1001
カナダのサスカチュワン州で撮影された、池の表面に張った氷を突き破って現れるビーバーの動画。氷の下の水中を泳いで移動し、岸に近い水深が小さな場所に来て底に脚をつけ、体を上げた場面と思われる。氷が割れる音や、再び氷の下に潜っていく様子などが興味深い。 via @ABC
1002
狂犬病がみられない国を緑色で示した世界地図。 bit.ly/3A3Je9N 日本の犬に由来する症例は1950年代が最後で、西欧、北欧、オセアニア、小さな島国でもみられない場合が多い。しかし世界的にはみられる国が大半。日本では狂犬病を意識する機会が減っているので、海外に行く際には注意が必要。
1003
国際宇宙ステーションから撮影された日没の動画。同ステーションは約90分で地球を周回するため、飛行士は一日に16回、日の出と日没を体験することになる。この動画では中盤で太陽が見えるようになり、終盤で地球の背後に沈む。太陽が沈む時の光の変化が見どころ。 via @NASA
1004
昨日のトンガ沖での海底噴火により、噴煙と津波による海面の乱れが生じた様子を宇宙からとらえた動画。噴火とその影響の規模の大きさがわかる。気象衛星ひまわりの画像から作成されたもので、噴火が現地で日没直前の17時10分だったことと広域の明暗の変化が対応。via @CBSNews
1005
生態系と大気の閒の二酸化炭素のやりとりが季節で変わる様子を示したアニメーション。緑色は森林等による二酸化炭素の吸収で夏に活発。肌色は枯れた植物の分解等による放出で冬に活発。灰色はほぼ収支ゼロ。温帯や冷帯で季節変化が大。ドイツの @Reichstein_BGC 氏が作製。
1006
「湖水効果雪」と呼ばれる現象をスイスのレマン湖で撮影した動画。強い寒気が相対的に暖かい湖水の上に到来した際に、温度差により大気が不安的になって水蒸気が湖面から多量に供給され、雲と降雪が生じる現象。より大規模なものが北米五大湖などでみられる。 via @NashWX
1007
サウジアラビア西部のタブーク市は砂漠の中にあり、年平均降水量は約30mmしかない。しかし標高が700m台で、冬には雪が降ることもある。最近雪が降った際に、地元の人が伝統的な歌と踊りで祝っている動画。寒そうだが積雪は貴重な水資源で、彼らにとっては恵みの雪。 via @ABC
1008
サウジアラビアの北西部で約4500年前に石で構築された多数の墓を報告した The Holocene 誌の論文(全文閲覧可) bit.ly/3FE3qjW 著者は豪州の Matthew Dalton 氏ら。道に沿って広域に分布し、当時の人が砂漠を数百キロも移動したことを示唆。規模は異なるが前方後円墳と似た形状も興味深い。
1009
米国ミネソタ州で昨年の冬に撮影された、凍結しつつあるシャボン玉を夕日が照らしている場面の動画。撮影時の気温は氷点下27℃程度まで下がっていたとのことだが、夕日による赤っぽい色彩のために、一種の温かみも感じられる興味深い映像。 via @ABC
1010
トルコ北東部からジョージアにまたがるポントス山脈は、日本では知名度が低く、日本からの訪問者も少ないが、多様かつ風光明媚な自然景観が見られる場所。最高峰のカチカル山(3942m)の周辺で撮影された写真のコレクション。 bit.ly/3nGclLE 下の写真の撮影者は同国の Rüştü Bozkuş 氏。
1011
2016年頃から広く認知されるようになった「スティーブ」と呼ばれる特異なオーロラのタイムラプス動画。米国の Andy Witteman 氏がカナダで撮影。形が細長く、数時間継続する通常のオーロラよりも早く消滅。電離層の中の高速イオン流との関連が指摘されている。 via @CNLastro
1012
2020年1月にフィリピンのタール火山が噴火した際に撮影された火山雷の動画。通常の雷とは逆に下から上に進行。この際の火山雷を衛星画像やSNSのコンテンツで分析した論文が米国地質学会の雑誌に出た。 bit.ly/3FUbCwg 雷は火口から30km先まで多発と判明。 via @ABC
1013
ヨシゴイは東~東南~南アジアやロシアでみられる鳥で、日本にも主に夏に飛来する。その画像集。 bit.ly/3r37lmp 首の伸縮率が驚異的で、短いときは体型がずんぐりとしているが、餌をとる時などに首を伸ばすと、棒のように長くなる。下の画像の撮影者は Cp9asngf 氏と Mike's Birds 氏。
1014
南極の東部にあるオーストラリアの観測基地の近くで撮影されたペンギンのユニークな映像。氷上に置かれたビデオ撮影のカメラを近づいたペンギンが蹴り、カメラが上向きに。それを二匹のペンギンが興味深そうに上から眺めている。蹴ったときの音も聞こえる。 via @AusAntarctic
1015
ギリシャでは山地や北部では冬に雪がよく降るが、昨年は南部で標高が低いアテネなどでも大雪に。同様の現象が今年も発生。エーゲ海の代表的な観光地のミコノス島の様子を数日前に撮影した動画。夏のリゾートを象徴するようなプールを持つホテルが雪景色に。 via @daphnetoli
1016
ヘリコプター等の回転翼が幻想的な環状の光を発生させている写真。 bit.ly/3fXB9KH アフガニスタンやカリフォルニア州で撮影され、米軍が公開したもの。砂漠などで多量の飛砂が発生している状況で、高速で回る翼と砂粒が衝突して生じる現象。グラインダーで鉄を削ると火花が生じるのと同様。
1017
ハチが昼行性であることを示した実験の動画。箱の中をハチが飛んでいるが、明かりを消すと即座に底に落下。落ちた後は底で動いているので傷ついてはいないと思われる。実験の実施者と動画の投稿者は英国ケンブリッジ大学の院生の Hamish Symington 氏。 via @HamishSymington pic.twitter.com/VSyJ0NlE7A
1018
米国やロシアなどの平原でみられるタンブルウィード(回転草)は冬の風物詩の一つ。寒くなって枯れた茎が根元で折れ、強い風が吹くと丸まった形で転がる。通常の草ではあり得ないほど遠方まで種子を運ぶことが可能。米国カリフォルニア州で撮影された動画の例。 via @ladbible
1019
バングラデシュの写真家の Abdul Momin 氏が撮影した同国の風景や動植物などの写真集。 bit.ly/3IGGClt 水蒸気や日射の影響で霞んだ農村の景色をとらえた写真が特に印象的。下の例では美しい風景の中に人物が小さく入っているため、人の日常的な活動との関連も感じ取れる作品になっている。
1020
イギリス・ロンドン郊外の公園で水面に張った氷を壊して進む白鳥を撮った動画。白鳥は餌の捕食などのために岸と水面を行き来するため、氷を積極的に割ることがある。映像とともに、水流と氷が割れる音が重なった音声も魅力的。撮影者は Scot Down South 氏。via @LesleyAM13
1021
ロシア、モンゴル、カザフスタン、中国にまたがるアルタイ山脈は、知名度は高いが遠隔地のため外部からの訪問者は少なく、風景写真の流通も限定的。Pixabay にある同山脈とその周辺の写真。 bit.ly/3r8flCj 険しい山、山麓の緩斜面、川沿いの段丘などを含む魅惑的な風景を持つことがわかる。
1022
ロシア東部のサハ共和国で撮影された、レナ川を流れ下る氷の一部が岸に乗り上げてきた場面の動画。多量の流氷がある時に強い風が吹いたりすると、氷がこのように岸に寄せることがある。氷の先端部の動きが、生き物が多数の脚で前進しているような雰囲気。 via @siberian_times
1023
インドで生まれた二つの宗教の伝搬を示した地図。仏教 bit.ly/3rYe2Fv 濃い橙色が発祥の地域、薄い橙色は今の仏教圏、黄色は過去の仏教圏。ヒンズー教 bit.ly/3HitYbZ 橙色がヒンズー教圏、黄色は影響が及んだ地域。いずれも矢印は伝搬のルート。作成者は Gunawan Kartapranata 氏。
1024
フィンランドの離島で港を閉鎖させそうになった流氷を、手こぎの一人乗りのボートで沖合に押し戻している様子の動画。船舶の例のように水上に浮かぶ物体は小さな動力で横に動かすことができるとはいえ、驚かされる映像。同国の Senja Larsen 氏が投稿。via @senjalarsen
1025
中国・青海省の海西モンゴル族チベット族自治州にある艾肯泉の空撮動画。「悪魔の目」とも呼ばれる砂漠の中の泉で、地下数百mから湧き出す水が硫黄を多く含むため色づいており、その色の見え方が時刻や天候に応じて変化。周囲の土地の赤さも硫黄分の影響。 via @XinhuaTravel