ウクライナ北部にある環状の小さな湖の空撮画像。 bit.ly/3PDRaFN 場所はハルキウ市の北西約150km。元は1740年に隕石の落下でできたクレーター。20世紀初頭に水が一時引いた際に、侵入した車が中央部で動けなくなり放棄。そこを起点に植生が繁茂して島が形成された。撮影者は Medoffer 氏。
今週パリで国際地理学連合の大会に参加した際に、同市内の国立自然史博物館を訪問。対象は地学や生物学で、広い公園の中にいくつかの建物に分かれて展示が行われていた。最初に鉱物の展示を見学。貴石としても価値があるものが主体だったが、小さな試料の中には幾何学的な模様が見事なものもあった。
ドバイ経由でパリに到着。飛行機がイラクとトルコの国境付近に広がる山地を飛んだ際に、遠景にアララト山(5,137 m)を見ることができた。霞んでいたが、ノアの箱舟の伝説がある山は周囲から突出していた。航路の近くの風景も、一部に残雪がある山や、集落を持つ山麓の扇状地など興味深い内容だった。
グリーンランドの海岸部で氷河の末端部が大きく崩落した場面を撮影した動画。撮影者は最初は小さな崩落に注目しているが、その後、大規模な崩落が生じつつあることに気づく。崩落した氷の塊の回転により、水中にあった青緑色の氷が持ち上がる場面が印象的。 via @nowthisnews
パブリック・ドメインとして利用可能な画像を提供しているサイトの Unsplash が、PC、タブレット、スマホの壁紙に適する日本の風景写真をまとめたページ。 bit.ly/3yN6sRi 壁紙に限らず広く活用できそうな写真を含む。大半は外国人の撮影で、日本人とは異なる視点が感じられる作品もある。
今年の6月に国際宇宙ステーションから撮影された、オーロラを地球を背景にしてとらえた映像を編集した動画。緑色の光が揺れるように動く様子が印象的。中盤と終盤で現れる明るい光は月。NASAが公開している映像を用いてイタリアの Riccardo Rossi 氏が作成。via @RikyUnreal
モーリタニア中部の「リシャット構造」は地層のドーム状の隆起で生じた直径約40kmの環状の地形。眼球のような様相から「サハラの目」と呼ばれる。同構造を含む広域を国際宇宙ステーションから撮影した写真 go.nasa.gov/3yKqPih まぶたに相当する地形も周囲にあり、まさに目と呼べることがわかる。
豪州・西オーストラリア州のシャーク湾は、地学的・生物学的に優れた自然を持つため世界遺産に登録されている。そこを航行するボートから撮影された動画。ボートの動きが作った波に誘われてジャンプするイルカと、背景の夕焼けの空の組み合わせが印象的。 via @Australia
カナダ・アルバータ州のカルガリー市の近郊で、日没の際に撮影されたタイムラプス動画。局所的な嵐が生じている状況で、空が次第に暗くなりつつ雨が広がっていく。その過程で雲が青色やオレンジ色を含む芸術的な色彩を示している。8分間弱を15秒に短縮した映像。via @KyleTWN
小川一真(1860~1929)は日本の写真家。20代前半に英語を修得して渡米し、当時の最新の写真技術を学んで帰国。その後は質の高い白黒写真を撮影して手で着色する方法で、写真と絵画の中間的な作品を生み出し、高い評価を得た。作品集 bit.ly/3IFUM7G 花や風景の芸術的な写真が並んでいる。
沈んだ道(Sunken lane)と呼ばれる地形の写真2枚。フランス北西部 bit.ly/3aCKg4e 英国南部 bit.ly/2LsWC2l 元は平坦だったが古代に道が通った部分は植生による保護がなく、侵食で徐々に低下。今はトンネルのような趣のある風景に。撮影者は Romain Bréget 氏と Rob Farrow 氏。
イルカの群れが波乗りのような行動をしている場面を上空から撮影した興味深い動画。大きな波が来ると、それに合わせて浅い水中をサーファーのように泳ぐ。続いて波が砕ける頃には反転し、波の裏側でジャンプしている。撮影者はオーストラリアの @jaimenhudson 氏。 via @wsl
ネパール・カトマンズ近郊の小さな湖であるタウダハ湖の岸で撮影された三羽の水鳥の写真。 bit.ly/3OVOvah 鳥は左から右の順にカワウ、コサギ、オカヨシガモ。個々の鳥の姿を含めた構図と、朝日か夕日に淡く照らされた霧が生み出した色彩が素晴らしい。撮影者は地元の Prasan Shrestha 氏。
ボリビアのウユニ塩湖は、浅い湖の水面が鏡のように風景を反射することで知られている。そこで撮影された落雷と雲が湖面に反射している写真。 flic.kr/p/qcraaD 長時間露光もしくは連続写真の合成により、短い間隔で生じた複数の落雷の様子が含まれていると思われる。撮影者は Soumei Baba 氏。
米国カンザス州南西部で日没時に広角レンズで撮影されたスーパーセルの雲の動画。この種の動画は通常はタイムラプスで早送りになり、雲が回転しているものが多いが、これは等速で雲の移動は微小。一方で雷の頻度はかなり高く、草の動きから強風も読み取れる。 via @eMDe_Photo
チリのアタカマ砂漠には、ヨーロッパの14ヶ国とブラジルが運営しているヨーロッパ南天天文台(ESO)がある。そこで撮影された天の川を含む夜景写真集。 bit.ly/3P92KrW 大規模な天文台の設置に選ばれた場所ならではの満天の星の美しさが印象的。画像の提供者は同天文台と B. Tafreshi 氏。
雨が降ったりして水がかかると絵が見えるようになる歩道を紹介した動画。制作者の Dino Tomic 氏はノルウェー在住の芸術家で、水をはじく透明な塗料で絵を描いて実現。塗料は塗ると短時間で乾いて見えなくなるので、高速で作業を行う必要があるとのこと。 via @thisisinsider
米国テキサス州で洪水が生じて道路が冠水した際に、学校に三匹の馬と三人の男性が向かい、生徒を連れて帰ってきた場面の動画。徒歩での移動や車の使用ができないような冠水が生じても、馬であれば対応できることを示した興味深い事例。同州の @joannecobos_ 氏が投稿。
ベトナムの Xuan Duong 氏が商用も含めて自由に利用できる写真を公開しているページ。 bit.ly/3OZ1APF 同国の風景や人を撮影した芸術的な作品が多く含まれている。夜明け前に漁に出る船や人と、日没の頃に外で遊ぶ子供を撮影した写真では、空の色彩の美しさと影絵のような効果が印象に残る。
1980年代以降に地表の状況が大きく変化した地球上の三カ所を紹介した動画。UAEのドバイの都市化、グリーンランド北東部の雪氷の縮小、ブラジル中西部の農地の拡大が対象。異なる年の衛星画像を鳥瞰図として表示し、少しだけ回転させていくプレゼンの技法が効果的。 via @earth
「五色の川」もしくは「流動する虹」と呼ばれているコロンビア中部のキャノ・クリスタレス川をドローンで撮影した動画。川の中に地域固有の水草が繁茂しており、それが水深の季節変化に対応して多様な色を示す。動画の撮影時は赤~紫色が主体で一部が緑。via @thisisinsider
大気圧の潜在的な力を紹介した動画。簡単には割れない木の物差しを広げた新聞紙と手のチョップで割っている。紙にかかる大気圧が3000kg相当と説明。米国のテキサスA&M大学で教育に特化した教授として物理学を教えている Tatiana Erukhimova 氏による熱演。 via @TAMUPhysAstr
昨年ロンドンの中心部に設置された「スカイ・プール」と呼ばれる施設を紹介した動画。透明な底面と側面を持つプールを二つのビルをつなぐ橋のように設置。地面からの高さは約35mで、泳ぐ人は地面を観察でき、一方で地上からは泳ぐ人を見上げることができる。 via @BBCNews
オランダの海岸で雨がやんだ直後にみられた、地面から蒸発した水が地表付近で霧になった場面の動画。「地霧」と呼ばれる現象で、この例では霧が風で地面を這うように流され、それが夕日に美しく照らされている。場所はアムステルダムから北西約30kmの地点。 via @bencoates1
ブラジル中部のトカンティンス州にあるフォルミガ滝の動画。森林の中を流れる小さな川にかかった小さな滝だが、流量は少なくない。滝壺の青い水と、一部が木漏れ日に照らされた滝の白い水が美しく、清涼感がある映像。泳いでいる人たちも楽しそう。 via @TravelVirtuall