わかる。数字で編成を表すのはかなり近代的な軍隊で、例えばロードス島戦記のようなファンタジー世界とは合致しない。 騎士団のような中世的団体であれば、普通は各部隊は指揮官の名前で呼ばれるだろう「〇〇騎士団マールバラ公爵隊」とか。 twitter.com/ahsmybss/statu…
元ロシア空挺部隊員、パベル フィラティエフ氏のウクライナ戦争の驚くべき経験のスレッド。 (現在彼はロシア国外に避難している) 彼は第56近衛空襲連隊に所属し、ウクライナ南部で 2 か月間戦った。 戦争前からクリミアの兵舎に電気も無く、人数分のベッドもなく、靴は合ったサイズの物がなく…。 twitter.com/ChrisO_wiki/st…
空挺部隊なのに部隊の半分はパラシュートの畳み方を知らず、書類上500人いる部隊は160人ぐらいしかいない。 訓練計画はずさんで、氷点下の気温を屋根なしトラックで移動して部隊は肺炎になり、コロナ検査は結果が修正され、中隊長にいたっては部隊に顔を出さない…。
こう、あまりにも雑な降伏論が出たせいでおかしな事になっているけど、国防の選択肢としては停戦とか降伏もちゃんとある。 冬戦争の時みたいに死力を尽くして防戦して、ギリギリの所で停戦した事もあるし、デンマークのように数時間しか抵抗できずに降伏した例もある。 しかしまず防戦するのが大前提。
侵略を受けて即座に停戦する、と言うのは事実上の降伏だし、その後の終戦時の交渉で著しく不利になる。 場合によっては国家そのものが解体され、歴史上の存在になる事も珍しくない。
また小国の場合、軍は降伏しても政府や王室は国外脱出し、残存戦力と外国軍の力で国土を奪回する例もある。 第二次大戦ではノルウェーはこの例にあたり、イギリスから国王がラジオで国民を励まし、ノルウェー軍はイギリスから軍艦を供与されて海上作戦に参加している。
ノルウェーは軍人だけでなく、本国陥落時に海外にいた商船隊も戦争に参加し、大西洋を往復して軍需物資やイギリスの生活必需品を輸送している。 侵略に対抗するにも様々な段階や手段があり、即座に降伏し、抵抗を止める前にできる事、すべき事がたくさんある。
ましてどのような国防上の選択肢を取るかは当事国の国民と政府が選択すべき事で、当事国でもない我々日本人が当事国であるウクライナ政府と国民の選択肢についてとやかく言うべきではない。
金が無いから艦船を保存できない、というのは日本だけじゃなくて、イギリスでも第一次第二次大戦を戦い抜いた戦艦ウォースパイトを保存出来なかった。 ベルファストはロンドン戦争博物館別館として保存されてるけど、71年とだいぶ経済が持ち直した時に引退したからできたとも言える。
開戦当初から「作戦や兵站が杜撰なのはわかるが、それを差し引いても弱すぎる」と思ってロシア軍を見てきたけど、大隊戦術群が実際には中隊戦術群だとすれば合点もいく。 120個大隊の侵略と120個中隊の侵略では規模がワンランク違う。 ウクライナ軍が一個旅団で複数の敵旅団を抑えられる訳だ。
馬鹿馬鹿しいなぁ。いくら日本国内で軍事研究を禁じた所で、ロシアの無人機にはキャノンの一眼レフがそのまんま搭載されてるんだから。 そもそも諸外国では科学技術は軍民問わず技術であって、例えばiRobot社が軍用のパックボットも掃除用のルンバも両方作ってるのが普通。 日本が異常なだけなんだよ。
正確に言えば日本の学者の世界が、というべきかもしれないな。 自分たちは軍用技術の民間転用の恩恵を受けておきながら、逆に軍用技術の発展を白眼視するなんて、単に自分たちに都合がいいきれい事を言ってるだけじゃないか。
まぁロシア軍が腐敗して部隊の員数がスカスカなのは、ある程度予想できる反面、ウクライナ軍が果たして定数通り充足されてるのか、よくわからない。 開戦後はみんなきれいなウクライナの面ばかり見ているけど、国家の腐敗度ランキングではかなり上位の国だったからな。
タンクバイアスロンに参加したスーダン軍のT-72、障害に接触してスタックするという結果に。 これスポーツとしてマジで面白いな。各国も現役を引退した戦車で参加したらいいのでは。 twitter.com/conflictsw/sta…
「インフラへの投資は経済を成長させる」という当たり前の現実。 この30年間の低成長でこれが否定される事が多くなってしまった。 twitter.com/bonde_tetsu/st…
「なんで日本経済は成長しないんだろう?」 インフラに投資しないからに決まってるじゃないですか。
すごい記事だ…。2日で9台の装甲車両を撃破したウクライナ兵のインタビュー。 彼は本格侵攻前からウクライナ軍にいるベテランの兵士で、中隊でジャベリンが使える唯一の兵士だった。 仲間を救うため、わずか40m!の距離でジャベリンを発射した事もある、と。 pravda.com.ua/articles/2022/…
もちろんジャベリンは最低安全射程50m以下で発射するべきでない事を彼は知っていたが、身の回りにRPG一つなく、他に戦友を救う手段がなかったため自爆覚悟で発射した。 「とっさにトップアタックモードを切り替えることができなかった。ダイレクトモードで発射できればよかったのに」
この至近距離でジャベリンを撃たれたロシア軍の装甲車は転輪と履帯を破壊され、しばらく走ったのちに放棄されて炎上したとのこと。弾頭が起爆しなかったのかな?
ジャベリンは発射まで30秒かかるが、戦場での一分一秒が貴重な時に30秒は長すぎる、とも。 しかし車列をジャベリンで攻撃するとロシア軍は後退していくので、その欠点をありあまる効果があり、彼はジャベリンの威力に畏敬の念をいだいていると。
彼のようなプロの兵士から見ると、ロシア軍歩兵の動きは信じられないものだったようだ。 「まるで訓練のように静かに装甲車から降り、なんの障害物もない場所で膝立ちの射撃をしてくる。彼らは遮蔽物を探そうともせず、見えない盾があるかのように無防備だった」
ある村で戦っていたとき、ロシア軍の「グラード」ロケットランチャー車が現れ、800mほどの距離から40発のカセット全弾を村に発射した。 ロケット弾は村を焼き、人々に降り注いだ。市民、ウクライナ軍、そしてロシア軍にも。 「彼らは自分たちの命、村人の命をなんとも思っていない」
ぜひ自動翻訳で原文を見て欲しい。 ジャベリンの射手が安全な場所から敵戦車を簡単に撃破すると思ったら大間違いだ。 彼らは敵戦車の反撃で死線をくぐりながらジャベリンを発射し、命がけで前線を守り通している。
ウォールストリートジャーナルで記事にされ、世界中に称えられた彼の世界記録の戦果。 しかしウクライナ軍からはいまだ正式に叙勲されていないという。(記事執筆時点で) オレクサンドル自身は、「あの時予備のバッテリーとミサイルがあればもっと撃破できたのに」と悔やんでいるという。
この人が元陸自特殊作戦群長……。 twitter.com/musubi_sato/st…