恥ずかしながら四十数年生きてきて初めて、マッシュルームには剥く皮があることと欧州では剥くのが常識ってことを知ったんですが、明らかに味が馴染みやすくなる気がしますな…!生で食べるときは必須かも。
茄子の季節!夏の間に何度も作る蒜蓉蒸茄子(茄子のニンニク蒸し)!細切りした茄子に刻んだニンニクをのせて10分ほど蒸したら、醤油ダレと青葱。食欲が減退してても不思議とツルリ。山盛りの茄子を瞬殺できる簡単料理なのだ。
5歳我が子が「コップからしかくい木のはこにおさけをこぼすやつをやりたい」と言い出したので、今夜はもっきり酒ごっこ。先日蕎麦屋で見て気になってたらしい。「コップのはしからながれおちるときがとってもキレイだよねえ」などと言いながら、満足げに水をすすっている(笑)
パスタじゃないよ、生のズッキーニだよ。千切りピーラーで細く切ったズッキーニを塩や好きな油や好きな薬味で和えるだけ。サラダ感覚でズビズバ食べられる。こういう爽やかな前菜が夏は旨いですな。中国語名は涼拌意大利瓜(ズッキーニの冷菜)。
アサリをどっさり使って蒜蓉粉絲蒸蛤蜊(アサリのニンニク春雨蒸し)!戻した春雨の上にアサリを並べ、醤油ダレや薬味をかけ、口が開くまで蒸す。アサリの出汁とニンニクの香りが春雨に染みて、異様な旨さに変身!ビールが進みますなあ!
トマトすき焼き。トマトと割下を煮立てたところにふわっと牛肉をかぶせて火を通し、溶き卵で食べる。トマトの酸味と旨味が牛肉の脂と割下を爽やかにし、アラフォーにも優しい驚きの美味しさに。
ミントを料理に多用する雲南省。その中でも最もシンプルなミント料理が、涼拌薄荷(ミントの和えもの)だ。塩・油・酢など最小限の調味料でミントを和えるだけ。わずかな味付けでミントの爽やかな香りがむくむくふくらみ、清涼感に満ち溢れた前菜になる。初めて食べた時は衝撃を受けたなあ。旨い…!
今夜はご馳走!大量のミントを使って雲南料理の薄荷牛肉湯(ミントと牛肉のスープ)。下茹でした牛肉を生姜とコトコト煮込んであっさり塩味に仕立て、ミントをドサっと投入。煮えばなを食べると爽やかな香りがたまらない!柔らかな牛肉。優しさに満ちたスープ。そしてこれが薬味タレで更に化ける!
我が家の定番・クレソンとマッシュルームの鍋。ひき肉を多めのオリーブオイルで炒めたら水を注いで少し煮込み、黒胡椒。たっぷりのクレソンとマッシュルームを都度好みの具合で煮て、取り皿に汁を少し取り、粒マスタードを溶いて絡めるようにして食べる。豊かな香り。多彩な食感。今ここにある幸福。
雲南で知った韮菜炒薄荷(ニラとミントの炒め物)。作り方は超絶簡単で、たっぷりの菜種油でニラをさっと炒めて塩を振り、ミントを炒め合わせたら出来上がり。味の濃いニラにミントの香りがこんなに合うとは…と衝撃を受け、我が家の定番になって早十数年。ニラ炒めの新しい地平をご覧あれ!
先日5歳になった我が子に誕生日ケーキを食べたいかと尋ねたら、「ケーキよりわがしがいい。ようかんとか」と言う。少しは華やかなものが良かろうと、とらやの棹物・雪紅梅。「きれいだねえ!ほんとうにおいしそう!」と本人は大喜び。五本の蝋燭を嬉しそうに吹き消し、半分近くをペロリと平らげた。
今年もこの季節がやってきた!この時期に何度も作る菜の花と貝柱の鍋。帆立の干し貝柱を一晩水に浸けて戻したら、戻し汁ごと煮立て、塩と日本酒で味付けして、菜の花を煮る。ひと口食べれば、これ以上アレンジする余地なんてないことがすぐに分かる。単純ゆえに最強。これぞ横綱相撲!
超簡単なのに旨さがおびただしい蝦米蘿蔔湯(干し海老と大根のスープ)。薄切り大根と干し海老を軽く炒め、水を注いで煮込むこと約30分。淡く優しい旨味のスープが冬の日の冷えた身体にしみじみと染み渡る。柔らかく煮えた大根の甘くてうまいこと。家族三人、思わず感嘆のため息が出て笑顔になった。
日本で最も有名な鍋になりゆく感もある妹尾河童のピェンロー。椎茸の戻し汁で骨付き鶏肉・豚バラ・白菜・春雨を煮込んで胡麻油。それを塩と唐辛子粉で喰うだけで異様に旨いのだから、名声にも納得。毎冬何度も作る。最大のコツは余計なアレンジをしないこと。ググって出たレシピをそのままやろう!
十数年前にマカオで知ったポルトガル式の魚の塩焼きの食べ方、ホント重宝してる。好きな白身魚を塩焼きにして、香菜orパセリと玉葱を刻み、塩・オリーブオイル・ワインビネガーとよく混ぜたやつをソースにしてかける。これだけで見慣れた塩焼きがポルトガル料理に変身!白ワインがガバガバ進む。
山薬湯(山芋スープ)。鶏を茹で汁で人参を柔らかく煮たら、細かく叩き崩した山芋を加えて軽く煮る。塩で味を整えてから溶き卵を細く流し入れ、碗に盛って青葱と胡麻油。これだけでふわふわとろとろあったかスープの出来上がり。簡単なのに旨すぎて、作った本人がびっくりした(笑)
人に酒を無理強いする人間が本当に嫌いだ。酒が好きなら人に飲ませず自分が飲めばいいではないか。飲ませるなら、相手が酒を好きになるように飲ませればいいではないか。無理強いは、酒にも相手にも敬意がない行いだ。つまらぬ支配欲を満たすために酒を使うな。そんな奴は酒好きを名乗るな。五流め。
横浜市がGo toと併用できる独自の宿泊奨励政策を始めたと聞き、横浜市民として払った税金を回収しにいくことにした。ニューグランドの本館が金曜泊でも朝食付きで7600円(家族全員分)とは…。この政策には違和感しかないけど、近くに住んでると泊まる機会がない湾岸ホテルを知る機会にはなりそうだな
香菜粉絲。春雨をニンニクと香菜で炒めるだけだが、そのシンプルさが食材の風味を際立たせる。ニンニクと香菜がたっぷりからんだ春雨をずずっとすすれば、意外な旨さに目を見開くはずだ。板状の粉皮やきしめん状の粉条で作ってもそれぞれ旨い。江南地方の田舎で知った鮮烈の美味。
この料理を知らずしてトマトの旨さを語ることなかれ、の西紅柿炒蛋(トマトの卵炒め)。中国では誰もが知る定番で、家庭ごとにレシピがある勢い。どう作っても旨くはなるが、僕は卵を先に炒めて味付けは最小限に絞る派。トマトが熟する夏の今、一番美味しい料理。ご飯やうどんにぶっかけても最高。
茗荷も中華料理になる。枝豆とサッと炒め合わせた野荷炒毛豆。江南地方で初めて食べた時の衝撃は凄かった。炒めた茗荷の香り良さ。枝豆と茗荷の小気味良い食感のコンボ。少しクセのある菜種油がピタリとハマっていて、夢中でレンゲを動かした。今やすっかり我が家の夏の定番。
炒めたキュウリの美味しさはもっと知れ渡っていいはずだ。賽の目切りにしたキュウリと鶏胸肉を甜麵醬ベースのタレで炒める醤爆鶏丁。ポキュッとしたキュウリとムチムチ鶏肉に甘じょっぱさがからみ、異様に旨い。夏のド定番!
ところてん、どうやって食べてますか?酢醤油?黒蜜?だし汁?今日の我が家は青島涼粉!細かく刻んだキュウリや人参をかけて黒酢タレで仕上げるだけで、ところてんが限りなく食欲を刺激するおかずに化けるのだ。一度レンゲを手にしたら、止まらなくなる!
夏が来るたびに何度となく作る拍黄瓜(キュウリの冷菜)。中国では15億人の人民全員が知る定番料理で、ものの5分で作れるお手軽料理だが、キュウリの食べ方としては最高峰の部類だと思っている。 おうちで中華 - 拍黄瓜(キュウリの冷菜)#note note.com/chijintianxia/…
レシピはこちら。 ズッキーニの60分焼き|樋口直哉(TravelingFoodLab.) @naoya_foodlab #note note.com/travelingfoodl…