76
77
スペインの芸術家の Andoni Bastarrika 氏が砂で制作した動物などの像の写真集。 bit.ly/2WJrbnz 単純に砂を積んだり削っただけではなく、一部を着色し、角のようなアイテムを別途追加したと思われるが、それでもリアルな造形に驚かされる。一緒に写る本人の飼い主のような雰囲気も良い感じ。
78
ドイツの西端部には領土の中に蛇のように延びたベルギー領があり、それによりドイツの飛び地が5個形成されている。第一次大戦後のベルサイユ条約で、ドイツの土地の一部と鉄道一式がベルギーに割譲されて発生。鉄道は今は廃線で道路などになっている。現地の写真を含む記事。 bit.ly/3dY5BRW
79
モネなどの印象派の絵画に影響された刺繍を紹介した記事。 bit.ly/3bPrAco 参照した絵画と並べた画像も含まれる。油絵の雰囲気を刺繍で上手く再現できることがわかる。ウクライナの Ludmila Perevalova 氏の作品。通信販売のページ etsy.me/2Zi7zIS ではより多くの作品がみられる。
80
ネパール・カトマンズの市街地を南から見下ろす高台から東方のエベレスト山を撮影した写真。 bit.ly/3g8xR63 視角の関係で手前の山よりも低く見えるが世界最高峰。普段は見えないが、ネパールでは3月からロックダウンが行われており大気がきれいになった効果。地元の M4NGOpickle 氏が撮影。
81
イギリス南東部のラベンハム村には、大きく歪んだ木造の家が多数みられる。写真集 bit.ly/2WKmny1 15~16世紀に羊毛の布の生産で地域が急発展した際に建てられたもの。人口が急増し、切った直後の木も使って家を建てたが、それが乾燥した際に変形した結果。魔法の世界のような不思議な景観。
82
米国の有名な二人の天文写真家が協力し、最高の月の画像を作ろうと試みた結果。 bit.ly/3g6DSjD 一人はニューメキシコ州の天文学者の Connor Matherne 氏。もう一人はカリフォルニア州で自宅の庭から天体を撮影している Andrew McCarthy 氏。二人が撮った多数の写真を合成した芸術的な作品。
83
インドのコルカタに上陸した史上最強レベルのサイクロンに関するCNNの記事。 cnn.it/3e22Mza 大規模な避難が行われていることと、避難生活や救援活動の際にウィルス感染の防止を考慮していると報告。災害と感染の両方に完全に対応することは困難で、バランスをどうとるかの判断が重要と指摘。
84
オーストラリア・クイーンズランド州で、イルカがサンゴの断片などを、人への贈り物として何度も海岸まで運んで来るという記事。 bit.ly/3cOWra4 以前は観光客が餌をあげていた場所だが、最近は激減。単に餌がほしいのか、人恋しさの感情もあるのかは意見が分かれるようだが、愛らしい行動。
85
世界の写真家の交流を支援しているドイツの団体が企画した景観写真コンテストの入選作の紹介記事。 mol.im/a/8339405 自然景観を主体とする優れた作品が並んでいる。葉のない数本の木が雪面の上に立っている写真は、北海道で春先に強風が吹いた際に撮影されたもので、これが全体の最優秀作品。
86
世界で最も美しい通りと呼ばれることもある場所の写真2枚 bit.ly/3cXmFaG bit.ly/36luODb スペイン・へレス市のワイナリーの一角で、通りを天井のように覆うブドウから多数の木漏れ日が生じ、その分布が日射の方向に応じて変わる。壁にはシェリー酒のティオ・ぺぺのロゴが見える。
87
最近は映像をコンピュータで編集できるが、かつては機知に富んだアナログの手法が用いられた。1984年の米国映画「キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2」で、岩山の上に城を加えた事例。 bit.ly/2ZtPdV6 模型を手前に置いて撮影。支柱は撮影時には使わず右端だけで固定したと思われる。
88
葉の段階的な色の変化と並び方のために、ボケた写真かフォトショップ等で加工したように見える木の写真集。 bit.ly/2Zqi8JT 米国東部を原産とし、今も分布が米国にほぼ限られているアメリカハナズオウ。俗称はなぜか日本の代名詞でもあるライジング・サン。庭木として人気があるとのこと。
89
Zim & Zou はフランス人2名からなる芸術家のグループ。二人はグラフィック・デザインを学んだ後、主に紙を使った立体作品の制作を開始。コンピュータは使わず、製図や紙を切る作業は全て手作業で行う。時代の流れとは逆だが、それが作品の味わいを増していると思う。作品集 bit.ly/3e7DsI2
90
米国アイダホ州のツイン・フォールズ市近郊のスネーク川と周囲の空撮写真。 bit.ly/2yxUzUq 広い平原が狭谷で分断されている日本ではあり得ないような地形。谷壁の黒い石は玄武岩で平原は広大な溶岩台地の上面。約1.45万年前に上流の湖の決壊による洪水が長時間流下し、その侵食で谷が形成。
91
アイスランドの首都レイキャヴィークにあるハットルグリムス教会の写真。 bit.ly/3e7ClZ0 同市のランドマークにもなっている高さ73mの巨大な建物は1945年に建造が始まり、1986年に完成するまで41年を要した。デザインには地学的背景があり、同国で広く見られる玄武岩の柱状節理を模している。
92
世界最古の神殿と推定されているトルコ南部のギョベクリ・テペ遺跡が、精緻な設計に基づいて構築されているという記事。 bit.ly/36xJj6N 1万2千~1万1千年前という非常に古い建造物であるにも関わらず、環状の3つの構造の中心を結ぶと正三角形になっていること等をイスラエルの研究者が指摘。
93
スイス南西部のアーデルボーデン町を日没の少し後に撮影した写真。 bit.ly/2LWwmdx 観光がさかんな山間の集落で、雪に覆われた白い地表、影のように暗い斜面や木、および黄色系の街の灯りの組み合わせが印象的。インドネシア在住で世界的に活躍している写真家の Christina Tan 氏が撮影。
94
イタリア北部のヴェローナ市は、古代ローマ時代の円形競技場の遺跡などで知られる歴史的な都市。その郊外のブドウ畑の下に、やはり古代ローマ時代の見事な床のモザイクが埋まっていることが判明。細い溝を掘って公開した状況を伝える記事。 bit.ly/3bZQVjK 保存状態はかなり良いようだ。
95
コロンビア南部・グアタペ町の近郊にある巨大な一枚岩の空撮写真 bit.ly/2XxxHNm および地上写真集 bit.ly/36BUJH2 地質は花崗岩で、約7千万年前に地下で他の岩石の中に貫入し、その後に強度が低い他の岩石のみが侵食されて塔状に残った。比高は約200mで、649段の階段で登頂できる。
96
スロバキア中部のチェリーの木を含む風景を、多様な季節に撮影した写真を紹介した記事 bit.ly/2ZIilrN および四季の写真を組み合わせた画像 bit.ly/2M6diJQ 同国の写真家の Jozef Morgoš 氏が、日の出の少し後にお気に入りの場所を繰り返し訪れて得た作品。色彩の変化が印象的。
97
エジプト・アレクサンドリアの図書館にあるベンチの写真。 bit.ly/3esTYmi 本を模したデザインが興味深い。アレクサンドリアには、プトレマイオス朝~ローマ帝国の時代に学問の拠点として機能した重要な図書館があった。その跡地にユネスコとエジプト政府が2001年に建てた新図書館の設備。
98
インド北西部のラジャスタン州にあるラナックプール寺院の内部の写真2枚。 bit.ly/2AimiZP bit.ly/2TMzHjJ 15世紀に大理石を使って建てられたジャイナ教の寺院で、柱、天井、ゾウの像などに施された詳細な彫刻が素晴らしい。写真の空間は4500平米の広さを持つ寺院の建物のごく一部。
99
英国の写真家の Rekha Garton 氏は、自らを被写体に加えた作品を積極的に撮影。ドローンもしばしば使用。英国南東部の海岸で撮影した写真の例 bit.ly/2ZLEZQ2 砂州のような細長い地形の両側から波が寄せている構図が美しい。多数の作品を含む氏のインスタグラム bit.ly/2XaNO4q
100
水深約7千メートルで泳ぐタコが観察されたという論文(全文閲覧可) bit.ly/2zJCraG 場所はインドネシアの南方。タコの種類はジュウモンジダコで、耳のような形のひれが二つあるため「ダンボ」の愛称を持つ。従来タコを撮影した最大の水深は約5千メートルだったが、大幅な記録更新になった。