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バイデンのキーウ訪問について
・クリミア併合後、当時副大統領だったバイデンは何度か訪問しており、ウクライナ問題には個人的なコミットメントも強い。
・ミュンヘン安全保障会談で各国閣僚がヨーロッパに集まった直後、また東欧各国首脳との会談やG7リモート首脳会談を控えているタイミング。
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ロシア継戦能力「まだある」 核使用、プーチン氏次第―防衛研・高橋杉雄氏インタビュー:時事ドットコム jiji.com/jc/article?k=2… @jijicomより
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日経BPさんに「『戦術』と『戦略』を理解するための本」について取材していただきました。
やはり軍事的な戦術になると英書が多くなってしまうのですが、ビジネスとの関連性を中心にお話ししています。『現代戦略論』にも書きましたが、経営戦略論にも関心はあるので。続編ではスポーツも語るかも? twitter.com/nikkeipub/stat…
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今日アメリカから出てきた2つの情報は、米側が事態収拾に向かい始めていることを示唆しているように見える。ただし中国も拳を振り上げているし、今後の活動との絡みもあるから、EP-3のように収まるかどうかはまだわからない。
ただ、米中の間には何度も危機はあり、その経験があることは確か。
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おもしろいな。気球が放出されたのは海南島。米本土まで飛んでいったのは計画外の偶然。しかしマルムストロム上空にとどまったのは偶然の機会を生かそうとした意図的な行動だったと。
U.S. tracked China spy balloon from launch on Hainan Island along unusual path
washingtonpost.com/national-secur…
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補足。この点については、「我が国の領空に許可なく侵入する外国の気球については、一般論として申し上げれば、国民の生命及び財産を守るために必要と認める場合には、所要の措置をとることができます」という浜田大臣の発言に尽きます。
mod.go.jp/j/press/kisha/…
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今朝のCozy Upでも言ったが、大臣の言うとおりで、気球への対領空侵犯措置で武器が使えないというのは間違い。
昨日某局の取材でもそう話したが、番組のトーンと違うということで採用されないことになった。
nikkei.com/article/DGXZQO…
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いろいろなメディアの方と話していて気づいたのだが、電波情報収集の重要性ってあまり知られていないのだな。
気球の重要性は画像情報ではなく電波情報にあると思うのだが。
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人工衛星があるのだから気球による情報収集は必要ないと思っている人もいるようだが、なぜアメリカは衛星使いまくっているのにU-2を今でも使ってるのかとか、なぜグローバルホークのようなHALE-UAV使ってるのかとか考えてほしいと思う。
例の気球と同じくらいの高度を飛んでるんだから。
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やはりこれまでは高度やら速度やらで見逃してきたのね。レーダーのフィルター設定を変えて、これまでは表示されなかったものが表示されるようになったと。
New unidentified ‘high-altitude object’ shot down over Canada
washingtonpost.com/national-secur…
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今日は一般教書と米中関係の話をするつもりだったのだが、話したいことを振られず、よりによって絶対答えられない話を振られて困った。
一般教書の中国のところも、気球問題の落としどころについても話したいことがあったのだが。
杉山さんみたいに割って入れば良かったか。
#primenews
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ロシアの春季攻勢、バフムトとルハンシクなのか。先に仕掛けたのはロシアになったようだ。
フォーサイトに書いたときにはルハンシク攻勢の可能性は気づいてなかったけど、日曜スクープでは話した。42分過ぎ。
youtu.be/wb9eEFihB1Y
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気象観測用だろうと情報収集用だろうと領空侵犯は領空侵犯。しかも気象観測用であれば事前に通告して許可を得ればよい。それをしてない時点で中国側の主張の信憑性は低い。
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興味深いのは撃墜を中国が批判していること。データの回収法が謎だったが、大西洋上の船舶で回収する予定だった可能性が浮かんでくる。
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アメリカだって、情報活動として行われるU-2やRC-135のフライトに政治的意図はない。
気球も、これが初めてではないのだから。気球のメリットはnews23の収録で話したとおり(どの程度使われたかは知らないが)。米政府が公表したのは、メディアに出てしまったからだろう。
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気球、起きたら撃墜されてた。大西洋に出てからと言うのは↓で話した予想通り。
政治的な意図について深読みしようとする向きもあるみたいだが、個別の情報活動は単なるルーチンとして行われている可能性があるので注意が必要。私は単なる情報活動と理解する。
youtu.be/J9N3UUHARhY
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あのとき、空母が沿岸に接近して防空任務(ノーブルイーグル作戦)に就いたが、それは地上配備の戦闘機が準備できていなかったことによる。米本土配備の戦闘機もアラート任務に就くようになるのはそのあとのことだ。
気球事件でこのことを思い出した。
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9.11より以前、米でスクランブルのためのアラート任務に就いていたのはアラスカの戦闘機だけだった。ハイジャックされた旅客機の撃墜が検討されたとき、ミサイルを搭載して離陸可能だった機体は米本土全体でわずか2機だったという(記憶モード)。
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そりゃブリンケン訪中は延期になるわな。マッカーシーの訪台も完全に確実になったかな。
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気球について。議会のブチ切れっぷりがポイントか。
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豆知識を二つ。ICBMサイロは民有地の間に散在しているが、全体では関東平野程度の面積があるそうだ。あと、Malmstromのエルを発音しないので、英語では「マルムストロム」ではなく「マムストロム」と聞こえる。
中国も散在型のICBMサイロを整備しているのが気になるところ。
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気球のニュースで感じるのは、アベマで「UFO」特集やったときに話した、米軍の「得体の知れない真剣さ」だよなあ。やはり、この気球のような中国の情報収集活動とUFO(UAP)はつながっていると考えているのかもしれない。
【UFO】宇宙人は存在?安全保障の脅威? youtu.be/sPaP2DDwbYs @YouTubeより twitter.com/i/web/status/1…
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直前の備蓄の話はあの思い込みのフェイクニュースアカウントと違ってロシアの同業者から聞き取った情報だからな。フェイクニュースアカウントは適当なこといい散らかすのやめろ。
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言っておくが私はロシアのミサイルが枯渇しているなんてことは一回も言ったことないぞ。最初にイギリスから枯渇情報が出てきたとき、コソボでイギリスが枯渇した数だからそう言ってるんだろうけどロシアは直前に備蓄してるからもっとあるはずと言ったぞ。フェイクニュースアカウントは証拠出せ。