リマン戦役が終わった。 次は北のボロバを守っているロシア軍が南北から挟撃を受ける事になる。 リマンから北東へウクライナ軍が進撃するとクレミンナが危うくなり、ロシア軍は戦線を引き直せるかどうか試練を迎える。
無料で車を走らせ、占領下メリトポリからザポリージャまで、人々の避難を助けていたレオニード・バスタンジエフ氏。 ロシア軍に補足され殺害されてしまった模様。 「彼は英雄だった」と。 twitter.com/AndrewPerpetua…
>ノボシビルスクの女性たちは、動員された夫のために兵舎のフェンスに食料を運びます。 どうやらプーチンは、30万人を養わなければならないことを忘れていたようです。 twitter.com/JulianRoepcke/…
結局、全てが不信から出発しているから、国家間の信頼とか合意といったものを方便としか見なしていないんだろう。 だからいつまで経っても味方が増えないんだあの国は。
結局、ロシア人にはこの光景の意味が理解できなかったのかもしれないな。 日米両国は核兵器使用の歴史的事実を踏まえた上で、両国の未来のために協力している。 だけどロシア的には「そんなはずはない。今でも恨んでいるから従わせられているに違いない」と思っている。
そう言えばロシアの戦闘機は野戦簡易整備前提で、エンジンなどの主用部品は重メンテナンスせずに交換する設計だと聞いた事がある。 大規模戦争だと整備兵も不足するから、あらかじめ予備エンジンをたくさん用意しておいて、交換するだけにする、と。 コレだと素人同然の整備兵でもそれなりに飛ばせる。
詳しくは以下のツイートに書いてあります。 twitter.com/masa_0083/stat…
元ツイートのリプライ欄で、ちゃんと別アングルから見ればSu-57 だってラインになってるだろ、と反論が来ていますが、F-35の製造ラインはプロジェクションマッピングで作業手順を機体に表示するなど最新技術が投入されており比較になりません。 そもそもロシアには電子部品がないし。
>この Su-57 生産ラインと F-35 生産ラインの比較は、これらの航空機の最も重要な違いを要約しています。 1つは、世界で最も生産技術的に進んだ戦闘機です。もう1つは実質的に職人技です。 twitter.com/alexhollings52…
本当に滑稽だな今のロシア。いくらプーチンが宣言してウクライナ4州を併合したところで誰も承認しない。ロシア政府の書類上だけの事で、現実にはリマンでロシア軍は包囲されているというのに。 街一つ守れないありさまでモスクワで吠えたところで何の意味が?
ま、ウクライナを助けても結局第三次大戦になるのかもしれないけど、少なくともロシアの通常戦力はボロボロで、もはや東欧や欧州中央、アメリカに攻め込む力はない。 だから仮に開戦してもだいぶスケールダウンしたサイズになるはず。
ソビエトに侵略されたフィンランドを世界がもっと支援していたら。 あるいはドイツに侵略されたチェコやポーランドを支援していたら、第二次大戦は起きなかったかもしれない。 今のウクライナ支援はそういう重大な歴史の分岐点にある。
韓国にしてみれば、ロシアがボロボロになればなるほど北朝鮮の二大支援国、ロシアと中国が動きづらくなるからウクライナ支援はやればやるほどお得。 これぞインガオホー。
「アバババーッ!なぜ韓国サンがウクライナ側について欧州に武器を送りまくっているんですか!?」 とロシア政府は思っているかもしれないが、スターリンの頃北朝鮮を武装させて韓国を侵略した報いが帰ってきてるだけなんだよな。
そういう「国家としての末期的フェーズ」の匂いがロシアからはする。
当然外交方針も場当たりなので外国からは冷たい目で見られるばかり。 全方位が敵になった上に軍も崩壊して、ついには国そのものが粉々になってしまう。
そしてそういう軍隊というのは、開戦前にはすでに国力の限界に達していて、「このままではじり貧になる」という無茶な政治判断で場当たり的に投入される。 長期的な目標も無く動かされているので、軍人たちでさえどう戦争を動かしていくのかわかっていない。
そのうちに軍組織に不満を抱いた最高指導者が直接現場介入したりするんだけど、前線の現状や兵站の状況を把握せずに命令するからさらにめちゃくちゃになっていく。 破滅が破滅を呼び、誰にもどうする事ができない状況に陥っていく。
現実と理念が乖離するというのは企業でも個人でもあるどそういうレベルではなく、もはや現実と指導が分離していて、弾がないのに攻撃命令が出るとか、食料が送れないのに前線を維持しようとするとか、組織的な行動が実行不可能になるレベルでめちゃくちゃになっていく。
まだわからないけど、ロシア軍のようにすさまじく負けていく軍隊と言うのは士気が低いとか戦略が間違っているというレベルではない傾向があるんだよね。 もはや通常の軍組織が維持できなくなって崩壊していく。
本来、「部隊内で不祥事がありました」という報告はむしろ「よく報告した」と言うべきところなのに、「人事考課に響く」というような予測を現場の部隊長がしていたとすると、それは陸自の人事の問題。 現場のせいにして済む話ではない。
あまり考えたくないが、イジュームでも虐殺があったようにリマンでも虐殺があり、奪回される事で露見するのを恐れているのか?
リマンは4方向に道路が伸びているので、平坦拠点として価値が高い。 が、なによりも兵力が不足しているロシア軍にとって、必要不可欠な拠点でもない。 特に進撃の拠点となっていたイジュームが奪回された以上、リマンの戦略的価値はそれほど高くない。 なぜ死守しようとしているのか?
ほぼ99%の確率でロシアが負けると思うけど、仮に勝ったとしてももうソビエト時代の保管兵器はすっからかんだし、ここまでウクライナに苦戦した事で軍事的権威は失墜、西側との契約の信用度もゼロ。 いったいこの先どうやってロシアを運用していくのやら。
『戦争は女の顔をしていない』の著者スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチさんが、 「我々はロシアの衰退をみているのではなく、ソビエトの真の崩壊を見ているのだ」 とコメントしていたけど、今ソビエトの遺産でかろうじて食いつないでいるロシアを見るとまったくその通りだと思う。