシたちは自治を守れます。朝廷の庇護があっても自衛しないとやっていけない乱世。
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「戦争が起きたら真っ先に逃げる」という人が少し前にいましたけど、具体的にどこに逃げるつもりだったんでしょう。開戦と同時に空港は閉鎖される。日本から船で行ける範囲はロシア中国北朝鮮韓国台湾フィリピン。日本が戦争に突入した時点で間違いなく軍事的緊張が高まってる場所。香港ももう望み薄。
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『華族制度』を復活させれば日本のジェンダーギャップ指数はみるみる上昇する、という話好きです。男女差より身分差がでかい社会になれば、公爵夫人や子爵令嬢が国際的に活躍したり、政府で高い地位についたり、国有企業の副総裁とか務めるから。制度のバグですね。
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Fate世界の魔術は土地に縛られるので、共産党政府に霊地を接収されたロシア貴族や東欧の魔術師とか、相続税のせいで所領が維持できなくなった英国の魔術師とか、見るに忍びない理由で没落した魔術師多そうです。
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吉原の遊女は7、8歳で親に売られて禿(かむろ)という見習いになり、先輩遊女の雑用係をしながら徒弟制度で行儀作法や芸事等を学びます。18歳前後で客をとらされる。その10年後の、27歳前後に年季明け。 その期間中に死亡した人の平均をとったら22歳に自然となるのです。
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『鬼滅の刃 遊郭編』に関連して「遊女の平均寿命は22歳」説を観測しました。これ有名な統計ミスです。 吉原の遊女は27、8歳で年季が明ける制度でした。それを考慮に入れず寺の記録の死亡年齢だけで平均をとって22歳。小学校の死記録だけ調べて「小学生の平均寿命は9歳」と勘違いしたような。
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サラリーマンが引退後に書く小説には「窓際社員がとくに理由なく若い女子社員に好かれて仕事で逆転して」がよく出て来るそうですが、退役した米軍人が書いた小説には「軍事について全く無知だけど自信と口だす気は満々の上院議員にレクチャーするときの憎しみ」がよく出てきます。