最近、「ロシア軍と名乗る武装集団」という単語がちらちら脳内をうろつき始めている。
ロシアに残された外交カードはあまりに少ない。 格下には有効だった軍事力カードはボロボロでハッタリにもならない。 資源、食料カードもあるが、第三国経由で西側に売られたらそこまで。 とすると、残った核カードの価値を上げるしかない。
破壊工作に欧州が反発することで「我々を追い詰めると核兵器を使うぞ」と脅しをかけて譲歩を引き出すつもりなんだろうが、つまりは「瀬戸際外交」で、北朝鮮のやっている事と大差ない。
ノルドストリームを破壊すると海水が入ってすぐには直せない。不可逆操作だ。 やったら取り返しがつかないのだから「やるしかない」という状況でないとやる意味がない。 動員兵で戦局を逆転する自信があるならこんな事をやる必要は全くない。
ノルドストリームの破壊工作の件、冬に向けてエネルギー危機を煽って欧州の分断を図ろうとしているんだろうな。いかにもFSBが考えそうなプランだ。 しかし逆にいえば、そのような破壊工作に頼るという事はウクライナの戦況を軍事的に逆転させる見通しが立たなくなったという事ではないのか。
ルカシェンコがいるからベラルーシは戦争に巻き込まれていないとみるべきか、そもそもルカシェンコがいなければこんな危うい立場にベラルーシが立っていないとみるべきか。
これ自体は間違っていない考え方だと思うんです。 ただ、献花に訪れた大勢の人々というのは誰にも操作できない実数であるのに対して、世論調査、特にマスコミ実施の世論調査というのはブラックボックスでいくらでも操作可能な実数なわけで、世間の人がその二つのどちらを重視するかという事ですよね。
今回の戦争のロシア軍、「軍事作戦べからず集」があったら載ってるであろうケースが満載でお腹いっぱいすぎる。
ははは、いくらロシア軍が追い詰められているからって、貴重な貴重な電子戦車両を、護衛もつけずに単独行動させて、ウクライナ軍の前衛に補足されて撃破されるなんて、あるわけないじゃないですか。 ははは……。はぁーあ。 twitter.com/praisethesteph…
безопасность、ロシア語の安全保障はセキュリティという意味もあって、二つは同じ単語が使われる。 つまり他人に占有されないためのセキュリティが安全保障だと思っている。 逆に言えばセキュリティがザルであれば自由にして良いという理屈が成り立つ。
今ロシアでプーチン大統領が亡くなって国葬が行われたとしたら、国葬反対のデモなんてできると思いますか? 習近平主席なら?金正恩総書記なら? 安倍晋三が邪悪な支配者だったと思っている人は、本当の支配者とか権力者というのがどう言うものかわかっているんですか?
この場合、ロシアの人は初めから鍵付きの箱に入ってると、「ああ使われたく無いのか」と思うんですよ。 逆に言えばセキュリティをかけてないものは誰が使ってもいいと思っている。 で、自分が使われると、「ああしまった、鍵付き箱を用意してなかった」と思う。
ウクライナ軍総司令官のザルジニー大将がコメディアン志望だったってマジ? コメディアンになれずに軍人になった司令官と、コメディアンとして大統領を演じて本当に大統領になったゼレンスキー大統領が戦時にコンビを組むなんて、歴史には面白い偶然があるもんだ。
ほんと、単純に見えて深刻な問題な気がして来たぞ。 ロシアの人に「そのスコップは置いてあるだけで私の物だから使わないでください」と言って、「だったら鍵付きの箱に入れておけばいいだろう」という答えが返ってくる時、我々はどうしたらいいのか。
アメリカのシンクタンクのカリーヴさんが、「ロシアは国ではない。マフィアの集合体のようなものだ」と言っていた意味が、だんだん分かってきた気がする。 曲りなりにも社会主義、共産主義という規範を失った今、権力者も国民も誰も社会の事を考えていないんだ……。
やっぱりそういう論文あるんだ……。 >論文「ロシアにおける遵法精神の欠如」が強烈な内容だと話題に - Togetter togetter.com/li/1869089
それは一般の人が愚かだとかそういう話ではなく、人は万物に興味を持つことができないのだから当たり前の事だと思う。
ミリクラは軍事に興味があるので実際に戦争で負けた場合どうなるかいろいろなケースを知っているが、一般の人はとくに興味も無いしどうでもいいと思っている。 だから「戦争が起きたら降伏すればいいじゃないか。困るのは政府の人間だけだ」という短絡的な主張に疑問を持つだけの前提知識がない。
日本でもいるでしょう、他人の自転車をためらいなく乗り捨てる人が。 ああいう「使ってないんだから俺がつかっていいじゃないか」という短絡的な日常感覚で社会を運用するとこうなる。
私物、公共物、というカテゴリの間に「占有物」という概念があって、それは自分の物ではないが自由にしてよいという感覚。 普段からそういう感覚で暮らしているから占領地でも同じ事を自然としてしまうのでは。
これは私の感想なんですけど、もしかしてロシアでは自分が自由にできる物は自由にしてよい、という肌感覚があるんでは。 だから占領地の品物は盗むし、保管兵器の部品や動員兵用の保管装備も横流しで売ってしまう。 「これは他人の物」「これは公共の物」という概念が希薄なのでは。
えっ…。軍から銃とアーマーは至急されるけど、医薬品は足りないから自動車事故用の市販救急キット自分で買いなさいとか言われてないこれ? twitter.com/bayraktar_1lov…
しかしなぁ。 「予備兵器の再投入」なんて口で言うほど簡単じゃないよね。このサビだらけのトラックを元の姿に戻すなんて実質レストアでしょ? この台数を稼働状態に戻すのにどれほど手間がかかるやら……。
ロシア陸軍野戦ロケットおよび砲兵隊の司令官、ボリス・トチコフ大佐、戦死。 ロシア軍大佐の戦死は今戦争35人目。 彼はウクライナ軍反攻開始時にイジューム市にいたが、指揮本部へのHIMARS攻撃によって死亡した模様。 twitter.com/MrKovalenko/st…
動員兵を収容する兵舎どころか、テントすらない始末。 twitter.com/masa_0083/stat…