たぶん大佐(@Col_AYABE)さんの人気ツイート(古い順)

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侵攻の最初の週、ロシアの電子戦はキエフ北部のウクライナ地上防空部隊を混乱させ、長距離かつ広範囲に実施された弾道・巡航ミサイル攻撃によって大きなダメージを与えた。これによりウクライナは劣勢な戦闘機部隊を防空戦闘に投入せざるをえず、大きな損害を出した。
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だが、ロシアの前進が停滞するにつれて、ロシア軍は自らが機能的な通信計画を持っていない事実に直面した。部隊には訓練された無線手がおらず、暗号通信を解読する暗号鍵も無かった。一部は安価な中国製無線機のため、ウクライナ側のジャミングに脆弱さを露呈した。
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装甲部隊に追従するはずだった対空車両の行動も貧弱な通信によって阻害された。当初、極めて効果的だったジャミングが、自軍に深刻な通信障害をもたらし、地上部隊間に致命的な影響を与えたのである。
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侵攻2日目以降、ロシア軍は電子戦を縮小した。 ウクライナ軍地対空ミサイル部隊は、早期警戒・ミサイル誘導のためのレーダーシステムの再稼働に時間がかかったものの、この機会を逃さず再配置され、その機能を回復させたのである。 …以上
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ウクライナでの航空作戦に関するRUSIのレポート読んだんですが、ロシア軍のA-50早期警戒管制機が「情報は直接、戦闘機部隊と共有されない。通常、地上の指揮所を介して(時にはさらにIl-20M中継機を介して)戦闘機部隊に伝達される」とあって、ちょっとビックリ。
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「フォース・マルチプライアーとしてのA-50早期警戒管制機の有効性は2つの点で制限されている。まず、電子戦攻撃により極めて簡単に能力を低下させることができること。実際、ウクライナ軍が信頼できる成功例をいくつも報告している。次にロシアの航空作戦は地上作戦に従属するため
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索敵情報は通常、A-50とCAP中の戦闘機やS-400のような地上配備防空火器との間で直接伝達されない。代わりに、指揮所を介して伝達される。このためデータ転送速度が極めて遅く、A-50を用いて戦闘機や対空火器による交戦を誘導する能力は制限される」……だってさ
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『ウクライナ上空における露軍戦闘ヘリ』なぜ、戦闘ヘリの投入が減少したのか、について英国RUSIレポートより。 侵攻初期、Ka-52はMi-28やMi-24/35とあわせてウ領内50kmまで侵入したハンターキラー任務を遂行したが、4月以降その数を急速に低下させた。昼間攻撃の損失がそうさせたのだ。以下翻訳
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ロシア軍ヘリの防御装置はミサイル警報装置と対抗手段を組み合わせたもので、紛争を通して正しく機能して敵ミサイルを退けた。しかし、敵地では非常に多くのMANPADSを浴び、対抗手段を使い切ったか、消費削減のため半自動or手動モードにしていたことで、多くの命中弾を受けている。
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初期の大きな損失のあと、ロシアの戦闘ヘリはもっぱら戦線を越えることはせず、その後方からの遠距離無誘導ロケット攻撃に切り換えた。200ft程度の低空を飛行し、15~30度の上げ角をつけて、山なり軌道で既知のウクライナ軍陣地に投射すると、すぐに対抗手段を投下しながら引き返した。
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こうした攻撃は精度が悪く、ウクライナ兵に掩体で砲撃が止むまで隠れているのを強いるくらいの効果しかなかった。 ドンバス戦線では、ウクライナ兵を眠らせないため夜間攻撃も実施した。ロシア軍の地図は古く障害物の位置が正しく記載されていないこともあるため、夜間の低空飛行は苦労したようだ。
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対戦車ミサイルも攻撃に用いられたが、ロシア軍ヘリは振動抑制機能が乏しく、遠距離ではミサイル内蔵の光学センサーが目標のクリアな画像を確保すること苦労した。そのため目標に接近せざるを得ず、MANPADSの餌食となった。 最後のハンターキラー攻撃は6月となった。 …以上
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『ジャベリンが対ヘリ攻撃に有効』 レポートのなかに「直射モードのジャベリン対戦車ミサイルは、フレアやチャフの影響を受けないため、ㇲすべてのロシア軍ヘリに対して極めて有効」ともありました。興味深いので補足しときますね。 twitter.com/Col_AYABE/stat…
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日本唯一の10式戦車のみで編成された部隊であり、西方が誇る機動打撃戦力 「西部方面戦車隊」!(所在地:玖珠駐屯地 @camp_kusu) 3日間にわたる取材を武若雅哉カメラマン(@m_takewaka)と一緒にしてきました。次号の「Jグランド」にて彼らの勇姿をお届けします!
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『「イエス・サー」「イエス・マム」は廃止か? 海兵隊新兵キャンプにおけるジェンダー統合問題』 アメリカ軍は20年の国防権限法に基づき新兵訓練のジェンダー統合の推進が義務づけられてはいるが、研究機関のレポートは海兵隊に男女別呼称の廃止を提言、とのこと。 marinecorpstimes.com/news/your-mari…
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この冬、ロシア軍のベラルーシ国境からの再侵攻、およびベラルーシ軍参戦の兆候が論じられていますが「その可能性は低い」とする分析ツイート。以下翻訳 twitter.com/HN_Schlottman/…
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むかーし、日本のナチマニア界隈で、オットー・スコルツェニー(75年没)が実は生きていて、松陰神社で犬の散歩をしている姿が見られた、という噂があったのじゃ twitter.com/sow_LIBRA11/st…
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『A-10攻撃機の退役開始を承認』 火曜日に議会を通過した2023年度国防権限法は、空軍の長年の要望だったA-10攻撃機の退役を認めた。 今回の21機のA-10退役承認は、維持を主張する議会と退役を求める空軍の長い意見不一致がついに解決したことを意味する。以下翻訳 defensenews.com/air/2022/12/07…
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近年、イラクやアフガンの戦場でA-10は多くの近接支援任務を果たし地上の兵士を守ってきた。しかし空軍は、低空低速で飛行するA-10は中国のような近代的防空システムを有する敵と戦うことはできないと主張してきた。 「A-10は穏やかな空には最適の機体だが、将来我らが向かう先にそんな空は無い」
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空軍はA-10退役を求め続け昨年2022年度予算でも42機の退役を求めたが議会に拒否された。 しかし時代は変わった。2023年度予算でフォート・ウェイン基地の21機が削減され、同数のF-16に代替される。
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アメリカの国防予算(国防権限法)を見てると、けっこう議会から「あれを使いなさい、これを買いなさい」と具体的な修正を入れられたり、運用的なとこまで口を出されたりしてて、議会/議員側も高い専門性が求められるのだなぁ……と感心
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アメリカ軍の高度な訓練を受けたサイバー戦要員が、充分な勤続期間を経ずに高給な民間に転職する状況が続いており問題視されているようだ。 サイバー要員の増員を掲げた自衛隊にとっても他人事ではないと思われ。 military.com/daily-news/202…
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大晦日、ロシア動員兵 数百人が死傷か? 宿舎としていた職業訓練校にHIMARSが命中。東部ドネツク州マキイフカ。 ドネツク筋は死者100人未満としているが、ウクライナ軍は400人と発表。またロシアの極右活動家イゴール・ギルキンは「死者と負傷者が数百におよぶ」と。 reuters.com/world/europe/u…
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ギルキンは「隣接する建物に弾薬が集積されていた」とも。 軍事専門家ロブ・リー氏は「動員兵に依存すると、小部隊指揮官が不足するため部隊を分散させることが困難になる。しかし、弾薬庫の隣に集結させておくなんて、きわめて単純な指揮統制の失敗だ」とコメント