蓮根の初物が出てたので、蓮藕排骨湯(蓮根と豚スペアリブのスープ)。蓮根が特産の湖北省の名物料理だ。柔らかな豚スペアリブの旨さもさることながら、その旨味を吸ってねっとり仕上がった蓮根とそれら全てが溶け合ったスープが実にご馳走。一時間煮込むだけでこの旨さが得られるなら楽なもんだ。
白油豆腐(豚ひき肉と豆腐の炒め煮)。四川料理なのに全く辛味のない豆腐煮で、麻婆豆腐の原型かも。豚ひき肉を炒めて、下茹でした豆腐と水を加えて煮て、とろみをつける。味付けは塩だけで、豆腐とひき肉の味わいをピュアに楽しむ。意外なほど満ち足りた味。子供でも食べられるのもいい。
えのきだけに醤油ダレと刻みニンニクをのせて5分蒸すだけの蒜蓉蒸金針菇(えのきだけのニンニク蒸し)。超絶簡単かつ低コストだけど、まるで貝柱のように豊かな旨味のえのきだけは食べごたえ抜群で、驚くこと請け合い。赤ピーマンを生唐辛子に変えてもまた旨い。「蒸す」は確実にQOLを上げる。
炒めたキュウリの美味しさよ、もっと広まれ!夏が近づくと作りたくなる醤爆鶏丁(キュウリと鶏肉の甘辛味噌炒め)。賽の目切りにした鶏胸肉とキュウリを甜麺醤で炒める。熱されてポクポクした食感になったキュウリと鶏胸肉に甘辛味噌味がからみ、ビールも呼べば、ご飯も呼ぶ。夏の北京の定番料理!
よくわかんないんだけど、羊の丸焼き程度のものに対して、ダメー!見るのが嫌だー!とわざわざ書いてくる人はなんなんだろう?嫌なら勝手にフォロー外せばいいだけだと思うけど、まさかこちらがアップを控えると思ってるんだろうか。とりあえず全部ブロックしときますね。マジ意味わからん…
レタスは火を通して食べるのが広東人の知恵!塩と油を入れた湯で10秒ほど湯がいて醤油ダレをかけるだけで、かさが減って、甘味が増して、でもほろ苦さが良いアクセントになって、ひとりで一玉も余裕の美味しさに化ける。広州生活で知った我が家の定番・白灼生菜(茹でレタスの広東式醤油だれ)!
我が家の定番・クレソンとマッシュルームの鍋。ひき肉を多めのオリーブオイルで炒めたら水を注いで少し煮込み、黒胡椒。たっぷりのクレソンとマッシュルームを都度好みの具合で煮て、取り皿に汁を少し取り、粒マスタードを溶いて絡めるようにして食べる。豊かな香り。多彩な食感。今ここにある幸福。
トマトに手が伸びる陽気になってきましたな…ということで、永遠の定番・西紅柿炒蛋(トマ玉炒め)。卵の火入れ具合はその時の気分次第で、今日はふわふわよりトロトロ寄り。トマトの汁を吸った卵が旨い!家族一同、レンゲを激しく動かす。
クレソンを馬並みに多食する広東の家庭料理・西洋菜滾牛肉湯(クレソンと牛肉のスープ)。滾とは煮えたぎる湯で短時間火を通す調理法で、クレソンをグラグラ煮てから下味をつけた薄切り牛肉を入れる。ものの数分でクレソンの香りとほろ苦さが染みた、風味豊かなスープの出来上がり。クレソン二束瞬殺!
昨日はセント・パトリックス・デー。緑のビールを飲む習慣があるこの日、お馴染みのWyvernではなんとこんなスペシャルな一杯が!PUNK IPAにブルーキュラソーを垂らして緑色にしたビールの上にギネス!「映えだ!」「映えですね!」と大喜びしてグビリ。映えだけじゃなくて旨い!
【2/24発売】noteのレシピ集「365日美味しい中華料理20選vol.2」を2/24(金)12時から発売します!初期価格は500円。「発売時点でのこのツイートのRT数」まで初期価格を継続しますので、皆さまのお力で拡散にご協力頂けますと大変嬉しいです。あと、よければ買ってください! note.com/chijintianxia/…
ダメだこりゃ。 子ども予算倍増は「出生率が上がれば実現」 木原官房副長官が見解:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASR2Q… #
クラフトビールの店に来て、「クラフトビールはまずい。日本人には普通のビールがいい」と無駄に主語が大きいことを得意げに語る客二人組がいて絶句してる。しかも、その二人組が明らかに自分より歳上(つまりアラフィフ以上)なので、「年の功」という言葉を辞書から削除したくなってる。
海南島で知った蠔煎蛋(牡蠣の卵焼き)。福建や台湾のオアジェンのようにさつま芋粉でぶわぶわにせず、両面をじっくり焼いて円盤状の卵焼きに仕上げる。旨いに決まってるが、海南名物の泡辣椒(唐辛子の漬物)と大蒜の醤油ダレで食欲がブーストされて、一人で一皿を瞬殺してしまった。これは幸せ!
お手軽で汎用性が高く、なんせ美味しい干貝豆腐湯(帆立貝柱と豆腐のスープ)。要は帆立貝柱の戻し汁で豆腐と好きなアブラナ科の青菜(今日は菜の花。青梗菜や小松菜など何でもOK)を軽く煮るだけだが、旨味は十分。薬味や胡麻油の香りで立派な中華スープになる。身体に瑞々しさが満ちるよう!
dancyu webで見かけて作ったハンガリー料理ののグヤーシュ。牛筋肉に下味つけて焼き付けてから、別途炒めた香味野菜と合わせて2時間煮込んで、更に根菜数種を入れて一時間…って極めて面倒くさかったが、その苦労は報われた。たっぷり入れるパプリカパウダーのコクと香りが肝。これはお店の味だ。
中華料理界最強の白菜キラー・醋溜白菜(白菜の黒酢炒め)!白菜の芯を甘味を凝縮させるように炒め、葉を加えてしんなりするまで炒めたら、たっぷりの黒酢ダレを炒め合わせて完成!白菜自身の甘味と黒酢の香りが結びつくだけで、山盛りの白菜を瞬殺できる美味になるのだから凄い。冬のド定番!
1/25はお馴染みWyvernでバーンズナイト。スコットランドの酔いどれ詩人ロバート・バーンズの生誕祭で、彼の「ハギスに捧げる詩」を朗読してからハギスが詰まった胃をナイフでかっさばく儀式がある。開始時間の19時に滑り込みセーフ!カウンターにドカンと置かれたハギスの迫力にどよめきが起こる。
宴はまだ中盤!見よ、白子の昆布焼きの圧倒的迫力!こういう宴会は素材重視で手をかけずとも旨い料理が最適だな。パツンパツンの皮から中身がとろりと溢れて無我夢中。旨い白子は大量でももたれない!これ、白子と昆布をフライパンにのせ、部屋の石油ストーブで焼いたので、飲みながら熱々を喰えた!
猊鼻渓。小さな木舟で石灰岩の岸壁に挟まれた渓谷を90分かけて往復する。冬の名物がこたつ舟!周囲を透明の屋根と窓で覆い、中にはこたつを完備!ぬくぬくしながら雪の渓谷を眺められると聞いて、親子で「行きたい!」と叫んだのだった。で、これが最高だった。
岩手県一関は餅の里で、冠婚葬祭や季節の行事に餅が欠かせないそうだ。餅尽くしの膳は、あんこ、クルミ、じゅうね(エゴマ)、ずんだ、納豆、おろし、ねぎ、ゴマの8種類の餅に雑煮もつく。餅好きの6歳我が子はこぼれんばかりの笑顔。普段は炭水化物に淡白な僕も、妙に餅が旨くて箸が止まらない。
【無料公開中】1/20~23まで無料公開中です。この機会にどうぞ。ホント重宝しますので。 おうちで中華 - 肉末蒸蛋(豚ひき肉の中華風茶碗蒸し)note.com/chijintianxia/…
東北料理の漬菜粉(白菜の漬物と太春雨の炒めもの)。豚肉の旨味と発酵の酸味を掛け合わせて春雨に吸わせる、地味ながらも恐ろしくそそる一品。作り過ぎに見えるかもだが、このくらいないと瞬殺されることが分かってるのだ。十数分後、空の皿を見て、その正しさを知る。冬の間に何度も作る定番!
ピェンロー(扁炉)は広西壮族自治区の鍋と日本の雑誌では紹介されているが、中国では全く無名だ。あの地方では「鍋を食べる」ことを打煸炉(pinlou)と言うので、特に名前もない鍋料理を食べた日本人が煸炉を固有名詞だと勘違いし、更に漢字も微妙に間違って広めた結果ではないかと思っている。
春雨と白菜の下には肉がどっさり!レシピは「妹尾河童 ピェンロー」でググろう。最大のコツは余計なアレンジを一切しないこと。あなたの創作性はこの料理には不要だ。ググって出たレシピをそのままやろう!