ごま(@g_z_m_z)さんの人気ツイート(リツイート順)

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普段は薬嫌がらない賢い担当の猫、「お薬だよ」と声をかけたところ珍しく「いま忙しいので」とケージの中に隠れてしまい、「だったら後にしようね」と放っておいたらしばらくしておずおずと出てきて「用件がすみましたので」といつも薬を飲む敷物の上に座って小さな声で私を呼ぶので賢いにも程がある。
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外国の学者に「この優秀な日本人研究者はどうしてこんなに早く亡くなったのか」と聞かれて、先輩が「彼は原爆投下時に広島にいたのでその影響だと聞いています」と答えたときのその学者の酷く衝撃を受けた表情を時々思い出す。多分その人の中で知識が現実にリンクした瞬間だったのだと思う。
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学生さんたちが「サブカル界隈は昭和がまだ強いですよね」というので「みんなが昭和だと思っているものの半分は平成前半だと思うよ、セーラームーンとか平成だよ」とお伝えしたところ、「平成は私たちの時代」的な感覚を持っていたであろう学生さんたちがちょっとバグった奇声をあげていて面白かった。
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猫「人類こっち来て、ベッドに座って、猫を撫でて、待って、猫を撫でないで、猫にお布団かけて、人類お布団に片足入れて、猫が真ん中に寝るから端っこにいて、動かないで、でももう少しずれて、そう、そこでいい、では猫は寝ます、おやすみ」 私「注文の多い料理店でもここまでではなかった気がする」
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猫に餌を与える近所の人と背格好が似ていたらしく、大学院生だったころ夜中に帰宅したら、猫が「あ!ご飯の人だ!」と5匹くらいぞろぞろ付いてきて、私が自宅のドアを開けるのを見届けて「違った」としょぼしょぼ帰っていくのを見たことがある。猫、意外と雑に人類を認識している。
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昨夜「夜に与えたものが夜ご飯」と思っている人類と「帰ってきた人類からもらうものが夜ご飯」と認識している猫との間で戦争が起こり、「(家にいた人類から)夜ご飯もらったでしょ?」「(帰ってきた人類から)夜ご飯もらってない!」とご飯の棚の前で争うも、猫は賢いので抱っこで示談となった。
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「7の倍数なのって見たらわかるんですか」と伺ったら、「綺麗な数なのでつい因数分解してみただけですよ」と謙遜なさっていた。
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『封神演義』を見るたび、大学一年の頃、某先生から「『封神演義』は学界では「封」の解釈の違いから「ほうしんえんぎ」派と「ふうしんえんぎ」派がいて読み方が定まっていなかったんだけど、ジャンプが「ほうしんえんぎ」とルビを振ったから学界の読み方もそこに落ち着いた」と伺ったことを思い出す。
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私よりかなり歳上の研究生さんがzoomゼミに関して一点どうしても言わせて欲しいことがあると、申し訳なさそうに遠慮がちに、意を決したご様子でおっしゃるので、ドキドキしながらご要望を伺ったところ「無理を承知でお願いしますが、ネコを、あの、先生のネコを今度画面で見せてください」と頼まれた。
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猫好きの来客に撫でまくられ褒めちぎられた猫、自己肯定感爆上げでご機嫌だったのですが、「可愛い尻尾ね」と触れられた途端「こんな可愛い声出せるの?」と驚くほどに可愛く上品な声で「にぃ」と小さく拒絶。猫の拒絶にも「おやめになって」みたいなエレガントモードがあるんだなと感心した。
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賢い担当の猫が朝から一生懸命何だかとても長い話をしてくれるので、何か必ず伝えたいことがあるはずなのだけど分からず、結局付いてこいというので従ったら「さっき飲んだお薬をここにぺって出してしまったので拾ってもう一度飲ませてほしい」という話だったらしく、飲ませ直したら悠然と寛ぎ始めた。
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台風直前の犬・猫をしまえTLを見ていると、仲良くなった野良猫のため、猫飼育可の部屋に引っ越し、猫の飼い方を勉強し、いろいろ買い揃え、その猫を説得し続け、翌年の巨大台風の前日ぎりぎり「猫しまい」に成功し、そのまま通院以外完全しまいっぱなしを達成した友人の家ののびのび幸せ猫を思い出す。
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賢い担当の猫を病院に連れていこうとしたらいつも通り怪獣みたいに鳴き始め、その声に朗らか猫が飛び出してきて「何すか!姉さんをどうするつもりっすか!姉さんを離せ!姉さんを!あ!そ、そのバッグは、病院、病院っすね、病院は、その、自分、無理っすね」と心配そうな顔をしたまま後退っていった。
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仕事から帰ってくると毎日賢い担当の猫に「こっち来て」と呼ばれ、自室の定位置で彼女のお話を聞く会が開催されるのだが、彼女には帰宅直後の人類にお話するときだけに使う「んにゃぐぐ、んにゃぐぐ」という鳴き方があり、多分固有の意味があるのだろうけど人類は愚かなのでお話の意味を理解できない。
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先週の授業でレプリカ竹簡を見せたら美術の学生さんがすごく興味を持ってくれたのだが昨日「授業後すぐ学内でとった竹を割ってバーナーで炙ってカンナかけてヤスリかけて糸で綴じて1週間かけて仕上げました!」と手製の竹簡を見せてくれて、1日経ってなお「竹簡作ってくれた」という感激に浸っている。
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南関東に雪が降ると知ったときの雪国の人たちのツイート、長命のツンデレエルフやツンデレドラゴンが知り合いの人間に対して「お前たちは弱くて愚かで何も知らないのだからな、本当に情けない」と毒づきながら「おい!待て!話を聞け!」とせっせと生き残るための知恵を授けてくれる的なところがある。
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最近綾辻行人の推理小説を順番に読んでいるのだが、当初は「すごい作家」としか思っていなかったのに、「このトリックを考えついた作家と、最近プイプイモルカーにどハマりして一緒に写真撮りまくってTwitterにあげているおじさんは同じ人」というエモい知見を得たせいで情緒が乱れて困っている。
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エビデンスという言葉を使うとき脳内にエビが
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会議の最終盤、発言を求められた人がマイクをオンにするや小さなオブザーバーの「パパ!何でまだ終わらないの?」とのお言葉がzoom会議室に響き渡り、参加者全員ふにゃふにゃになり、事務局長の「ごめんね、おじさんが悪いんだよ」、議長の「私からもお詫びいたします」との謝罪の後、早急に散会した。
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「結婚しそうなペアの1人が作中別の人と結婚してその引き出物のバウムクーヘンをもう1人が食べている」(概念)にバウムクーヘンエンドという名があるように「大切な誰かのために全ての汚名を被って苦しみの中で死ぬ」(概念)というハッピーエンドの引き出しに御成敗式目エンドというラベルを貼った。
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横浜駅で「やだー!ここ横浜駅なのやだー!他の駅がいい!ここ!横浜駅やめて!他の駅にしてー!」というイヤイヤ期らしい柔軟な発想のダメ出しがなされており、周囲の人々の心の中で横浜駅の存在が根底から揺らいでいた。
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締切より大切なのは睡眠時間と報連相だ!という方針のレポート課題「唐でも明でも昭和でもなく令和の李徴が虎になる物語を考え(あらすじでOK)、過去の李徴と理由を比較してください」、目安はA 4一枚と指定したのに大作で挑む学生たちから締切間に合わない小説家みたいな連絡が次々来る。面白い。
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周りには知られたくないけどこのポスターの情報(下部にある相談室の連絡先等)が必要な人が、立ち止まってこのポスターの写真を撮るときに「猫が可愛いから」とか「二宮金次郎と猫の組み合わせが面白いから」とか言えるの本当によい。
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卒論の追い込み中の皆さん、「バックアップ取るのは大事だと知っているがまぁ自分は大丈夫でしょ」と思うともなく思って何となくバックアップを取らずにここ数日の作業を進めている皆さん、今すぐメーラーを立ち上げて自分向けに卒論ファイル全部送りましょう。ごく稀にそれで救われる論文があります。
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「めちゃくちゃ面白い」と聞いてはいたもののSFは読み慣れていないから長編読めるかなぁと敬遠していた『三体』をようやく読み始めたんですけど、どうして誰も「『三体』はやさぐれ有能警察官と材料工学の研究者のおじさん2人の凸凹バディものだよ」っていう超激アツ情報を教えてくれなかったんです?