北米が極域からの強い寒気に覆われていることを示した地図を含むNASAの記事。 go.nasa.gov/2NAQEx8 2月15日のデータで青色は氷点下。米国の南端部に位置するテキサス州とアラスカ西部の気温がほぼ同じことを示す。熱容量の大きな海は冬でも冷えにくく、大陸の内部ほど冷えやすいことも読み取れる。
ギリシャの首都アテネを含む地域で多量の降雪があった。同市の象徴であるアクロポリス遺跡の様子を含むドローンの映像。同国では標高の高い地域や北部では、冬に雪が降るのが普通だが、南部に位置し標高も低いアテネでの大雪は、かなり珍しいとのこと。 via @SkyNews
米国イリノイ州南部で撮影された、氷に乗って川下りをしているハクトウワシ(アメリカン・イーグル)の動画。氷が薄く小さいため、水に直接乗っているような雰囲気がある。悠々とした感じの鳥の表情や、水がきれいで鳥の姿が水面に明瞭に反射していることも印象的。 via @ABC
イランではほとんどの国民がイスラム教徒だが、政府は少数のキリスト教徒なども保護している。キリスト教の主体はアルメニア正教で、約200の教会がある。同国北西部の教会を、地元の Farzin Izaddoust dar 氏が冬に撮影した写真。 bit.ly/37hBEeq 冠雪した背後の地形との組み合わせが印象的。
米国では強い寒波が緯度が低いテキサス州にまで達し、吹雪になっている場所もある。同州南西部のメキシコとの国境に接するデル・リオ市で、映像ディレクターの Kelly McCommons 氏が撮影した動画。温暖な気候を象徴するヤシの木を含む雪景色に驚かされる。via @KellyJamesTV
関東の広域で二重の虹が見られたことが話題に。この種の虹は広い範囲にかかるため、全体を欠けることなくとらえた写真は少ない。フィンランド南東部で撮影され、Lauri Kosonen 氏が提供した写真の例。 bit.ly/2NpKPCO 部分を写した複数の写真を接合したものだが、良い仕上がりになっている。
アイス・ボルケーノ(氷の火山)という一見矛盾して聞こえる現象がある。水が高く吹き出している寒冷な場所で形成される盛り上がった氷を指す。カザフスタンの南東部で最近できた事例の動画。高さは約14mで、水が今も頂部よりも上に吹き出している様子がわかる。 via @TheSun
昨晩福島県沖で生じたM7.3の地震を、気象庁は東日本大震災の余震と説明。昨年、千葉県沖のM6.1の地震が同様に解釈された後に書かれた記事。 bit.ly/2LNQZvT 9年後でも大きな余震が生じた背景などを記述。10年後にさらに大きなM7台の余震が生じたことは、東日本大震災の異例さを物語っている。
ハワイは常夏の島とも形容されるが、標高4千メートル級のマウナケア火山とマウナロア火山の山頂部は冬に冠雪する。実際、マウナケアの名前は現地語で白い山を意味する。今月6日に撮影された両火山の冠雪を示す衛星画像。 go.nasa.gov/3b0Zr3A 今世紀では2014年に次ぐ広さになっているとのこと。
約一週間前に強い南風により、サハラ砂漠から多量の砂がヨーロッパに飛来した。その際にピレネー山脈の稜線部にあるアンドラ公国で撮影された、雪を覆った赤い砂と赤く霞んだ大気の動画。風景全体に赤色のフィルターをかけたような状況に驚かされる。 via @Meteo_Pyrenees
昨年8月に米国ルイジアナ州に襲来したハリケーン・ローラを撮影した多数の衛星画像から作成された動画。熱帯低気圧の巨大な渦巻き状の雲の中で、雷が繰り返し発生し、光る様子を観察できる興味深い映像。アメリカ海洋大気庁(NOAA)が提供したもの。 via @WVTM13
ソニーが毎年行っている国際写真コンテストに、今年は16万枚以上の応募があった。その中から選ばれた国別の最優秀作品を紹介した記事。 tinyurl.com/423comrg 日本については箱根の「七曲り」と呼ばれる湾曲した道を、秋に上空から撮影した作品が選ばれた。他国についても見事な写真が並んでいる。
10億年前以降の地球のプレート境界と大陸の分布の変化を示した動画。仏・豪などの研究者のグループが作成。赤線は狭まる境界、紫線は広がる境界、黒線はずれる境界。非常に複雑な変化が続き、1億年前くらいに、ようやく今の大陸分布に近づいたことがわかる。 via @Sydney_Uni
インドネシアのクラカタウはスンダ海峡にある複数の火山島の総称。そこで夜間に撮影された、火口から噴き出すマグマや噴煙の短いクリップをまとめた動画。冒頭部では斜面の全体に広がって流れるマグマが圧巻。その後は噴煙の中や周囲で時々生じる火山雷が見どころ。 via @ABC
フランスの芸術家が1899~1910年に、2000年の社会を想像して描いた絵を紹介した記事。 bit.ly/3jAcrRI 飛行機に乗った郵便配達員、本を自動的に読む機械の音を聴く学生、電動の農業機器や掃除機の遠隔操作など。無線やデザインの進化などは想定外と思われるなど、実状と比較すると興味深い。
太陽の前面を横切る旅客機を芸術的にとらえた動画。米国カリフォルニア州の Andrew McCarthy 氏が自宅の庭で撮影。特殊なフィルターをつけているため旅客機は太陽の前にある時しか見えず、エンジンの熱風で乱れた大気が太陽表面の炎のように写っている。 via @AJamesMcCarthy
国際宇宙ステーションから Jeff Williams 飛行士が撮影した夕刻の地球の写真。 flic.kr/p/Hi9AcJ 雲の合間で夕日を受けた海面が光っており、雲の影もできている。一見地味な感じの写真だが、独特の美しさを持つため、NASAのジョンソン宇宙センターが公開した画像の中でも特に人気が高い。
南アジアやアフリカの貧困層には児童労働の習慣が今も残っている。バングラデシュの写真家の GMP Akash 氏は、親に賃金相当を払うことで子供を労働から解放し、学校に送る活動を実施。彼が撮った以前の労働時と生徒になった子供の写真を比較した記事。 bit.ly/2YVwpN2 解放後の笑顔が印象的。
熊本市の浅川浩二氏が、商用も含めて自由に利用できる写真を公開しているページ。 bit.ly/3aGqQYf 海外の閲覧者の間でも評価が高い景観写真が多く含まれている。雲海が広がった阿蘇カルデラの夕刻の写真や、いらか雲の背後に月がある夜空の写真などの幻想的な作品が、とくに目を引くと思う。
カメルーン南東部とその周辺に住む先住民であるバカ・ピグミーの女性3人が、熱帯雨林の中の池か川で水を叩いて音を出している場面の動画。きちんとした打楽器の演奏になっているのに驚かされる。インドのタブラのような雰囲気の宇宙的な音も含まれている。 via @ehimeora
イギリスの4歳の少女が2億2千万年前の保存が良い恐竜の足跡を見つけたという記事。 bit.ly/2YPboUd ウェールズ南部の海岸を父親と散歩していた際に発見。父親が写真を撮り古生物学者に見せたところ、恐竜の歩き方の研究などに重要な第一級の生痕化石と判明。少女の低い目の高さが発見に寄与。
先月スペインで例外的な大雪が降ったことが話題になったが、その直後に撮影された霧氷となった並木の動画。場所は同国南東部のアルバセテ市の近郊。白くなった木の背後に快晴の青い空が広がっている印象的な風景。撮影者は地元の Mario Miranda 氏。 via @mariomiranda_es
スロベニアの Danielarapava 氏が撮影した凍結したシャボン玉の写真。 bit.ly/3tmRa2l 同様の写真やシャボン玉が凍る過程を撮影した動画がネットで流通しているが、この写真は朝日か夕日に淡く照らされた様子を含めて質が高い一枚。ウィキメディア・コモンズが2018年の全写真の第三位に選出。
中国の貴州省では石灰岩類が広く分布し、カルスト地形が発達している。そこで撮影された地下の「川」の存在を示す動画。石灰岩の地域では鍾乳洞などの地下の空洞が多く、その下部はしばしば冠水しているが、これだけ多い流水を直接見て確認できる例は珍しい。 via @lsjngs
スロベニアの北西部にある女性の顔のような岩の写真2枚。 bit.ly/3arz8TQ bit.ly/3tpdqZh 石灰岩の岩壁で生じた自然の侵食により偶然形成されたもの。古くから寓話の対象になっており、英語圏などでは「異教徒の娘」と呼ばれている。撮影者は Frerk Meyer 氏と Borut Kantuser 氏。