日没の少し後にサンフランシスコの北方の山から撮影された幻想的なタイムラプス動画。右が太平洋側で、西風で生じた霧が山から下降。遠方にはオークランドなどの湾岸の都市の帯と、霧の下で光る同市の中心部が見える。空で速く動く光は航空機。撮影者は地元の @shainblum 氏。
メキシコ中部・イダルゴ州の州都であるパチューカ市には、丘陵の斜面の住宅地全体がカラフルな壁画になっている場所がある。犯罪防止を含む環境改善のために国の政府も関与して2015年に整備。当時の大統領の flickr アカウント(presidenciamx)にある完成式典の際の写真集。 flic.kr/s/aHskjnTVY9
北米スペリオル湖の岸で最近生じた自然の崖の崩落の動画。崩れる前は波による侵食で崖の基部が窪んでいる。この窪み(ノッチ)のために上の岩が不安定になり大きな崩落に至った。崩れた後は堆積した物質で崖が保護されるが、徐々に波で取り去られ次の崩落に向かう。 via @ABC
造成で盛土をした場所では崩壊が起きやすいため、国土交通省は大規模な盛土の模式図を描き、分布図の作成を支援。 bit.ly/36d0Phv 過去の盛土の崩壊は、大半が起伏が小さい台地や丘陵地で生じ、土石流は発生せず。熱海の災害は、山地での盛土が崩壊とともに土石流も誘発しやすいことを例示。
土石流をもたらす谷の頂部の崩壊に関する論文 bit.ly/3qM4JaD 英国の RN Parker 氏らが Scientific Reports 誌に発表。自然の作用で土砂が斜面から谷底に徐々に運ばれ、一定量たまると崩壊で排出するサイクル。熱海の被災地では盛土で谷の頂部が埋められ、そこが崩壊。人がサイクルを急加速。
熱海市で大被害を生じた土石流が流下した谷の縦断面図を地理院地図 bit.ly/36cuWWd で作成。全体の勾配は約12°で、上流から下流までおよそ一定。土石流は一般に勾配が15°を超える谷で生じ、勾配約3°で停止。勾配の点では土石流が頻発する谷には見えないが、発生したら海まで止まらない場所。
米国アラスカ州南東部のグレーシャーベイ国立公園の海岸部で、今年の春に撮影されたオーロラの動画。風が強い日で、木や水面がかなり揺れているが、それに呼応するようにオーロラも空中で動いている。水面に反射した緑の光が動く様子も興味深い。 via @GlacierBayNPS
北海道の中でアイヌがどのように分布しているかを示した地図 bit.ly/3xi0mqo アイヌは北海道の少数民族と一括される傾向もあるが、日高など特定の地域に集中する傾向が明瞭。アイヌ出身の民俗学者の鵜沢加那子氏らが1999年の時点について作成した地図を Arnold Platon 氏が再描画したもの。
スペイン北西部の山間部にあるビジャール・デ・ビルダスという集落の写真2枚 flic.kr/p/pYprbS flic.kr/p/iUVoab かつて氷河が侵食した谷の中に、日本の白川郷のような雰囲気の茅葺きの家が並んでおり、スペインだと聞くと驚くような風景。写真の撮影者は同国の Oscar F. Hevia 氏。
米国の John Derting 氏は、アラスカなどの風景を撮影した優れた写真や動画を発表。音楽や音響にも長けており、動画に自作の曲を重ねることもある。アラスカの川で冬に水中と水上を同時に撮った動画に音楽を重ねた作品の例。魅惑的な映像になっている。 via @John_derting
中国・内モンゴル自治区の中部のシリンゴル地域で撮影された移動する馬の群れの動画。モンゴル族の牧畜民が馬を飼育している地域で、数頭の馬に乗っている人が他の馬を制御している場面と思われる。密集した集団で駆け回る多数の馬の様子が壮観。 via @PDChina
盆地や谷の底に広がる雲を上方から見た風景に対し、雲海という言葉が使われるが、通常は雲はほぼ静止しているイメージがある。米国コロラド州で地元の Lars Leber 氏が夜間に撮影した雲海のタイムラプス動画。まさに海の波のように、雲がダイナミックに動いている。 via @ABC
キプロス南部のリマソール市の海岸で撮影された三隻の船が空を飛んでいるような写真の紹介記事。 bit.ly/2StL6Hy 蜃気楼による光の屈折が原因と説明している。しかし、船がほとんど歪んで見えないことから、遠方の海面が霞や反射により空と似た色に見える「偽水平線」が原因の可能性もある。
インドの食に関する二つの興味深い地図。左はベジタリアンの比率、右は主食としての麦と米の比率の分布。北西側では麦+野菜、南東側では米+魚・肉が明瞭。気候や地形と対応した農業と漁業の特徴や、宗教・文化の影響などが理由と思われる。インドが一言では語れない複雑な国であることを示す例。 twitter.com/Raykris1/statu…
イエメン東部のオマーンとの国境に近い内陸部にある非常に深いシンクホールの空撮動画。直径は約30mだが深さは100mを超え、上から底は見えない。地質は第三紀の石灰質の堆積岩でカルスト地形の一種とみなせるが、周囲から集まる涸れ川の地形を含めてユニークな存在。 via @AFP
フィンランド北西部のムオニオ町で撮影されたオーロラを含む夜景の動画。背の高い木のシルエットの合間からオーロラが動いている様子が見える芸術的な映像。動画の音声をオンにすると、放電によって生じた遠い雷鳴のような音も聞くことができる。 via @allaboutlapland
中国貴州省北東部の梵浄山(2572m)は、堆積岩の侵食で形成された塔状の山で、世界遺産に登録されている。頂部には仏教の霊場があり、長い石段で登る。同山を周囲の雲海とともにドローンで撮影した動画。現実の景観だが、CGによるゲームの映像のような雰囲気。 via @lsjngs
インドでは階段井戸と呼ばれる地下水を歩いて汲みにいく施設が歴史時代に作られたが、一部は神殿のような建築になっている。西部のグジャラート州で11世紀に建造されたラーニー・キ・ヴァーヴ(王妃の階段井戸)は特に見事で、世界遺産に登録。紹介の動画。 via @mamatarsingh
アゼルバイジャンの北部にある垂直に近い崖に作られた建物の写真集。 bit.ly/3vRsa2Z 現地ではパリガラと呼ばれ、意味は「妖精の城」。下の平坦地からの比高は約300mで、ロッククライマーでも到達は困難。4~8世紀の建造と推定されているが、目的や用途は不明。撮影者は地元の Interfase 氏。
回転させることによりサイズが二種類に変化する丸いテーブルを紹介した動画。分割した板を独特の機構で動かすことで実現しているが、いずれのサイズでも隙間がほとんどないものになる精緻な作品。内部の機構の組み立ても紹介。英国の George Johnson 氏の作品。 via @TheSun
米国の写真家の Vincent Ledvina 氏が商用も含めて自由に利用できる写真を提供しているページ。 bit.ly/3sclLhw 米国の各地で撮影した風景写真が主体で、天の川と魅惑的な地形を含む夜景が特に印象的。氏が写真撮影の技法を解説した YouTube のチャンネルも人気。 youtube.com/c/Apalapse
オーストラリア南東部のビクトリア州で、河畔の少し高い土地を面的に覆うクモの巣が風にそよいでいる不思議な風景の動画。最近の洪水で川の水位が上がった際に、地表付近にいた多数のクモが溺れるのを免れるために糸を植生にひっかけて上に登ったことの痕跡。 via @Reuters
日本画家の神坂雪佳(かみさか・せっか、1866~1942)は実写性と抽象性を交えた図案を持つ作品を発表し、国外でも高く評価されている。1909~1910年の木版画集「百々世草(ももよぐさ)」の作品の画像を提供しているサイト。 bit.ly/35uKYKT 様々なアイディアが湧き出していたことが伝わる。
ペルーのナスカの地上絵は古くから注目され、世界遺産にもなっているが、全貌の詳しい調査は未完で新たな絵の発見が続いている。昨年10月に報告された丘の斜面に描かれたネコのような動物などの動画。地元の考古学者がドローンを用いた調査で発見したもの。 via @nowthisnews
南アフリカ共和国で撮影された夜空のタイムラプス動画。カメラが林の中か脇に置かれているため、複数の木の樹冠がシルエットになって写っている。その合間から天の川を含む星空が見えている幻想的な映像。撮影者は米国の天文写真家の Cory Schmitz 氏。 via @TheAstroShake