ごま(@g_z_m_z)さんの人気ツイート(リツイート順)

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すれ違いざまに体育の学生さんが「先生、おはようございます!異常気象です!」と爽やかに挨拶してくれた。「暑いですね」とか「陽射しが強いですね」どころではない力強い季節の挨拶の誕生である。
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音楽の先生が倉庫に眠っていたアコーディオンを出して使えるように調整しようとしたら、長らく使っていなかったせいで、空気を出して出して出しまくってもいつまで経っても中に溜まった昭和の空気が出てくる、今度専門家の指導のもと天日干しにして昭和を出し切る、という話を聞いて無限に笑っている。
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人類が起きたら朝ごはんが出てくると理解している猫たちにかなり早い時間帯に起こされ、「やったー!人類起きたからごはんだー!」と喜ばれながら朝ごはんを出し、人類は二度寝して一時間後に起床したところ「やったー!人類が起きたからごはんだー!」と朗らか猫に大喜びされたのだが多分それは違う。
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ゼミ生たちと行った上野の森美術館の兵馬俑展、墓を守るため置かれたという獣の像が可愛すぎたのでグッズを買っていたら、横でゼミ生が「昔の人はお墓を守りたくて一番強くて怖そうな像を作ったのに先生の可愛いセンサーに引っかかって可哀想」と獣に同情していて笑ってしまった。可愛いはパワーだよ。
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新入り猫の深夜の構い倒しタイムがいつもより少し遅れてしまったのだが、リビングでカタリ、カタリと音がするので様子を見に行ったら、いつも私と遊ぶ場所に猫じゃらしと蹴りぐるみを並べておもてなし準備パーフェクトの新入り猫が爆音で喉を鳴らして待っていた。新入り猫、賢く健気な陽キャで面白い。
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ゼミが始まる2時間ほど前に、ネコたちに「ゼミが終わるときにちょっと出演してもらえる?」と依頼したところ、一匹は「そろそろ?まだ?」と3回くらい様子を見にきたし、もう一匹はゼミ終了30分前くらいから膝の上で待機していて、ゼミ終了間際に顔見せしたらそのまま「じゃあね」と立ち去っていった。
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今週時間が取れなくて、賢い担当の猫の通院を母に行ってもらったのだが「全然怪獣なんかじゃなかったわよ、少し鳴いていたという程度で」との報告を受け、昨夜から今朝にかけて「いいですか、私の母は猫の病院に慣れていないので、賢いさんが付き添ってあげるのですよ」と説得した甲斐があったらしい。
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闇の中から聞こえる声に「……力が……欲しいか……」って問いかけられたら「間に合っています」と答えるけど「相手に失礼にならない程度でいいから知っている人の顔をちゃんと識別できる力がほしいか?」と畳みかけられたら多少の闇堕ちは必要経費として計上してもいいと思うくらいには力がほしい。
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学生さんの「あのエモい写真」「あれね、あのエモ言われぬやつ」という会話が聞こえて、「エモい」と「得も言われぬ」が合体進化を遂げている気配を察知した。
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朗らか担当の猫は寝ている私を起こしたいとき頭突きしたり大きな声を上げたりするのではなく、私の手の届くところに猫じゃらしを並べるという、爆睡する人類には何も影響を与えない謎行動を取るので、目が覚めてから「どれだけ起きて欲しいと思っていたか」が猫じゃらしの本数で数値化されて目に入る。
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パクチーが嫌いな学生さんと話をしていたのですが「先生、パクチー食えるんすか!マジすか!それ美味しく食べられるものめっちゃ増えるじゃないっすか!かー!いいなー!羨ましいっすね!」という未だかつて聞いたことのないレベルのスーパーポジティブ炸裂の「嫌いな食い物トーク」でとてもよかった。
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住友に勤めていた祖父から「会社から送られてきたものだがお前さんが使いなさい」と随分前にもらった泉屋博古館の青銅器レプリカ、「使えと言われましても」と仕舞い込んでいたのですが、アルフォートやホームパイにぴったりサイズであることに気づいて使い道を見出してしまい困惑している。
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研究室の来客のために大学付近での弁当の買い出しを引き受けてくれたゼミ生さん、「お客様なら大盛りの方がいいだろうか」と思案していたと後から他の学生さんに聞いた。若き体育会系男子の「おもてなしなら大盛りなのでは」という気遣いと悩みが尊くまばゆくありがたいが普通盛りだとなおありがたい。
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先住猫は膝の上で抱っこすると「よろしくってよ、私を膝に乗せることを許します、寛ぎましょ」みたいな感じで穏やかに静かにごろごろいうだけなのだが、新入り猫は「うはは!うはは!うはは!自分、猫なんで!抱っこ!抱っこされて!うはは!」みたいなよくわからないテンションで爆音でごろごろいう。
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私が猫にですます調で話すせいか、猫の主治医もいつもうちの猫にクールなですます調で話してくれていたのだが、猫が「先週の検査がどれだけ嫌だったか(推定)」を延々と先生に訴えたら「今日は検査はないでちゅよ」と励ましてくださって、クールな先生の唐突なでちゅまちゅ調に全私が萌え震撼した。
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賢い担当の猫、病院から帰るタクシーでも疲れ果てた怪獣のように鳴いているので、陽気な運転手さんが「お?注射ですか?注射はなー、嫌だよなー、わかるよー」とずっと慰めてくれて多分運転手さんも注射嫌いなんだろうなって思いつつ、実はうちの猫、今日は注射されてないんですって言い出せなかった。
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爪を切る時可愛い担当の猫(故猫)は「緊急脱出!緊急脱出します!」と飛び出そうとし、賢い担当は「今私、とても、とても、我慢してるの」みたいな反応なのだが、新入り猫は「うはは!うはは!抱っこして!握手して!爪!うはは!」みたいな意味わからないテンションで爪切り放題で私が動揺している。
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卒論修論に取り組んでいる皆様に毎年のご案内です。自分の論文が無価値に思えたり、自分はゴミ野郎だと思えてきたとき、思い出してください。その惨めな気持ちの原因は多分寒さと空腹と睡眠不足です。まずは暖かくして、ご飯食べて、しっかり寝るところから始めましょう。休息を取るのも卒論の内です。
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ゼルダの伝説のテレビCMを見るたびに、学生に勧められてゼルダとSwitchを買ったはいいがへたっぴすぎて馬に乗れないのでずっと徒歩圏内で敵を避けながらどんぐりを拾って暮らしている、という縄文人みたいな先生のことを思い出す。
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野球のバントの話を聞くたびに「これはかわいらしいバントだー!」という実況が聞こえて、かわいらしいバントを見たくてテレビの前に行ったら川相選手が一塁にいた日のことを今でも時々思い出す。
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卒業生さんが「研究室に置いていったWiiを回収させてください」という連絡をくれたのだが、Wiiの生態がわからない私は途方に暮れ、「あなたのコントローラーの画像をすべて選択してください」とロボットを判定するみたいなLINEを送ってしまった。
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朗らか担当の猫、私が授業動画を録画しているのを初めて目撃して、「人類どうしたんすか!どうして一人で鳴いてるんすか!」と駆け寄ってきてつぶらな瞳で懸命に見上げ、私が何かしゃべるたびに「な!」「なお!」「ななな!」とめちゃくちゃお返事してくれるので仕事にならないわ可愛いわで大変です。
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研究室にほぼ手ぶらでいらした学生さんとやりとりするうちに曇り空から猛烈な土砂降りに急変したため「雨が通り過ぎるまでここで雨宿りしていいよ」と言ったら「水泳部なので大丈夫です!」と爽やかに去っていったけど、水泳部って台風の土砂降りの中、陸上を駆け抜ける部活じゃなかろ。
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母の姉が「いつも服を買っていたお店がぐうになっちゃったの」と言っているらしくて、母によればそれはGUのようなのだが母が「お姉ちゃんの馴染みの婦人服店がぐうになっちゃったんだから仕方ないのよ」と言うので「ぐうになっちゃったら仕方ないね」と賛同した。確かにぐうになっちゃったら仕方ない。
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小学校国語に関わる授業で暦の話をして、「自分の誕生日の時期の二十四節気、自分で名づけるなら何にする?」という問いに「湿度が高すぎるので」という理由で「爆髪(ばくはつ)」と答えた学生さんの季節感を大切にしたいし、「今日は暦の上では爆髪です」とか言ってみたい。