門外漢の賢い著名人による大衆受けの良い情緒的発言は幾度と発せられて来たわけですが、今必要なのは、各人にとっての最善の選択を支援する、科学的根拠に基づく情報提供ではないですかね。
心地よいゼロイチ発言は、主体的なリスク制御に見せかけて、実は無思考なリスク放棄を促している。 遠泳するのに、水着も浮き輪も要りませんよ、裸で飛び込みましょう的な。
人のやる気なんて綿飴のようなものだから、軽い気持ちで水ぶっかけると消えちまうんだよな
オミクロン対応の接種速度が上がってはいるようですが、小児に対する接種機会拡大と精力的な広報が必要と感じます。 第7波の総括で未接種・基礎疾患なし・発症7日以内の小児死亡例やMIS -Cの増加が報告されていますが、第8波ではできる限り減ってほしい。
昨日久々に「みんな苦労している(からあなたも我慢しましょう)」という趣旨の発言を耳にする機会がありましたが、 みんなが苦労していることは、積極的に改善しないといけないよね。
医療機関にいると 「ワクチン接種していると感染しても軽い」 というのは実感に合うし、 「ワクチン未接種だとオミクロン流行下でも集中治療を要する重篤な状態に陥りやすい」 というのも実感に合う。 どうか早めの接種を。
1日100万回超えてきたのでペースが上がっています。関係者の皆様には感謝です。10代未満が加速してほしい。 twitter.com/kantei_vaccine…
コロナ対策に疲れてクサクサしている時に大規模接種会場のそばを通るとリセットされるのは、そこにリテラシーがもたらす自由な近未来を感じるからなのですよね
日本は先進国なのに一昨年度までは結核中蔓延国だったことや ウイルス性の風邪に抗生物質を使うと薬が効かない薬剤耐性菌が出現しやすいことや 基礎疾患がない子供でもインフルエンザ やコロナで死亡する場合があるということを知れたというのは良かったと思いますよ。
この数年でにわかに感染症への興味関心を持ったことで、 ワクチンが毎年、破傷風、百日咳、ジフテリア、麻疹による200-300万件に死亡を防いでいる一方、毎年150万人がワクチンで予防可能な感染症で死亡していることや HPVワクチンと検診のセットで子宮頚がんが撲滅できそうなことや
自分の頭で考えるというのは、自己の利益のみを追求することではなく、自他にとっての利益と損失のバランスを総合的に論理的に判断して得た自分なりの結論を冷静に表明する行為ではないですかね。
祝日の発表はよ
学校の様子を見聞きしていると 発熱等のコロナを疑う症状 ↓ 検査 ↓ 陰性 ↓ 発症1〜2日後に登校 というケースは日常的にあり、その中に真の陽性者が一定数含まれていると思われ、 さらに中高生ともなれば、昼休み、部活、放課後、休日に友人とのマスクなし会食的な接触機会がそれなりにある上、
学校側も授業外で起こるそうした接触を積極的に制限するわけではないので、 学校関連の感染イベントが多い背景も、制御は実際困難だろうということもよく理解できる。 そのような中、最悪の事態(感染による重篤な合併症、死亡、後遺症による学業・部活の中断)を防ぐとなれば、
窓開けが困難な季節には部屋の面積にあった空気清浄機やサーキュレーターを活用して換気を改善してもらいたいといったことでしょうか。 さらに、子供の予防接種について正確な情報に基づく選択ができるよう保護者を支援するということもありますね。 学校の感染予防の方針に関する
やはり子の接種歴をアップデートして自衛するしかないと我が家では判断している。 学校側に要望があるとすれば、 市中での感染者が増加傾向にある時期には、教師の目の届く範囲で感染につながりやすい機会(マスクなしの近距離会話など)をなるべく減らすとか、
丁寧なコミュニケーションやそれに対する保護者からの疑問や意見を受け付ける場所もあるといいですね。 まあ子供に害を与えたいと考えて行動している人はいないと思いますから、双方向性の冷静なコミュニケーションが今は特に大事ではないでしょうかね。
医療者のことはどうでもええ。 患者を守る責務を負うという自らの選択やその方法を部外者がどう捉えようが知ったことではない。 元々は子供の話だったじゃろ。 楽しい思い出作りも、健康も、勉強も、運動も、やりたいことが安全にできるようどう守るのかという話は大人が同じ方を向いて考えねばよ。
誤情報の発信元と科学的知見に基づく発信元が対等な位置関係にあるように見せる報道は、大勢にとってhealth hazardになり得ることをより強く認識していただきたい。
予防接種を着々と進めつつ、 特に波が高まっている時期には基本的な感染対策をハイリスクな場面で行う選択をしながら、 感染(とそれによる合併症や後遺症)が“一気に”増えないように制御することで、 治療が必要な人には迅速に対応できる医療提供体制を維持しながら、出口に向かえるといいね
首都圏ではインフルエンザ&コロナの同時流行が現実味を帯びてまいりました。 予防接種もインフルエンザ&コロナの両方を受けておくことをお勧めします。どちらも感染すると高齢者、基礎疾患、妊婦、小児で重症化することがありますが、接種でリスクが下がります。接種間隔をあける必要はありません。
感染のリスクには、科学的根拠に基づいて推定されるリスクと、当事者が感覚的に感じるリスク(perceived risk)があり、後者も重視することが感染対策の定着を促進するのですが、これを踏まえると、長らく続けてきた対策を緩和するベストタイミングは両者が下降傾向にある時だといえるのですよね
換気が大事なのはその通りなんだが、屋外のBBQや野外のみでクラスターが起きたように、近距離で微粒子を吸い込んだり、飛沫を浴びる経路を断つのは苦手なんだよね。ということで、換気してれば万事OKではないので感染者急増中は互いに近い場所もいつもより注意してねということです。