安倍氏再々登板の「悪夢」 最近、安倍前総理の再々登板説がまことしやかに流れている。まさに「悪夢」だ。 安倍氏は桜を見る会の政治資金規正法違反や国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で自死された赤木俊夫さんのファイルの公開問題など未解決の政治スキャンダルを山のように抱えている。
偶然今日放送の「東大全共闘VS三島由紀夫」をテレビで見る。東大全共闘が安田講堂で機動隊と対峙していた同じ時期、私も東工大で改革派を標榜する「全学改革推進会議」というグループで活動していた。半世紀を経た今、改めて当時の言葉が人を動かし、学生が社会の矛盾に対し活動した時代を思い出す。
福島原発事故の時、米国NRCから派遣されたチャールズ・カストー氏の連載が5月13日付東京新聞夕刊から始まった。「初動で最高指導者が危機の渦中を訪れると、現場に不必要な負荷がかかる恐れがある。(略)一方、そうせざるを得ないほど、日本の過酷事故対応はお粗末だった」と指摘。ぜひ読んでほしい。
菅(すが)総理のコロナ対策が無策なのは官僚や側近政治家が総理に忖度していることが原因だ。つまり総理が嫌がる専門家の意見はその段階で握りつぶしている。コロナ発生から1年以上経過しても十分な検査体制が構築できないのもそこに原因がある。ウイルスは忖度しない。本物の危機管理内閣が必要だ。
何故、全国民にPCR 検査を繰り返すように総理に強力に提案しないのか。発表される感染者数の増大を総理が嫌がっているという説がある。つまり菅(すが)総理に対する官僚の忖度がPCR検査の徹底を妨げているというのだ。もしそうだとすれば菅総理の存在そのものがコロナ対策の障害ということだ。
コロナ発生から1年以上経過し、日本で感染拡大が収まらないのは何故か。じっくり考えてみた。コロナ感染を抑え込むには全国民に対して一定期間ごとにPCR検査を繰り返し、判明した感染者を2週間程度隔離することが効果的ということは専門家の一致した見解だ。厚生省の医系技官も当然知っている。
菅総理は官僚に忖度させる術では極めて有能だ。しかしコロナウイルスは忖度しない。
一連のコロナ対応を見ていると菅(すが)総理には危機管理能力が決定的に欠如している。一番驚いたのはワクチン接種の順序だ。まず医者や看護婦さんなど注射をする人から始めるのが当然なのにわざわざ離島など少人数での接種から始めた。全国での接種開始をアピールしたいと思ってやったのだろう。
菅(すが)内閣のコロナ対策が失敗続きの理由が4月2日付朝日の西浦京大教授のインタビュー記事でよく分かった。「一番大きいのは組織の問題です。第一波の時、厚生労働省のクラスター対策班で仕事をしていたのですが、(略)科学的な知見を取り入れた政策判断と、官僚制システムがかみ合っていない。
(続き)「僕は重症者数のシミュレーションをして、このままだと病床が足りなくなるという試算を会議に出したのですが、厚労省側からは『混乱を招く』と大反対された」。官僚は菅(すが)総理に忖度するが、コロナウイルスは忖度しない。菅(すが)総理の忖度政治ではコロナの危機管理は無理です。
福島原発事故から10年、検証取材が続いている。事故当時の自民党の動きを聞く記者もいる。しかし当時の私にとって原発事故そのものにどう対応するかが全てであった。菅(すが)総理はコロナに対し、どう見られるかばかり気にして、真正面から立ち向かっていない。そう感じるのは私だけではないだろう。
日米首脳会談では、安全保障分野での協力が注目されました。私はそれに加え先端技術分野での日本自身の巻き返し戦略が必要だと考えます。30年前日本は多くの技術分野で世界のトップを走っていました。薬の開発を含め、先端科学技術の研究にもっと資金を投じ、長期的観点で若い研究者を育てるべきです。
参院広島再選挙に立候補した #宮口はるこ さんは、障害を持つお子さんを育てながらヘルプマーク普及運動を進めてきました。森喜朗元首相の女性蔑視発言、コロナ禍で女性が特に厳しい状況に置かれる現状。「 #もうだまっとれん 」の思いを宮口さんへの1票に託してください。 miyaguchiharuko.net
私は若い頃、戦前から女性参政権獲得運動の先頭に立っていた #市川房枝 さんの選挙にかかわったことから政治の道に入りました。それだけに、世界経済フォーラムの「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」で日本の男女平等度が156カ国中120位(政治分野は147位)だったのは、とても残念です。
きょう4月10日は、1946(昭和21)年に行われた戦後初の衆院選で、女性が初めて参政権を行使して75年の記念日です。この選挙で当選した女性は39人で割合は8.4%でした。しかしその後、女性国会議員の比率はほとんど増えていません。
今日の原子力特別委員会で最近社長に就任した東電の小早川社長に、福島原発事故から10年目に当たって公開されていない証言など東電自ら福島原発事故の再検証をしたらどうかと提案。しかし社長は全ては公表済みとかたくなな答弁。事故の再検証を拒否。これで東電が国民の信頼を取り戻せるとは思えない。
(2)科学的な知見を取り入れた政策判断と、官僚制システムがかみ合っていない」 私が心配していた通りです。菅(すが)総理は政略的な行政判断は得意のようですが、感染症のような科学的知見に基づいて専門家の意見を聞いて、その上で行政としてどうするべきかを判断する能力が決定的に欠けています。
(3)2月22日の予算委員会で私は菅(すが)総理にコロナに関し、最悪の事態を想定し、それに至らないためにどうするべきかを判断すべきとアドバイスしましたが、まともな答弁はありませんでした。経済対策を重視する総理に忖度する官僚組織は、中途半端な感染症対策しか提示できていません。
(1)感染症専門の西浦京大教授の4月2日毎日新聞インタビュー記事はショックでした。「一番大きいのは組織の問題です。第一波の時、厚生労働省のクラスター対策班で仕事をしていたのですが、そこで分析した結果が、政策的な判断を下す官邸に届くまでに、厚い壁のようなものが何枚もありました。(続)
ブログ「 #東日本大震災 と福島 #原発事故 から満10年にあたって」を投稿しました。 ameblo.jp/n-kan-blog/ #震災から10年を考える
#西日本新聞 のインタビューが掲載されました。 原発事故、「日本沈没」頭に浮かぶ 菅氏に聞く nishinippon.co.jp/item/n/704608
明日3/10㈬19:00放送されます。 【3.11から10年】その時、総理はどう決断したか 菅直人元総理インタビュー live.nicovideo.jp/watch/lv330444… #311 #東日本大震災
東京新聞のインタビューが掲載されました。 tokyo-np.co.jp/article/90128
昨日23時からのNHK教育テレビ「原発事故"最悪のシナリオ”~その時誰が命を懸けるのか」をご覧になりましたか。私自身を含め、多くの関係者からの取材を積み重ねた番組でした。一つ残念だったのは当時の東電の責任者が顔を出して取材に応じていないことです。