ハッブル宇宙望遠鏡が撮影し、NASAが公開している二つの星雲が斜めに重なり合っているように見える画像。 flic.kr/p/2nibwpy 実際には二つの星雲は非常に離れた場所にあるが、望遠鏡からの視線ではほぼ同じ方向にあるため、このような見かけになる。天文学ではこの現象を「合」(ごう)と呼ぶ。
ストレイダム・ファン・デル・メルウェは南アフリカ人の芸術家。土地の中に比較的大きなオブジェを設置したり、地面に模様を描いたりする作品で知られる。彼による「天国への階段」という作品の動画。階段のように見えるが目の錯覚で、実際は梯子に近い形。 via @creapills
南極海の水中にいる数頭のザトウクジラが、曲がって泳ぎつつ断続的に空気を吐き出し、らせん状に連なる泡を作った場面の動画。内部にオキアミが集まるため、それを上昇しつつ食べ、その後に海面に出て息を吸っている。撮影者はニュージーランドの Richard Sidey 氏。via @PADI
腕木(うでき)通信は18世紀末~19世紀中頃にフランスと周辺国で使われた通信の方法。手旗信号と同様に形で文字列を伝えるが、大きな腕木と望遠鏡を使い、好天であれば数十km先まで送信が可能だった。電信が普及すると消滅。日本語解説記事 bit.ly/3u2JFPT 下の画像はパブリックドメイン。
スノーグローブは球形の透明な容器の中に透明の液体、建物などのミニチュア、雪を模した粒を入れ、揺らすと雪が降っているような風景になるもの。ルーマニアのドラキュラの伝説がある城で売られているユニークな例の動画。雪ではなくコウモリが飛ぶ姿を再現。 via @Peculiar
成田-パリ便がロシア上空を避けて飛んだために時間的には大変だったが、北極圏の興味深い場所を窓から見たのは収穫だった。下はグリーンランドの西岸を通過した際に見えた氷河の末端部付近の写真。表面がスムースな場合と、流動方向と直交もしくは平行なパターンを示す場合があることを実例で確認。
米国のグランドキャニオン国立公園の公式ツイッターが投稿した夜空のタイムラプス動画。木のシルエットの上空で、天の川を含む満天の星が動いていく様子が印象的。同公園は人工の光の影響が小さい場所の一つで、毎年6月に星を見るイベントを行っている。 via @GrandCanyonNPS
盤龍古道は中国・新疆ウイグル自治区西部のパキスタンおよびタジキスタンに近い場所を通る山道。そこにある多数のヘアピンカーブが連続した場所を上空から撮影した動画。カーブの総数は600個を超えるとのこと。周囲の砂漠の景色との組み合わせが印象的。 via @ChinaDaily
カナダとデンマーク領グリーンランドの間の海峡にあるハンス島は両国が領有を争い、交互に軍隊が上陸して自国の旗と酒類を残していく「ウイスキー戦争」と呼ばれる習慣が百年近く継続。しかし両国が島の二分で合意し、間もなく公式発表とのこと。Toubletap 氏による同島の写真 bit.ly/3HrUfFF
インド・オリッサ州のベンガル湾に面する砂浜で、タマゴからかえった多数のヒメウミガメが海に向かっている場面の動画。この浜はヒメウミガメが集団産卵をする場所で、結果として多数のタマゴがほぼ同じタイミングで孵化し、動画のような状況が生じる。 via @ParveenKaswan
満月が昇っていく動画は多数投稿されているが、沈んでいく動画は時刻が早朝になることもあり例が少ない。米国ロードアイランド州の南東部で撮影された沈んでいく満月の動画。霞や雲と重なった月の姿が美しく、ライトアップされたチャペルとの組み合わせも趣がある。 via @ABC
NASAが衛星画像から作成した一年間における地球の環境の変化を示したアニメーション。緑が濃いほど陸地では植生の密度と活性度が高く、海面では葉緑素が多い。高緯度地域、インド、アフリカ中部などでの季節変化が顕著で、全体の動きは波の満ち引きのような雰囲気。 via @NASA
ノルウェー北部のアルタ市は北緯約70度にあり、人口1万人以上の都市では世界で最も高緯度。そこの海岸の集落で2020年6月に発生した地すべりの動画。ドローンから一部終始が撮影された貴重な映像。8軒の家が巻き込まれたが住人は事前に避難して無事だった。 via @JanFredrikD
マンタの近縁種のイトマキエイがメキシコの沖合の海上でジャンプしている動画。トビエイ科に属し、文字通り「飛ぶ」ことがある種だが、華麗に高くジャンプしている。ジャンプを行うのはオスのみで、着水するときの音でメスを引きつけようとする求愛行動とのこと。 via @CITES
南極で最近撮影された月食の幻想的なタイムラプス動画。最初は霞んだ大きな満月が見えるが、赤い小さな点に変わり、月明かりが減ったために多数の星が見えるようになる。続いてオーロラが生じ、その後に満月が再び現れる。豪州の若手天文学者の @aman_chokshi 氏が提供。
#音楽 パプアニューギニアのブーゲンビル島には、竹で作った楽器で演奏を行うグループがある。細い竹を組み合わせて作った高音の笛や、太い竹を束ね、へらの類を使って叩いて低音とリズムを奏でる楽器を使う。歌が加わった演奏には、独特の味わいがある。 via @dusttodigital
サーファーが乗った最大の波の世界記録をギネスブックが更新。2020年10月にドイツのセバスチャン・スチュードナー氏がポルトガルのナザレで乗った高さ26.2mの波で、従来よりも約2m高い。動画では彼が実に小さく見え、激しく砕けた大波から長時間逃れたことがわかる。 via @GWR
昨年9月にインド北部の山地で発生した斜面崩壊を前兆現象から撮影した動画。道路の脇の斜面から砂礫が細い滝のように落ちており、一度弱まったが再び始まり、その後に崩壊が発生。日本でも斜面から継続的に落ちる砂や小石は、崩壊の前兆の一つとされている。 via @ShivAroor
夕方に空の色が突然変わった場面を車から撮影した動画。日没前後は短時間で空の色が変わるが、これだけ急な変化は驚きで、かつ美しい。車のテールランプの色はほぼ不変なので画像処理の産物ではないと判断。案内標識の地名から撮影場所は米国と思われる。 via @_jenniferloza
トルコ南西部の森の中から夜空を見上げて撮影したタイムラプス動画。木のシルエットの間にできた窓のような空間を天の川が動いていく。ペルセウス座流星群の出現期間で、狭い空を見ているが流星を何度か確認できる。同国の Suleyman Akgunes 氏が撮影。 via @suleymanvisuals
#音楽 マイティリ・タクールはインドの歌手およびキーボード奏者。西暦2000年生まれと若いがインドの古典音楽や民謡に精通し、映画の楽曲などを担当。彼女が仲間とパンジャブ地方の民謡を演じた動画。彼女と男の子の声が見事で、家庭的な映像も魅力的。 via @maithilithakur
フランス西部のラ・ロシェルの沖合にあるレ島には、パジャマの類を脚につけたロバがいる。同島では塩田による製塩がさかんで、かつてロバが塩田で輸送などを担った際に、蚊などに刺されないためにパジャマを着せた伝統が残っている。写真集 bit.ly/3PKjMOd 撮影者は Jiel Beaumadier 氏。
昨年の9~12月にスペイン領カナリア諸島のラ・パルマ島で生じた火山噴火は、多量の溶岩の流出で話題に。その際にドローンで撮影された興味深い動画。赤い溶岩が斜面上の細長い溝状の地形に沿って見え、長大なすべり台や、起伏は逆だが万里の長城のような雰囲気。 via @RTVCes
アフリカに棲む鳥のクロコサギは、浅い川や沼の水底を歩きながら羽を傘のような形に広げることがある。水面を陰にして暗くすると小魚が集まってくるため、餌を容易に得ることができる。その様子をガンビアで撮影した動画。撮影者は英国の Leeds Birder 氏。 via @leedsbirder
枯葉に擬態しているキリギリス科の生物を紹介した動画。米国の生物学者の Phil Torres 氏が森林の中で解説。最初は枯葉の集まりの中にいる生物を抽出。この部分だだけでも驚くが、最後に防衛のためにクジャクのように羽を立てた場面で、さらに驚かされる。 via @phil_torres