完成度とは「そんなこと誰も気にしない」修正や改良の集合体である。
蛾や蝶のもふもふがコウモリの探査音に対する吸音材であることは以前から知られていましたが、羽(鱗粉)も吸音のための微細な構造を持つ「音響メタマテリアル」であることがわかったそうです(超音波の70%を吸収)。こんなに軽くて薄い吸音材は技術的にも画期的かと。 pnas.org/content/early/…
40代半ばからずっと心掛けていることの一つは「一定割合で、依頼されていない仕事をする」だった。プロの創作者として社会の要請に答えることは重要だが、それだけに専念していると、いつの間にか自分たちを既存の価値観に閉じ込めてしまう。「依頼されない仕事」はいつも、未来への布石だった
拾い物のGIF(作者不明)です
質問「イカのような骨のないものはどう描きますか」 答え「骨はないけど機能的な構造はあります。イカを三角アタマの10本足の生き物だと思っていませんか。実際は三角のヒレを波打たせて前後に移動する流線型の生き物です。対象の機能と構造の関係を正しく理解することがスケッチ基本なのです。」
乙武さんが半袖でワイドショーに出てたらしいんだけど(見てない)、それ見て「なるべく長袖着て欲しい」「なんでわざわざ腕まくりして」「腕出さない方が…」とかツイートしている人が結構いるのを見ると、切断者が普通に義足で街を歩ける社会は遠いなあと思ってしまう。
「自分でやった方が早い」と感じているクリエイターが、「まかせた方が遠くまで飛べる」と確信できるようになるには、勇気と経験がいる。だけど、その成長によって得られるものはとても大きい。
こうしてみるとケンタウロスってやっぱ昆虫だな。胴体が胸と腹に別れてるし、足6本あるし。 twitter.com/ArtifactsHub/s…
この発言は酷すぎる。意に沿わないと政府対策分科会会長の発言を「自主研究」呼ばわり… twitter.com/asahi/status/1…
ライフサイエンス系の顕微鏡写真の国際コンペ、Olympus Image of the Year Award 2020の受賞作品の一枚。 40種以上の蝶から集められた95枚の鱗粉! さすがに実物を一箇所に並べた集合写真ではなく、個別に撮影した写真をレイアウトしたものだそうです。 olympus-lifescience.com/ja/landing/iot…
ああ、きれいだ。 亡くなったクリスト&ジャンヌ=クロードの遺志を継いだ壮大なラッピング。 twitter.com/Pari_no_suzume…
念のために言うと、「スタイルを優先して機能を犠牲にしたデザイン」も、人々がそのバランスに価値を認める限りは、良いデザインとなり得ます。 (例えば、ハイヒールの靴とか)
私たちが自然を通じて認識する「美しさ」には2種類ある。一つは景色や生き物から直接受け取る美的体験、もう一つはその背景にあるルールが見えた時に得られる美的体験。かつては前者はアーティストのもの、後者は科学者のものだった。 #多摩美術大学特別講義
上がってきたデザインがなんか違うと感じた時は、感じたことだけを率直に伝えてください。 色やフォントをどうしろとか、もう少し右にとか具体的な指示をしてはいけません。 あいまいでぼんやりした要求でいいんです。それを聞いて具体的な処方見つけ出すのが、デザイナーの仕事です。
寅といえば、やっぱ千早だよなあ。 皇国の守護者 佐藤 大輔 (原作)/伊藤 悠 (漫画) (*画像は2005年第9回メディア芸術祭マンガ部門のサイトより転載)
「2〜3匹のわずかな戦力で人の家に侵入し、半年ほどで家中の害虫を駆除したうえ、謝礼を求めることなく次の戦場へと赴く。」 水彩スケッチ添えてみた
人物と乗り物の動きに関して超人的な技術を持っていた大塚康生さんは、未来少年コナンにも作画監督として招かれて多大な貢献をされています。でも、第1回に描いたラナについては宮崎駿さんからダメだし食らって二度と描かせてもらえなかった話が好き。 (左が大塚版ラナ)
「分断されてしまったオリンピック」というメッセージを強烈に投げかけながら、同時にとても美しいインスタレーション。 松田将英 @masahidematsuda さんの作品(見浜園にて) itsnicethat.com/news/masahide-…
いま医療機関に「病床出さないと名前晒すぞ」みたいなことを言うのは、味方に銃を突きつけて進軍させるみたいなものなんじゃないかなあ。結局、戦線が崩壊して戦略的な敗北を決定づけるだけのような気がする
【再掲】手をうまく描くコツは、丸い板に五本の指が生えている物として描くのではなく、手首から5方向に分かれている長い指があって、最初の関節までは肉が間を埋めているものとして描く事だ。 デザインの骨格「手を描いてみましょう」 lleedd.com/blog/2011/02/1…
デザイナーは、美的感覚や視聴覚触覚の快感など極めてパーソナルな価値観をモノにこめて制作するため、これが受け入れられないと、人格を否定されてしまったようなダメージを受ける。しかし商品の常として、さまざまな原因で市場との乖離が起こりうる。打たれ強さがないとやっていけない。
ダイソン製品のノイズは高周波成分が多いからなあ。 例えばドライヤーでは、13枚の羽を毎分11万回転させており、発生するノイズが、人の可聴域を超える高周波になるよう設計されているそうです。 掃除機の場合はそこまでではないにしても、猫たちにとっては許せないノイズなのでしょう。 twitter.com/monakanko/stat…
駄目なデザイナーがいっそう駄目になるのは、デザインされたものしか見ないからである…植物学や地質学の本の方が、はるかに豊かな栄養を恵んでくれる。人は、自分の専門を遠く離れたものに親しまないかぎり、豊穣にはなれない。 (後半は全く変える必要がなかった、笑) twitter.com/Cioran_Jp/stat…
実は、自分がデザインしたものをシド・ミード氏が描いてくれたことがあります。 1988年のNHK「コンピュータの時代」という番組のために、坂村健氏の構想に基づいて「B-TRON」コンピュータをデザインしました。NHKの依頼で米国に図面を送って、帰ってきたのがこのイラスト。感動しました。 #SydMead