山口周(@shu_yamaguchi)さんの人気ツイート(新しい順)

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これは自戒ですけど、仕事に逃げちゃダメですね。ラクなんですよね、仕事に逃げてれば不安は忘れるし、時間は過ぎるし。でもそうやってるといつの間にか「あれ?」という場所に行き着いてしまう。仕事に逃げない、ちゃんと考えて生きるという。
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ドラッカーが言ってることですけど、歴史上、最も成功したトランスフォーメーションは日本の明治維新であると。で、その成功要因は何かというと江戸時代の教育制度による「多様な人材」だというんですね。考えみれば坂本龍馬も西郷隆盛も、今の日本の偏差値教育では早期にドロップアウトしただろうと。
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これはさすがに酷いと思います。そもそも一体なんのための産休・育休制度なのか?子育ての現実も制度のコンセプトも全くわかっていない。残念すぎる。 news.tv-asahi.co.jp/news_politics/…
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古代ギリシア以来、哲学者は「怒りは正しいか」という議論をしてきましたけど、進化論的に考えれば、全ての人に「怒り」という感情があるということは、逆に言えば「怒れない個体」は生存できなかったということで、個体の生存確率を上げるという点で「必要な感情機能だった」と考えられます。
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これを敷衍して考えれば、広告会社やマスメディアにとっては「生活者に自信を持たせない」ことが影響力を保持するための至上命題になりますよね。常に不安を煽ることで自分の消費に関する判断や選択に自信を持たせないようにする。しかし、それでは成熟した消費文化というのは生まれ得ないですよね・・ twitter.com/shu_yamaguchi/…
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逆に言えば「広告会社の影響力が強い社会」というのは、自分の好みに自信がない、流行に惑わされて右往左往する人が多い社会ということです。つまり「広告会社の影響力の強さ」は、「これダサい?」「流行遅れ?」と不安げにキョロキョロする人々によってこそ支えられているということです。 twitter.com/shu_yamaguchi/…
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電通時代の上司がパリ支局に赴任していた時に遊びに行ったのですが、その時に印象深かったのが「フランスでは広告が効かない、広告で人が動かない」と嘆息していたことです。自分の好みに自信がある、流行などに惑わされない成熟した生活者が多い、ということなんだろうな、と。
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「消費の多様化」とか「個の台頭」といったことが言われますけど、ユニクロや無印良品が成長してるというのは真逆のトレンドを示してる、つまり「消費で個性を表すことなどバカバカしい」と思う成熟した人々の増加を示してるように思いますけどね。どうなんでしょう。
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最近、よく「教育の役割は何か?」ということを問われて、なかなか答えられなかったのですが、つらつら考えるに「広い世界には貴方の知らない素敵なことがある」ということを知ってもらということ、なのかな、と。
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国の仕事が「経済を成長させること」なのであれば、日本は米国に大敗しています。一方、国の仕事が「寿命を伸ばし、犯罪を抑え、格差を正し、教育を施し、社会インフラを維持すること」なのであれば、日本は米国よりもずっと上手くやっています。モノサシの当て方次第ですよ。
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モリス・バーマンの近著「神経症的な美しさ」を新幹線の中で読んでるんですけどとても面白いです。最終章で秀逸な表現を見つけて。曰く「成長が問題を生み出しているのに、成長を解決策だと思い込んでる人が居る」とな。
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ワークライフバランスの重要性にはもちろん同意するのですが、私たちは競争社会に生きており、成果と成長が労働時間と相関するということも事実です。少なくとも、私の周囲でこの年齢になって楽しく仕事をして活躍してる人で「思いっきり仕事に打ち込んだ時期」がなかった人は皆無です。
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20世紀後半というのは最もテクノロジーによる社会変化の大きかった時代ですが、では質問。1950年の米国国税局の職業リスト記載の271職種のうち幾つが消滅したか?答えはたった一つ。エレベーターガールだけなんですよね。職業ってのは意外と無くならないってことです。
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毎年、年末に本棚の断捨離をするのですが、あらためて、この本は手放せないな、と。経営戦略論を本気で学びたいなら必読の一冊だと思います。メッチャ高価いですけど…
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やたら悲観的なことばかり言って耳目を集めようとする 「悲観的ロマンチスト」に振り回されない「楽観的リアリスト」として生きるためにはファクトフルネスであることが大事、というお話をさせていただきました! #動く年に #日経電子版 #今なら無料 #pr bit.ly/3vhRqSw
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これは企画書とか提案書も同じです。僕はコンサル時代、コンペに負けたことがないというのが自慢でしたけど、自分が対話をベースに提案書を作ってるのにたいして、競合が一方的主張をベースに提案書を作ってるわけですから、そりゃまあ負けませんよね。 twitter.com/shu_yamaguchi/…
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物書きに悩んでるのであれば、一度対話形式で書いてみることをお勧めします。問う人、答える人のやり取りで自分の考えてることを書き込んでみる。書き上がったら一人称の独白に全変換して一丁上がりです。プログラミングと同じ、結局は「一人称の対話」なんです。
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ピーター・ドラッカーは日本の明治維新を「歴史上、最も成功したトランスフォーメーション」と言っていますが、その成功要因として「藩の多様性」を挙げていますね。「各藩に独自の人材育成方針があって人材の多様性が高かった」と。現在は真逆になってますね。
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電通というのは不思議な会社でここ十年ずっと不祥事を起こし続けているのに業績は堅調なんです。今年なんて上場以来の最高益を見込んでますから。これは消費財企業では考えられないことで、いかに世間評価が介入しない特殊な経済世界で電通のビジネスが成り立っているかを物語っていると思います。
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自分の人生を思い返してみると、失言というのは「ウケを狙った」ことでやっている気がします。不適切な場所で、ウケなくていい時にウケようとして、スベって転んで大怪我してる。緊張に耐えられないからなのでしょうか・・・「ウケたいと思う気持ち」に負けない自分になりたいと思います。
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健全な家庭というのはGDPにとって最悪の存在です。海で釣った魚と地元の農家からもらった野菜を使って自分達で調理して夕食後には家族で語らう。GDP貢献ゼロの家庭です。調理済みの食事をUberに届けてさせて食後はゲームやYoutubeに子供の相手をさせればGDPは跳ね上がります。
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じゃあ余暇を楽しく過ごすためには何が必要か?と問えば答えは教養ということになると思います。外国語、音楽や芸術や各種スポーツの素養、料理や植物や鳥類に関する知識、等々。これを教えるのが学校の本来の役割で、だから学校=スクールの語源スコレーの原義は閑暇なわけです。 twitter.com/shu_yamaguchi/…
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日本の長時間労働が改まらない理由は「仕事のやり方」にあるのではなく、仕事を早く終えてまでやりたいことがない、つまり「余暇のあり方」にあると思います。家に帰ってもテレビ見るとかゲームやるとかしてダラダラ過ごすしかないのであれば会社でダラダラ仕事するのも変わらないということですよね。
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先日、韓国のある財閥系企業に請われて役員会に参加したんですが、冒頭に「今日の議論は英語にしますか?それとも日本語にしますか?」と聞かれ、あー日本キツイなこの先、と思ってしまった。
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一日が終わる時、どんなことがあっても「今日は素敵な一日だった」と 言ってみる。「落ち葉がハラハラ綺麗だった」とか「タクシーの運転手さんが面白かった」とか、どんな日でも良いことって必ずありますからね。それを拾い集めるようにして生きられると良いかな、と。