高橋 杉雄/Sugio(@SugioNIDS)さんの人気ツイート(いいね順)

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さらに「戦略的なアプローチとそれを構成する主な方策」の項目も最初が外交で次が防衛。「外交を重視すべき」という議論はよく聞くが、2013年版以上に今回の国家安全保障戦略は外交を重視している。
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昨日の番組では未確認で話したロシアの北朝鮮からの砲弾購入について。やはり北朝鮮からの武器及び関連物資の購入は、国連安保理決議1718(2006年)及び1874(2009年)で禁止されている(両決議とも個人的には懐かしさを覚える)。
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そりゃブリンケン訪中は延期になるわな。マッカーシーの訪台も完全に確実になったかな。
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やはりこれまでは高度やら速度やらで見逃してきたのね。レーダーのフィルター設定を変えて、これまでは表示されなかったものが表示されるようになったと。 New unidentified ‘high-altitude object’ shot down over Canada washingtonpost.com/national-secur…
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お知らせです。本日4/17はプライムニュースにお邪魔します。ブラッド・ロバーツ元国防次官補代理(核・ミサイル防衛担当)とご一緒します。
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このように、パワーではなく、アイデンティティをベースした方が説明力があると私見では思う。これと、中国の台頭というパワー分布の変化が重なり合い、ロシアに中国と組んで「バランシング」する、という選択肢が生まれたからこそこの戦争に至ったと言うことではないか。自分はこの仮説を採りたい。
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今日は一般教書と米中関係の話をするつもりだったのだが、話したいことを振られず、よりによって絶対答えられない話を振られて困った。 一般教書の中国のところも、気球問題の落としどころについても話したいことがあったのだが。 杉山さんみたいに割って入れば良かったか。 #primenews
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・ゼレンスキー自身、その自分のスター性を十分理解した上で、それをリソースとして利用。 ・とはいえ、単に注目を浴びるのが目的のはずはなく、これだけの時間をかけてまで日本に来るには、かなり具体的な目的があるはず。 ・Peace Formulaの支持だけであればオンラインで十分
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ロシアの予備役召集の混乱を見て思い出したのだが、「軍と社会との距離」は安全保障論における重要な研究テーマになっている。 そのキーとなるのが徴兵制。徴兵制は、社会のなかに軍の存在を組み込む効果があると考えられている。 軍事的効率性を考えれば、徴兵年限は長い方がよい。(続く)
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いずれにしても時系列的な検証も必要になるが。 以上の点から、私は「NATO拡大がこの戦争の原因」とする一部「リアリスト」の仮説は棄却している。これは善悪論ではない。リアリズムに内在するロジックだけではその因果関係を説明できないからだ。
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バフムトでのウクライナの逆襲、ここまでワグネルと正規軍の不仲が話題になるなら両者の境界近くを狙って攻撃するのは理にかなっているよな。
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突っついたら予想以上に弱かった可能性もまだ捨てきれないが、今になって思い返すといくつかのピースがつながってくる。例えばHIMARSをもっとくれという要求。面制圧兵器ではないので、いくつもの戦線で使うのでなければ意味がないと説明したけど、まさに複数の戦線で使うつもりだったということか。
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今日2度目のスイーツ😅 サイコパスは、規範としての法の意味を考えさせられる作品ですね。 #こたつねこ #常守朱
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化学兵器禁止条約は非常に厳密で、症状ではなく化学式で化学兵器が定義されている。
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今回思ったのだが、現代における戦争ってパラレルに比べると意外な類似性に気づくことがある。
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アメリカが「核の態勢を変えるような兆候はない」というのは、上記を前提とした、過度の不安を払拭するためのメッセージである。 逆に言えば、態勢を変えるような兆候というのはすさまじく巨大なものであるし、いま懸念される程度の核使用の準備があったとしても米は核の態勢を変更する必要はない。
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現在進行形で戦争やっているときに流れてくる情報は限られていて、正確とも限らない。特に戦況に関する情報は。湾岸戦争でも、コソボ空爆でも、イラク戦争でもそうだった。今のウクライナだけが例外である理由はない。
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クロアチアのことを考えていて、ふとユーゴ内戦の資料を読み返したくなった。 ユーゴスラビアと言えば、「7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字、1つの国家」という言葉が有名。それだけ多様性、あるいは遠心力を内包した国だったということでもある。
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フェイクニュースによる攻撃を受けていることに気づきました。 本人が発言していないことを言ったという風評を撒き散らし、その人の信頼性を下げようとするのが情報工作の常套手段ですが、どうもそのターゲットになっているようです。自衛のために出演予定をぶら下げます(5月版)。
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冷戦終結からいままで、ロシアには無数の選択肢があった。その中からいまの道を選んできたのはプーチンであり、決してパワーの分布構造にただ導かれたわけではないのだ。(午後また続き書きます)
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ウクライナ国防省が発表してるロシア側の累積損害データを1日ごとにエクセルに取ったうえで欠落分を補正し、1日ごとと移動平均にならしたもので相関係数をとってみた。 けっこう面白い傾向がみられるが、もう少し分析してみよう。
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構造的リアリズム的によれば、パワーに対抗する選択肢は「バランシング」だけではない。強いパワーにすり寄っていく「バンドワゴン」もある。NATO拡大に対するロシアの選択肢としても「バンドワゴン」は存在した。つまりNATOにすり寄っていく選択だ。実際そうした時期もあった。
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もう一つの可能な説明仮説は、学会でパネリストから提起されたように、「中国にバンドワゴン」して欧米に「バランシング」することを選んだというもの。これならばリアリズムの論理で説明できる。しかし、そうだとすれば、ロシアの行動を決めたのは「NATO拡大」ではなく、「中国の台頭」になる。
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こういうことが読み取れるのもつらいのですよ。ある状況下での犠牲の論理的な必然性がわかってしまうから。 特にマリウポリ攻防戦の時は「1人でも多くのロシア兵を1日でも長く引きつけるのが目的」「捨て石であっても犬死ではない」と何度も口にしたが、あれは精神的にはけっこうきつかった。
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↓で書いてますが、実は私は、「ロシアが勝ったら次は台湾」というような単純なドミノ理論は支持してません。ただ、ロシアがウクライナを吸収して、「強いロシア」になった上での中露連合の出現は阻止すべきだと思います。私がウクライナへの支援を支持するのは、純然たるパワーの論理に基づく判断です twitter.com/SugioNIDS/stat…