高橋 杉雄/Sugio(@SugioNIDS)さんの人気ツイート(リツイート順)

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少なくとも機甲突破戦術は使いこなせているようだ。最初の攻撃が戦車16両という情報が正しいとすると1個中隊規模。つまり大隊規模の諸兵科連合部隊から始まった攻勢と推測できる。
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アメリカ外交を真面目に勉強すると必ず出てくるのが、アメリカの軍事力行使における大統領の権限と戦争権限法との関係。さらに統合参謀本部議長の地位も重要。そのあたりの背景を抑えずに、バイデン発言を含む最近の米政府の台湾関係発言を解釈するのは危険。
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そりゃブリンケン訪中は延期になるわな。マッカーシーの訪台も完全に確実になったかな。
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しかし米のウクライナ支援は軍事支援だけではない。米の支援は11月上旬の数字で全体で520億ドルだが、軍事援助はそのうち189億ドルでしかない。残りは財政支援や民生支援だ。共和党多数議会になった場合、軍事援助は維持ないし強化し、他の支援が削られていく形になるのではないか。
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なのになぜ国家は戦争を選択するのか。それは成功体験もあるからなのだろう。普仏戦争、日露戦争、湾岸戦争、シリア介入とクリミア併合。あらかじめ成否を知ることはできないというあまりおもしろくない結論に至ってしまうが。
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化学兵器禁止条約は非常に厳密で、症状ではなく化学式で化学兵器が定義されている。
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第3シナリオは、第3軍団が撃破された場合。こうなるとロシアとしては、兵力をかき集めてベルゴロド方面防衛線を再構築しなければならなくなる。ウクライナが逆進攻するとは思わないが、ロシアとしてはその可能性への手当てが必要になる。核リスクがもっとも高いシナリオでもある。
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もう一つ、現場でも話したのだが、実は専門家のコンセンサスとは違う答えをchatGPTが返してきたものがある。学習モデルの特性を考えれば、これはネット上では語られているが、専門家がカバーしてないか無視してることだと推測できる。そうだとすると、これはある種の早期警戒用ツールとしても使える。 twitter.com/SugioNIDS/stat…
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戦争という現象を同時代的に分析する上で、これまで安全保障論や戦略論で学んできたことがすべてツールになるということがよくわかった9ヶ月でもあった。10年以上読んでなかった本を引っ張り出したりもしたものなあ。
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鉄道爆破やらセバストポリ燃料タンク爆破やら、何らかの軍事行動を起こすのに足る口実になりうる事件は既に起きている。「クレムリンで爆発」と言うほど大きなトリガーを必要とする偽旗作戦って、個人的には国内の追加動員しか思いつかない。核がらみなら放射性物質を絡ませるでしょうし。
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ロシアの空爆を妨害するために爆撃機基地を叩こうとする場合はタイミングがすべて。爆撃機自体は後方に分散させられるかも知れないが、ミサイルを搭載できる基地は限られているので、あるタイミングでエンゲリスに集結せざるをえない。狙うのはそのタイミング。
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ウクライナとの絡みでときどき出てくるリアリズムの話。自分は「いま」リアリズムを語るならば、構造的リアリズムとそのバリエーションであることは当然の前提だと思っているのだけれど、リアリズム対リベラリズムのような形で議論したがる人がいるのは意味がわからん。いまさら第1論争やってどうする… twitter.com/i/web/status/1…
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第一次ハルキウ反攻の時は、イジューム周辺の部隊はドンバス攻勢の成否を背負った主力部隊。そういう部隊を撃破できれば天秤はウクライナに傾く。ところが今回は、主力とは到底言いがたい空洞化した部隊のよう(実際、この2ヶ月、地上進攻はバフムト南部方面が中心でイジューム方面は砲撃が中心)。
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2006年に統合幕僚会議を統合幕僚監部に改編したときに、米軍型に防衛力整備と運用を分離することにしたのだけれど、自衛隊でまさかwarfighterという言葉を使えるはずもなく、当時の担当者が作り出した言葉が「フォースユーザー」。 このあたりの考察は『国際安全保障』2007年3月号に書きました。
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今日のマニアックな仕込みというのは小泉さんとの対談。司会者なしで、二人で米露の軍事理論を比較しながら議論していくうちにマニアック度がどんどん増していく凄まじい対談になりました(笑)。出るときにはまた告知します。
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こちらが話しちゃうと、入り口が違うから言葉が入っていかないのですよね。話しすぎず、自分で気づいてもらうのが大事です。
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私は、10月にインフラ爆撃が始まったその日に、ファイブリングモデル的なエネルギーインフラ攻撃だとすぐにわかった。マリウポリ攻防戦でも、救出の見込みがないのに戦い続ける兵士たちの目的が時間稼ぎのための捨て石だと言うことも始まってすぐにわかった。
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なお、諸兵科連合の訓練においては、極端なことを言えば戦車は「何でも良い」。ここで必要になるのは戦車の操作ではなく、必要なのは戦車とその他の兵科の連携だから。つまり訓練段階では戦車は旧ソ連系の戦車だろうが西側の戦車だろうがかまわない。
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あまり宣伝めいたことを書くのはやめようと思っていましたが。 琉球新報に取り上げていただいた元ネタの報告書の内容は拙著『現代戦略論』に入ってます。拙著ではそれをアップデートした上で、これまでの対中外交の流れを含め、大戦略から論じ直しています。 ryukyushimpo.jp/editorial/entr…
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結局のところ、国際政治学におけるイズムというのは「ものの見方」であり、イズムに内在する論理だけでイベントを説明しようとするのは無理がある。それがベネットたちがラカトシュや科学的実在論を援用しつつ因果メカニズムを重視してきた理由であり(続く)、
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過去24時間再掲。 先ほど1ヶ月間の累積データを上げたが、その間6回行われたとされる砲撃は、いずれもFIRMSの検出限界以下。検出限界を超える赤外線源がこれだけ発生しているのは明らかな特異事象。いまわかっている情報から言えるのはここまで。
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ユーゴ内戦について、アメリカ側だけでなくセルビア側からの視点も知りたいという方は、ストイコビッチを主人公にしたこのノンフィクションを。国際政治情勢についてセルビア側からの見方はあまり語られないので貴重。サッカーファンなら涙なしには読めない名作です。 amazon.co.jp/gp/aw/d/B00UH9…
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言ってみれば、銃のトリガーに二人で一緒に手をかけている状態。しかし下にあるのはアメリカの指で、上から自分だけ力を入れてもトリガーは引けない。いわば「シェアドトリガー」という方が実態に近い。大きな意味は、トリガーを一緒に引くことで、核兵器の使用の責任を分かち合うこと。
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防衛戦闘だけなら戦車をトーチカ代わりに使えばよい。しかし機甲突破戦術となると難度は格段に上がる。 実は公表されてないだけでヘルソン反攻が進んでいるなら別だが。
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伝統的な共和党はむしろ反露傾向が強い。実際、2014年のクリミア併合時、議会共和党は当時のオバマ政権のそれまでの対露政策を激しく批判した。 共和党が上下両院を奪回した場合でも、ウクライナへの「軍事支援」そのものが減ることはないと予想している。むしろ増える可能性もある。