401
逆侵攻は、ロシア領内を占領することで、「相互撤退」を持ちかけることができるがリスクも非常に大きい。ルハンシク反攻は、ロシアが逆に陣地を構築して守備重視に切り替えたとき、膠着化する可能性が大きい。
402
・なお、プーチン演説では直前に戦略爆撃機基地への査察を批判。つまりウクライナを空爆している戦略爆撃機基地への査察を拒否したいという理解は可能。
・無条約になって困るのはアメリカではなくロシア。例えばアメリカは、予備弾筒のアップロードを行えば数ヶ月で配備弾頭数を2300程度に増やせる。
403
あとやはりINF条約、なくなったあとも亡霊のように影を落としているなあ。射程500kmの制限のなかで攻撃可能距離を伸ばすための航空機搭載なのだろうから。INF条約がなければ普通に1000km級の機動弾頭付き弾頭ミサイルを配備してたのだろうから。
404
歴史的な事例として真っ先に思い付くのは南北戦争でのシャーマンの「海への進軍」。
南北戦争の知識がないと例えが例えとして機能しないので滅多に言わないが。
405
例のinformationとintelligenceの違いの話しに関わるのだが、手持ちの情報からいくつかの仮説を立てた上で、仮説を絞り込むのに役立つ情報を特定するのが情報要求、その情報を集めて分析していくがintelligenceだということもできる。
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このときに呼吸が合わずに話せなかったこと。
多くの兵器が無人化された時代でも、無人兵器を使い尽くしたら有人兵器使って戦い続けるだろう。戦争は政治的現象なので、政治的問題が解決しない限り戦いは終わらないからだ。 twitter.com/SugioNIDS/stat…
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もちろん手持ちの供与ではなくUSAIなので、これから契約して生産しての供与だから時間はかかるが。
どこで作らせるのだろう?チェコあたり??
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今日のベルゴルドの燃料タンク攻撃、尺の関係で話せなかったことや後で思い付いたことを補足。最初、火曜日に出た弾薬の爆発事故の話かと思った。あれはウクライナ側の評価ではロシア側の安全基準無視やら古くなった弾薬を輸送しているために起こった事故。
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Deliberate Forceのターゲットはセルビア人勢力。NATOの合計ソーティ数は3535。1026発の爆弾を投下(うち708が精密誘導兵器)、トマホーク13、HARM56。56のターゲットを破壊。これがデイトン合意という停戦合意につながっていく。
410
ロシアのウクライナ侵攻を核抑止の失敗ととらえる見方に乗るなら、コソボ空爆をロシアの核抑止の失敗と捉えるんじゃないとおかしいんじゃない?(実際当時のロシア国内にはそういう見方もあった)
あるいは第4次中東戦争も、米のシリアやエジプトに対する核抑止の失敗なの?
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イラクやアフガニスタンで米軍はクールダウン措置を講じていた。それでも帰還兵士のPTSDは重大な問題になっている。自衛隊のイラク派遣からの期間の際もクールダウン期間が設定された。
しかし先の負傷兵の例を見る限り、今回はそれが行われている形跡がない。ものすごく心配なのです。
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冬前にドニプロ川の線まで取り戻し、防衛線を整理した上で半年間機甲部隊の養成を行い、来春に本格的な反攻というのが現実的なラインだろうか。
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はい!私です!!
私の代は早稲田の文系学部2人いました! twitter.com/ohnuki_tsuyosh…
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@AtsukoHigashino プリンです♪
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今週いくつかの番組でお話ししましたが、私がなんでHIMARSの効果に懐疑的なのかまとめて書いておきます。
まず前提として、多連装ロケットランチャーとは、多数のロケット弾を同時に打っ放す面制圧兵器だということ。面制圧であれば、目標が戦車や自走砲のように移動しても確率論で命中させられる。
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バフムト、市街の完全制圧はまだだが、スロビャンスク方面への幹線道路は制圧できている。突破用の機甲予備戦力があるなら投入すべきタイミング。けれど姿を現さない。
冬季攻勢の限界か、むしろウクライナの春季攻勢への防御に使うつもりなのか。
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今回、軍事用語が普通の人には全く違うイメージで理解されてしまうことを知った。「市街戦」とか「砲撃」が代表的。「原発を砲撃」と聞いたときは、152mm榴弾砲かと思い、ひるおびではそのイメージでコメントしてしまった。
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中間選挙でひるおびで言い逃した件。アメリカでは、日本と違って過半数を取った方が委員長ポストを全部取る。なので採決だけでない影響がある。つまり共和党が立法と予算の主導権を取るということ。
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ハルキウ案は、ハルキウを解放し、イジュームからスラビャンスクに進撃しているロシア軍の兵站を脅かすことができるが、ウクライナ側の兵站への負担も大きい。
そう考えるとやるならヘルソンかな。もちろん反攻せずにロシアの第二次攻勢に備えるオプションもある。
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アメリカだって、情報活動として行われるU-2やRC-135のフライトに政治的意図はない。
気球も、これが初めてではないのだから。気球のメリットはnews23の収録で話したとおり(どの程度使われたかは知らないが)。米政府が公表したのは、メディアに出てしまったからだろう。
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TLAM-NもSLCM-Nもないのに?
アメリカが海洋核を現に配備しているという誤解が広がるようなことはやめてほしいのだが。
冷戦期とは根本的に前提が違う。フィクションだからといってすべてが許されるわけでもないと思うが。
natalie.mu/comic/news/510…
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・しかし、核軍縮に反するような措置をバイデン政権は取れないとロシアは見切っているのだろう。本気で条約を救いたいなら、米国は期限を区切って「アップロードを行う」と宣言するといった圧力をかけるべきだが、多分やらないだろう。それはNPRで決めた「核兵器の役割低減」に反するから。
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また、核共有で用いられる前方配備核弾頭が実際に使われる可能性は低い。まず航空機搭載なので運搬に時間がかかる。また相手の迎撃網を突破しなければならない。
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なお、「強くなったロシアが次に狙うのはバルト三国やポーランド」というヨーロッパ内でのドミノ理論は理解できます。それを恐れているからこそバルト三国やポーランドが必死でウクライナを支援していることも。
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ウクライナ軍の損害についてのワシントンポストのレポート。各所で引用されている12万人の死傷者というのは、戦闘復帰が難しい重傷者と戦死者の人数で、ドイツの情報機関の評価として引用されている。同じ評価ではロシアの死傷者は20万とされている。 washingtonpost.com/world/2023/03/…… twitter.com/i/web/status/1…