ごま(@g_z_m_z)さんの人気ツイート(新しい順)

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五つある猫のトイレのうち二つは日中と夜間で置いてある位置が変わるのだが、昨夜は移動し忘れた。賢い担当の猫が私を呼びにきてトイレに入り、私を見上げ、そのまま出てきて、普段なら夜にトイレのある位置にいき、私を見上げ、床を見、私を見上げ、「に?」とおっしゃるので慌ててトイレを移動した。
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すれ違いざまに体育の学生さんが「先生、おはようございます!異常気象です!」と爽やかに挨拶してくれた。「暑いですね」とか「陽射しが強いですね」どころではない力強い季節の挨拶の誕生である。
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授業を録音する私「では続いて、中唐の詩人を同じ視点から見てみましょう」 賢い担当の猫「にゃーん!!!」(力強いカットイン) 授業を録音する私「はい!可愛い!」 賢い担当の猫「ふな」(勝ち誇ったお顔) 授業の録音を慌ててオフにする私。 満足した様子で力強く立ち去っていく賢い担当の猫。
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人類「竜田川が緑色になったんだって」 賢い担当の猫「ふな」 人類「世の中は何か常なる竜田川ってやつだね」 賢い担当の猫「ぐぐぐなるぐるるなる」(何かめちゃくちゃ語り出す) 人類「あ、あの和歌は竜田川でなくて飛鳥川か」 賢い担当の猫「ふな」 時々賢い担当の猫が本当に猫なのか不安になる。
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朗らか担当の猫は寝ている私を起こしたいとき頭突きしたり大きな声を上げたりするのではなく、私の手の届くところに猫じゃらしを並べるという、爆睡する人類には何も影響を与えない謎行動を取るので、目が覚めてから「どれだけ起きて欲しいと思っていたか」が猫じゃらしの本数で数値化されて目に入る。
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猫に興味がないうちの弟は足元に近づいてくる猫に「すみませんが近づかれると困るので少し退いてくれませんか」と丁寧に交渉する上に、猫に興味がなさすぎて猫の運動神経を理解しておらず「猫の通路に荷物があるのよくない」とせっせと片付けるので滅多に猫に会わない癖にめちゃくちゃ信頼されている。
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チュールがご飯になるとかいうCMを観て「猫のご飯いろいろあるなー」と感想を呟いて数十秒後、賢い担当の猫が半分寝ぼけたような顔をして現れ「猫のご飯の話をしましたね?」と尋ねられて「あなたのご飯の話ではないですね」と慌ててご理解をいただきながら猫のベッドにご案内したらそのまま秒で寝た。
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今週時間が取れなくて、賢い担当の猫の通院を母に行ってもらったのだが「全然怪獣なんかじゃなかったわよ、少し鳴いていたという程度で」との報告を受け、昨夜から今朝にかけて「いいですか、私の母は猫の病院に慣れていないので、賢いさんが付き添ってあげるのですよ」と説得した甲斐があったらしい。
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賢い担当の猫が朝から一生懸命何だかとても長い話をしてくれるので、何か必ず伝えたいことがあるはずなのだけど分からず、結局付いてこいというので従ったら「さっき飲んだお薬をここにぺって出してしまったので拾ってもう一度飲ませてほしい」という話だったらしく、飲ませ直したら悠然と寛ぎ始めた。
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賢い担当の猫は「ご飯を要求します」となると抱っこしてもお話しても「違う!ご飯!」と断固たる態度をとるのだが、朗らか担当はご飯が欲しくても一度抱っこされると「うはは!抱っこ!いいっすね!うはは!」となってくれる代わり、ご飯出すから降りてくれと頼んでも「無理っすね!」と拒否される。
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猫のお勧めの場所に半日置いたら動き始めました。ありがとうお店の人、ありがとうお日様、ありがとう猫。
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大事に使っていたお気に入りの懐中時計が動かなくなってしまったのでしおしおしながら時計を買った家電屋の電池交換と修理のコーナーに持って行ったら、丁寧に見てくれた店員さんがとても言いにくそうに「あの、五日間日に当てると動くと思います、ソーラーなので」と教えてくれた。空腹なだけだった。
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私が心から信頼しているクールでクレバーで猫に優しく誠実な猫の主治医は口を開けさせるときいつも「お口の中見ますよ」とおっしゃっていたように思うのだが、今日は「はい、にゃーん!」とおっしゃっていて、あ、口を開けさせるとき業界的には「にゃーん!」って指示出すんだ!可愛い!とときめいた。
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日本の大学教員の給与の話で好きなのは有名私立大学の先生が海外でタクシー運転手さんに月収聞かれて正直に答えたら「え、可哀想」とめちゃくちゃ素で同情されたという話と、私大から旧帝大に移った先生が振り込まれた給与の余りの少なさに「月に2回給料日があるのではないか」と疑ったという話です。
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遠い昔、史実の孔明の羽扇からは多分ビームが出ないということを全学の一般教養的な授業で言及して、陽気な三國無双ファンから「史実バレやめてください!」「ビーム出せるって信じていたのに!」「出るもん…孔明絶対ビーム出せるもん…」みたいな感想をもりもりもらったことをふと思い出した。
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キャンパス内ですごい勢いで弁当をかきこんでいる学生がいて、急いでいるのかなと思いつつ近くを通りがかったら、正面に大きなカラスが立って上下に伸縮しながら「いいもん食ってんな?なあ兄ちゃん?いいもん食ってんなあ?」みたいな空気感出しながらめちゃくちゃ圧をかけてきていて大自然を感じた。
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スーパーで買った物を袋詰めしていて、隣の若い夫婦が深刻な顔で「この袋に何を入れるか」を協議していて「これは重い」「これは傷みやすい」「だからってこれだと軽すぎる」と揉めているので何かと思ったら、乳母車のお小さい人類が自分も一人前に荷物持ちに参加できるのを今か今かと待ちわびていた。
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賢い担当の猫、病院に行く道では相変わらず怪獣みたいに大騒ぎするのだが、血圧の薬が効いたらしく病院への信頼が爆上がりしており、待合室では大人しい怪獣になり、診察台の上では先生に優しく話しかけていただいて恐る恐る先生の方を見ながら遠慮がちに話を聞いてもらう一生懸命な怪獣になっている。
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賢い担当の猫、病院から帰るタクシーでも疲れ果てた怪獣のように鳴いているので、陽気な運転手さんが「お?注射ですか?注射はなー、嫌だよなー、わかるよー」とずっと慰めてくれて多分運転手さんも注射嫌いなんだろうなって思いつつ、実はうちの猫、今日は注射されてないんですって言い出せなかった。
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賢い担当の猫を病院に連れていこうとしたらいつも通り怪獣みたいに鳴き始め、その声に朗らか猫が飛び出してきて「何すか!姉さんをどうするつもりっすか!姉さんを離せ!姉さんを!あ!そ、そのバッグは、病院、病院っすね、病院は、その、自分、無理っすね」と心配そうな顔をしたまま後退っていった。
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Twitterで本の宣伝をしてくださる出版社さんへ 装丁が凝っている本は表紙写真に加えて背表紙もご案内いただけるととてもありがたいです。 書店の書架で本を探してもなかなか見つからず、書架を何度も見回して、結局買う予定のなかった本も追加で5、6冊買ってうきうき帰宅するという事案が起こるので。
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賢い担当の猫は病院に行かなくてはならないと気づいてから帰宅するまで怪獣みたいに鳴き続けるのだが、どうも「帰りたい」「落ち着かなきゃ」「頑張って私」みたいな独り言のようなので、病院のスタッフさんに「頑張ってるね、偉いね」と褒められると急に低いダミ声で「あ、どうも」みたいに返事する。
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ゼルダの伝説のテレビCMを見るたびに、学生に勧められてゼルダとSwitchを買ったはいいがへたっぴすぎて馬に乗れないのでずっと徒歩圏内で敵を避けながらどんぐりを拾って暮らしている、という縄文人みたいな先生のことを思い出す。
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賢い担当の猫はお薬を飲むとき「せーのでお口開けてください、はい、せーの!」と言うと口を開けてくれるのだが、朗らか担当の猫もある日を境に急に「せーの!」で口を開けてくれるようになった。賢い担当に教わったのか見て覚えたのかわからないけど、人間の取り扱い方法を覚えてくれるの大変助かる。
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大きな犬も小さな犬も「可愛いなぁ」と思いながら見ていると「可愛いなぁと思いながら犬をご覧のあなた!こちら!可愛い犬です!あなたと目が合って!鼻の先から尻尾の先までとっても嬉しい犬です!可愛い犬です!どうぞ!ご堪能ください!」みたいな顔をしてくれるので通りすがりの多幸感が半端ない。