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世界でみられる高さが異なる樹種を比較した秀逸なアニメーション。最初は高さ4mのリンゴの木で、徐々に高い種類に変わり、最後は高さ115mのセコイア。電柱や走る人と犬が徐々に小さくなることで、スケールの変化を表現。樹種による木の形の違いも理解できる。 via @TheSun
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中国のホテルが、廊下に打ち寄せる波を投影する演出を行った際の動画。壁の天井に近い場所に多数のプロジェクタを並べて設置し、それらを使って作り出した映像。廊下は全く濡れていないが、本当に浸水しているような錯覚を起こすレベルの出来になっている。 via @MyChinaTrip
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インド西部のゴア州にあるダッドサガー滝は、落差が310mあるインドで最大級の滝。流量が増える雨季には特に壮観になる。滝の直下にある鉄道橋を通る電車の窓から撮影された動画。落水から生じた水滴が霧のように迫ってくる様子もとらえられている。 via @incredibleindia
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ウクライナ南西部から黒海に注ぐ南ブーフ川に沿う地域の風景写真集。 bit.ly/3wuGS3I 同河川は先カンブリア紀の岩石が長期の侵食でほぼ平坦になった「ウクライナ楯状地」を流下しているため、河岸に岩が露出した場所が多い。日射の効果が風景を彩っている。撮影者は Vitalii Bashkatov 氏。
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チベット高原の東部で撮影された穏やかで芸術的な風景の動画。遠景ではセプ・カングリ山の一部を含む標高六千メートル級の山並みが雪氷に覆われている。そこから発した豊かな水が前景の川を流れており、木の板で作られた素朴な橋をヤクの群れが渡っている。 via @Lhatseri
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米国マサチューセッツ州東部の灯台の背後に満月が昇っていく場面のタイムラプス動画。灯台は原型が1811年に遡る歴史的な建造物。その上部で回転している光と、大きく見える赤い月が昇る様子が組み合わさっている。月が一度雲に隠れ、もう一度出てくる場面も印象的。 via @ABC
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インカ帝国で使われていた水笛をペルー人が再現した製品を紹介した動画。水を入れて傾けると独特の音が出る。水笛で一般的なものは、鳥の形をした容器に水を入れて吹くと鳥の鳴き声に似た音が出るもの。この製品は吹く必要がなく、デザインも良い感じ。 via @hijodelcuervo
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明治時代の浮世絵師である小林清親が1880年頃に制作した「御茶ノ水のホタル」と題された版画の画像。 bit.ly/3LnLLj3 神田川がホタルの名所だった時代の状況を伝える作品。御茶ノ水の神田川は17世紀に人工開削された谷を流れているが、19世紀には側壁が密な植生に覆われていたこともわかる。
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ウクライナ東部・ドンバス地方のドネツ川の岸にあるスヴャトヒルシク修道院の写真集。 bit.ly/38rfPwQ 15世紀以降に台地と低地の境の斜面を活かした聖地として発展。美しい建物群だが現在は戦火の影響下。平和を願う。下の写真の撮影者は Konstantin Brizhnichenko 氏と Serhii Bobok 氏。
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米国カリフォルニア州沖の深さ約300mの海中で撮影された金属の棒のような魚の動画。ハイフィン・ドラゴンフィッシュと呼ばれる種で、観察できる機会は非常に少ない。色彩と形から固いような印象だが、尾の近くは時々屈曲し、最後の場面では全身が屈曲する。 via @MBARI_News
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世界で最も海抜が高い山はエベレストだが、地球の中心から最も離れている山頂を持つ山はエクアドルのチンボラソ火山(6268m)。地球が厳密には球体ではなく楕円体であることが原因。地元の David Torres Costales による同山を含む写真集。 bit.ly/3wnOfst 風光明媚な山であることが伝わる。
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今年の4月2日の夜にインドで観察された巨大な流星のような光の動画。以前に中国が宇宙ステーションの一部の打ち上げに用いた長征5号ロケットが、落下してきて燃えた場面。今回は全て大気中で燃え尽きたが、昨年は同ロケットの残骸の一部がインド洋に落下した。 via @ajagrkr
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#音楽 シタール奏者のアヌーシュカ・シャンカルは、インド音楽に傾倒したジョージ・ハリスンにシタールを教えたラヴィ・シャンカルの娘。彼女がジョージが書いたビートルズの1968年の曲「ジ・インナー・ライト」を演奏した動画。音の響きが魅惑的。 via @ShankarAnoushka
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密集した魚の群れの中で泳ぐ四匹のサメを上空からとらえた動画。場所は米国ニューヨーク州南東部にあるロングアイランドの沖合。進んでくるサメから魚が巧みに逃げている。サメの移動速度は時速数十kmとされているので、魚の反応はかなり速いといえる。 via @MikeHudema
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インド最北部のケダーナス寺院の参道から撮影された動画。標高約3600mの高所にあるヒンドゥー教の寺院で、遠景の冠雪した山並みは標高7000m前後。寺院のすぐ背後には低い山並みもあり、その上方にかかった雲の合間から高山が見えている幻想的な風景。 via @ParveenKaswan
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2千年前頃に地中海地域で使われていた20面体のサイコロの画像。整形した石にギリシャ文字のアルファベットが彫られている。神託が柱に刻まれた公共の建物で投げ、出た文字に対応する内容を読んだと指摘されている。画像は米国メトロポリタン美術館 metmuseum.org によるパブリックドメイン。
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トルコ東部のヴァン湖の底からボーリングで採取された堆積物のコアを紹介した動画。多数の縞は年縞と呼ばれ、夏には生物起源の有機物、冬には無機物が多く堆積するために、明るい層と暗い層が年単位で形成される。途中の粗粒の層は約2500年前の火山噴出物。 via @palaeobecca
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米国ワシントン州のレーニア山(4392m)を夕方に撮影した印象的なタイムラプス動画。開始から約10秒後に日没となり手前の植生が暗くなるが、山は夕日で赤く照らされ続ける「山頂光」がみられる。それが終わる頃に満月が登場。地元の Sigma Sreedharan 氏が撮影。via @sigmas
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#音楽 「ウィーン・チェロ・アンサンブル5+1」はウィーン・フィルのメンバーを含む6名のチェロ演奏家の集団。その中の4名がチェロを一本だけ用いてラヴェルの「ボレロ」を演じている動画。楽器が一つだけとは思えない多重の音が見事で、人の動きも楽しい。 via @ClassicFM
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オランダのテオ・ヤンセン氏は物理学と芸術を結びつける試みとして、「ストランドビースト」と呼ばれる風力で動く物体を制作。多数のプラスチックのチューブを組み合わせたもので、あたかも動物のように動く。 紹介の動画で、氏は新種の生物と位置づけている。 via @Reuters
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ヨーロッパの各国で自国の文化が他国よりも優れていると考えている人の比率を示した地図。 bit.ly/3FpVjJd トップは89%のギリシャで近代文化のルーツを自負していそう。次に高いのがギリシャに近い東欧の国とロシア。一方でスペインやフランスなどは意外と低い。地図の作製者は Statista 社。
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相対的に暖かい海水や湖水が冷気に接すると、多量の水蒸気が煙のように立ち上ることがあり、英語でシー・スモークと呼ばれている。スペリオル湖に面する米国ミネソタ州の都市で生じた大規模な事例の動画。ジミヘンの名曲の邦題「紫のけむり」を具現したような映像。 via @ABC
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アイスランド南部のセリャラントスフォスと呼ばれる滝は、水が落ちている崖の下部に窪みがあり、そこから風景を鑑賞できる「裏見の滝」の一例。そこで米国の Michael Bliss 氏が夕刻に撮影した動画。日没直前の夕日で落水や滝壺が照らされた様子が印象的。 via @michaeldbliss
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西ガーツ山脈はインド・デカン高原の西縁に沿う長さ約1600kmの山地で、アラビア海に向かって急傾斜で下る斜面と、モンスーンの多雨を反映した緑の植生が特色。その急斜面の脇で雨の日に撮影された動画。崖からの落水が下からの風で吹き上がる様子が圧巻。 via @TheWesternGhat
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ヒマラヤの高所で2013年から行われている「氷の仏塔」(アイス・ストゥーパ)と呼ばれるプロジェクトを紹介した動画。冬季には比較的多い降水を人工の氷の塔として蓄えておき、春以降の乾燥する時期に融かして飲用や灌漑に活用。遠隔地での社会の維持に貢献。 via @mashable