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これは必読ですね。「インターネットは成長産業ではない」など、シンガポールを拠点に置くベンチャーキャピタリストとして現場で日々実戦を戦い抜いている人ならではの示唆にあふれています。
bizzine.jp/article/detail…
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従来は弁護士が二週間かけていた事務を人工知能が1時間で行う、とな。キてるなあ。nikkei.com/article/DGXMZO…
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リーダーシップは関係性に関する概念です。リーダーがいないということは同時にフォロワーがいないということでもある。なのに「リーダー育成」ばかりが叫ばれて「フォロワー育成」は叫ばれない。どちらにもなれず、暗闇から名を明かさずにただヤジるだけという人生を送る困ったヒトたちをどうするか。
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圧倒的な成果を出す人はなにか必殺技の様なものを持ってると考える人がいますが、そんなものはありません。個々の行動に大した違いはなく、本質は「適切な順番」なんですね。「ビンタ」と「抱きしめ」。「抱きしめてからビンタ」と「ビンタしてから抱きしめ」では結果はまったく違う。文脈が全てです。
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今週、あらためて気づいた。「何を知っていますか?」を問うよりも「何を知りたいですか?」を問う方が、相手の知力がわかる。二流の学者は「わかっていること」を楽しそうに語るけれども、一流の学者は「わかっていないこと」を楽しそうに語る、という話と似てますね。
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刑務所は安全だから外に出るのが怖い。ショーシャンクで描かれた状況は示唆的でいまの日本社会そのものだなあ、と。多くの人が自分で作った安全な刑務所の中にいてそこから逃げようとしない。逃げるのってとても勇気がいるんですよ。
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バスキアを観ててつくづく思うのは「スキルのデフレとセンスのインフレが80年代には始まってたんだな」ということ。現在もその流れにあります。描画スキルよりもコンセプトのセンス。これはバロックの時代とはかけ離れた価値観です。
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他人の批判ばかりしてる人の問題点は、批判アンテナの感度が高まるので最後は自分を批判してしまうことです。ツイッターで他者の批判ばかりしてる人って大体が実名を出してないでしょ?彼らは自分のことが大嫌いなんです。本当に気の毒です。
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小泉進次郎さんに関する揶揄や批判を見るにつけ、この国には本当にフォロワーシップがないなと感じますね。リーダーになれないならせめてフォロワーになってくれればいいんですが、フォロワーにすらなれないんだからタチが悪い。客席からヤジを飛ばすだけの人生がそんなに楽しいんですかねえ。
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優しい気持ちになる、いいお話です。withnews.jp/article/f01909…
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Authenticity=オーセンティシティは「軸がある」ということ。「軸がある」というと「頑固」というイメージをもたれるかも知れないけど、それは真逆で、むしろ軸があるからこそ方法論においては柔軟に対応できるんです。瑣末なことに頑なになる人は軸がないので自信がないんです。
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問題を見つけるのは確かに難しい。でも「世界が改善の余地がない素晴らしい場所だと思いますか?」と訊かれれば多くの人は「否」と答えるでしょう。ではなにが「否」なのか。その「否」に新しいビジネスのヒントがあります。みんな知ってるんです、あとはやるか、やらないかだけ。
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「役に立つ人」と「モテる人」。「役に立つ」はスキルなのでスキルを学べば「役に立つ」。一方で「モテる」はセンスなので要素分解できません。会社も同様に「役に立つ会社」と「モテる会社」があって「モテる会社」は論理やスキルでは作れない。無印良品やパタゴニアのような哲学が必要になります。
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1928年のドイツ総選挙でのナチの得票率は2.8%。奇妙な泡沫政党に過ぎなかった。議席の過半数を占めて独裁体制を確立するのはたった五年後の1933年。五年あれば世界は後戻りのできない変化をしてしまうということ。
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映像よりも音の方が人は感情を動かされやすい。ナチスもラジオで急成長したし、マッカーシズムの怨嗟はラジオによる煽りで燎原の火のように広がったけどテレビが活用されてから急に萎れてしまった。マクルーハンはラジオを熱いメディア、テレビを冷たいメディアと言ってますね。
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成長という果実を与えてくれるのは「ハードワーク」であって「ロングワーク」ではありません。意味のないクソ仕事で徹夜を続けても成長は得られません。仕事や経験の「量」ではなく「質」を常に意識する。
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昔からセナやプロストよりもネルソン・ピケが好きです。一番好きなエピソードは「マクラーレンから誘われて一旦は受けたけど、契約書が分厚いのに驚いて止めた。こんな窮屈なチームに僕は居られない。ブラバムはペラ一枚なんだ」っていう話。ものすごくこの人わかっているな、と思った。
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なんとなく素敵で洗練されたイメージの会社というと「ソニー」「資生堂」「サントリー」と思い浮かぶけど、こうして並べてみると、全て社名が「サ行」なのだということに気づく。そもそも「素敵」「洗練」も「サ行」なのだよなあ。
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東京は情報量が多いと思ってる人が多いけどそれは間違いで、実はあれほど情報量が少ない場所ってないんですよね。五感が鈍くなるのは当たり前で、だから大事な判断を間違えちゃうんでしょうね。lrandcom.com/get_out_from_t…
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つまりこれから大事なのはPDCAではなくDCPAだということです。まず、とにかく何かを始めてみる、市場に投げてみる。その反応を見てすぐに構え改めてまた何かを投げる。それを繰り返すことでしか自分の居場所は見つけられないということです。
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野村総研がまとめた経営者アンケートによると「次の経営者に求める資質」の三位に「不退転の決意」とある。ナニバカなこと言ってんの、と。アマゾンは上々以来70以上の事業に手を出して三分の一はすぐに撤退してます。たくさん試してすぐに諦める。これが令和の鉄則です。diamond.jp/articles/amp/2…
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よく「若手の育成が課題」という声が経営陣から出ます。さて、GAFAの創業者の創業時の年齢の平均は24歳。ハタチ過ぎの若者が世界を変える会社を作りました。一方で御社の過去十年の時価総額は殆ど伸びていませんね。こんな結果しか残せていない皆さんに若手が育成されて大丈夫なんですかね、という。
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未来が「どうなるか?」ではなく「どうしたいか?」の発想が、最大の武器 | ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式 | ダイヤモンド・オンライン diamond.jp/articles/amp/2…
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「勝とうとする」ことの最大の問題は、「モノサシが乗っ取られる」ことです。勝とうとする瞬間に相手のモノサシで戦うことになっちゃうんですね。そうすると振舞わされることになってしまって、結果的に勝ったとしても幸せにはなれません。常に「勝つこと」ではなく「楽しいこと」にフォーカスする。
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40代終盤に差し掛かって思うのは、40代の武器は「信用」と「健康」だったんだな、いうこと。無理して勝とうとしてる人ほどこの二つをダメにして結局は脱落していく。若手の頃とは競争優位の源泉が変わるんですね、戦略シフト。