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フィナンシャルタイムズにコメントを引用していただきました。
全体としては自衛隊の課題をストレートに指摘した、耳の痛いところもある記事です。
Is Japan’s military fit for purpose? ft.com/content/2e8dd8…
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プライムニュースで紹介された「ムギン5」の性能を見ると、番組中で話題になったように、ウクライナからモスクワまで爆装して飛行することも可能。ただし爆薬は25kg程度。映像に映った飛行物体の飛び方と爆発規模はこの数字と合うのですよね。
巡航速度:120km
ペイロード:25kg… twitter.com/i/web/status/1…
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ウクライナ側否定か。
これまでの「謎の爆発」で、ウクライナ側がはっきり否定したことは記憶にない。
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鉄道爆破やらセバストポリ燃料タンク爆破やら、何らかの軍事行動を起こすのに足る口実になりうる事件は既に起きている。「クレムリンで爆発」と言うほど大きなトリガーを必要とする偽旗作戦って、個人的には国内の追加動員しか思いつかない。核がらみなら放射性物質を絡ませるでしょうし。
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一方で偽旗だとするならば、「なんのために」というのがわからない。こういう偽旗をやってまでしなければならない軍事作戦というのが私にはイメージできないのです。むしろ国内の追加動員??
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もし、ロシアが今回の報復として100発規模のミサイル攻撃を行えるならば、ロシアのミサイルの在庫と生産能力にはまだ余裕があり、1ヶ月に1度は100発規模の攻撃を行えるということ。もしこれがまた20-30発に留まるようだったら、いよいよミサイルが不足してきていると考えていいように思われる。
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ロシアがどう報復するかというのがポイントにはなるが、ロシアが100発規模の大規模ミサイル攻撃を行ったのは最近では2/10と3/9。4/28に行った空爆は、3/9から1ヶ月半後を経ているのに23発に留まっている。ここから、ロシアのミサイル生産能力の限界に近づいている可能性があると今日の報道1930でコメン… twitter.com/i/web/status/1…
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仮にウクライナが飛ばした爆装ドローンだった場合、暗殺目的である可能性は低い。モスクワまでの飛行にかかる時間と搭載可能な爆薬量を考えると、プーチン大統領の居場所でピンポイントで爆発を起こせる可能性はほぼゼロだからだ(居場所を特定できたとしても、飛行中に移動してしまう可能性が高い)。… twitter.com/i/web/status/1…
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ちょうど先日のプライムニュースで話題になったモスクワへのドローン攻撃なのか??
ペイロードが限られているので大した被害にはならないし、あの形だと民間人への被害は出ない。まともに捉えた映像があるので、物理的被害とは別に絵としてのインパクトは大きいな。
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いまさらながらコンディ・ライスのNo Higher Honorを読んでいるのだが、ロシアのジョージア侵攻のさなか、ロシア軍がトビリシに向かっているという情報に際して、米軍機を人道支援物資輸送の名目で送り込んだ上、ライスがトビリシに乗り込んでいる。これは成功して、ロシア軍の侵攻は止まった。… twitter.com/i/web/status/1…
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お知らせです。本日4/17はプライムニュースにお邪魔します。ブラッド・ロバーツ元国防次官補代理(核・ミサイル防衛担当)とご一緒します。
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もう一つ、現場でも話したのだが、実は専門家のコンセンサスとは違う答えをchatGPTが返してきたものがある。学習モデルの特性を考えれば、これはネット上では語られているが、専門家がカバーしてないか無視してることだと推測できる。そうだとすると、これはある種の早期警戒用ツールとしても使える。 twitter.com/SugioNIDS/stat…
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話題のchatGPT、実は3月半ばの日米安保セミナーで使った。シンクタンクの会議では、ディスカッションクエスチョンが示され、パネリストはそれに沿ってキックオフのプレゼンをして、議論を始めるのが基本スタイルだが、自分のパネルのキックオフに使ってみた。
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先日のワイドスクランブルの時に調べたウクライナのドローン軍(Army of Drone)、非常に面白い組織だ。「軍」と付いているが、陸海空軍のような存在ではない。参謀本部、デジタル省、政府の通信部局から構成されており、資金はUnited 24からの寄付でまかなう(100%なのかどうかはわからない)。
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週明け月曜のプライムニュースは核抑止について、日本で過去に例を見ない重量級の番組になりそうです。
私以上の専門家が出る予定で、私はつなぎ役に徹します。核に関心ある方は録画されることを強くお勧めします。
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さすがワシントンポストていうべき見事な取材。「『中の人』であることをアピールする承認欲求ではないか」という見立ては大筋外してなかったと思うが、「若者たちに世界の真実を理解させる」という、よりたちが悪い動機だったようだ。
washingtonpost.com/national-secur…
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少し補足すると、第1論争は、リアリズム、リベラリズムの間の論争だが、主題は規範性を内包した外交哲学。第2論争を経て、政策哲学から切り離された社会科学の理論が追求されるようになる。(わかりやすく単純化してます) twitter.com/SugioNIDS/stat…
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国際政治を体系的に学んだことがない人ならば、第1論争をいま振り返ることには意味はあると思うけれど。
専門外の方のためにいちおうごく簡単に紹介しておくと、第1論争というのはリアリズム対リベラリズム、第2論争が行動科学革命との関連、第3論争がポスト実証主義との関連です。
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ウクライナとの絡みでときどき出てくるリアリズムの話。自分は「いま」リアリズムを語るならば、構造的リアリズムとそのバリエーションであることは当然の前提だと思っているのだけれど、リアリズム対リベラリズムのような形で議論したがる人がいるのは意味がわからん。いまさら第1論争やってどうする… twitter.com/i/web/status/1…
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プライムニュースでも話したが、この時期は中国は大規模な演習・訓練を行うことが多い。去年の遼寧の艦載機発着艦訓練なんかもその例だ。その意味では、もともといろいろと準備していたのだろうし、口実としてもちょうどいい時期だということができる。問題はこういうことが「普通」になって、即応性の… twitter.com/i/web/status/1…
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バフムト、市街の完全制圧はまだだが、スロビャンスク方面への幹線道路は制圧できている。突破用の機甲予備戦力があるなら投入すべきタイミング。けれど姿を現さない。
冬季攻勢の限界か、むしろウクライナの春季攻勢への防御に使うつもりなのか。
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まあロシア外交の失敗だわな。要求突きつけてたのはロシアなんだから。
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もう1つ劣化ウラン弾について技術的なことを。戦車砲弾としての劣化ウラン弾というものを理解するには、APFSDS弾の原理を理解する必要があります。… twitter.com/i/web/status/1…
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日本語で検索してもあまり出てこないので日本ではほとんど報道されていないようですが、実は劣化ウラン弾等に関する国連総会決議は2年に1度出ています。総会決議がこれだけ通っているということは非常に重要なことです。一方で、国連専門機関のIAEAなどが健康被害および環境への影響について現時点では… twitter.com/i/web/status/1…