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「同室者にコロナ感染者が出たのもあって、施設を出ました」。今日話した男性は、千葉県の無料低額宿泊所を出て、歩いて新宿にきたそう。4人部屋で風呂や食堂、トイレも共同だったといいます。やっとつながった福祉から逃げなければならないのが現状では、誰も救われないのではないでしょうか。
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先輩記者がすごい連載を始めました。
<東京大空襲 体験者の証言>東京都が約300人の体験者の証言を収録したビデオテープが4半世紀公開されず、倉庫で眠っている。貴重な体験を後世に伝えるため、本紙は、ビデオの収録に応じた証言者をできる限り探し出して話を聞いた。tokyo-np.co.jp/article/132127
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僅かな所持金で、飲まず食わずが3日間続いた女性を取材しました。不安定収入で、誰にも相談できずに生きる若者たちとも出会い、「困窮する根本理由はコロナじゃない人がほとんど」と指摘します。格差を拡大させてきたこれまでの政策を見直すべきだと私は思います。tokyo-np.co.jp/article/132504
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今日の #新宿ごはんプラス は394人が並び、過去最多を30人ほど更新していました。どこまでもどこまでも続く行列を見ると、この国はどうなっちゃうのだろうと不安がふくらみます。もうすぐ総裁選ですが、この状況を受け止めた上で議論が交わされてほしいと願います。
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「日本の貧困対策にかかる予算が削減されていて、特に個人に対する給付が減らされている。その一方で貧困者を対象とする産業にお金が行く仕組みが作られてきている」
「NPOの方が良質の支援ができる」の落とし穴~生活保護ケースワーク外部委託問題から考える - 稲葉剛webronza.asahi.com/national/artic…
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東京23区の生活保護ページを開けてみると、複数で「生活保護の申請は国民の権利です。生活保護を必要とする可能性はどなたにもあるものですので、ためらわずにご相談ください」と冒頭に書かれているのを発見。こういう動きはどんどん広まって欲しい!
city.adachi.tokyo.jp/seiho-sidou/fu…
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取材しました。コロナ禍のみならず、非正規労働者の増加や低年金、無年金高齢者の増加など、「#住まいの貧困」は今後も広がる懸念があります。女性は「収入がなくなると住まいを失う不安が膨らむ。住まいがなくなる恐れのない社会になってほしい」と求めました。tokyo-np.co.jp/article/137746
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今や働く人の4割が非正規雇用で、彼らの平均年収は175万円です。この状態を放置するばかりか、助長してきたものはなんだったのか。問われるべきだと思います。
(日本経済の現在値:1)置き去り、米と339万円差 424万円、日本の平均賃金 asahi.com/articles/DA3S1…
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夫婦別姓を認めない制度は違憲かが問われた裁判で、裁判官それぞれがどんな判断をしたかも載っていて、参考になります!
最高裁判官11人、信条や過去の訴訟での判断は? 国民審査前にアンケート:中日新聞Web chunichi.co.jp/article/351134
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「誰とも話せず、部屋で叫んでいる」「自死を考えるようになった」。そんな電話が取材した数人からかかってきます。経済的な貧困も問題だけど、関係性の貧困はさらに深刻です。でもどうすべきか、毎回途方に暮れてます。地域に居場所があればいいのだけど、コロナ禍は特に難しい。ヒントがほしいです。
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論説委員・佐藤直子さんの<視点>読まれてほしい。
「家がないことに加え、女性だから命が軽くみられた気がしてならない。彼女の命を軽んじたのは、この男だけではない。この国の政治がそうだ。そもそも彼女が困窮していたのは、女性の低賃金が放置されてきたからではないか」tokyo-np.co.jp/article/142006
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生活保護で施設→人間関係で上手くいかず抜け出し路上をずっと繰り返していた人に、支援団体を紹介して1、2カ月くらい。「アパート入居になりました」と連絡があって久しぶりにとてもうれしい。住まいを得るのがここまで大変なのか、と嘆息もしつつだけど。改めて、住まいは人権だと思う。
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路上生活者らへのコロナワクチン集団接種を取材しました。豊島区のように勢力的に取り組む自治体もありますが、取材先には実績ゼロの自治体もありました。3回目接種が始まろうとしていますが、住まいがない人は都内に5000人ほどいると考えられ、対策は急務です。tokyo-np.co.jp/article/143079
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世帯年収1900万円には給付金が支給されても、働く低所得層には支給されないかもとのこと。不公平感は大きいし、これでは救われない人ばかりなのでは? 子どもが困っているのは親(大人)が困っているからで、年齢で区切るのは納得いかないです。tokyo-np.co.jp/article/143290
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今日の #新宿ごはんプラス は過去最高を更新の勢い。感染が落ち着いても経済的に苦しい人がまだまだたくさんいます。この場所がなければ、食べ物すら手に入らない人がたくさんいます。この深刻さが、どれだけ社会に伝わっているのだろう。
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渋谷区で亡くなった野宿女性を追悼する集まりに行ってきました。
誰かの死を見過ごして生きてきたことにもっと敏感でなければならないし、もうだれも死なせてはならないと思う。
スピーチしていた方の言葉から引用。
「もうだれも欠けてはならない」
#暴力と排除に抗しともに生き延びよう
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今日の #新宿ごはんプラス も過去最高を記録した先週と同じくらいの人数が集まっていました。支援物資は集めるだけでも大変な量です。仕事が無くなり、(クリスマスや正月で)格差を感じやすい年末が近づくのもまた不安です。。
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「○○制度は使いましたか?」生活に困窮する人にそう問いかて、「どうすれば制度を知れるのか。普通に生活していてわかるはずない」と強く言われた。せっかくの制度も、必要な人には届かない。窓口申請主義でなく、プッシュ型の支援がもっと真剣に考えられないとなって思う。
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親身になってくれる職員もいるけど、職員から偏見混じりに対応され、見下され、二度と福祉につながりたくないと話す当事者もいる。対応の違いがときには命の問題にもつながるのだと、もっと真剣に受け止められるべき。
受給者に「知能足りない」 生活保護巡り八王子市職員tokyo-np.co.jp/article/150507
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住まいがない人へのワクチン接種会で話した野宿男性を見かけて話しかけた。接種後は副反応がひどく公園で寝ていたら人から「家で寝なさい」「ばかなのか」と注意されたそう。「2回目は怖くて打てなかった」というのも、そんな体験をしたらそう思うと思う。安心して打つには、課題がたくさんあるなぁ😰
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民間団体が行う無料の食品配布会を取材しました。激増した利用者は、緊急事態宣言が解除された後も落ち着く気配がありません。「先が見えない」。そんな声がある現状を、もっと伝えていかなければと思います。tokyo-np.co.jp/article/151690
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#カタログハウス の食事券の記事をネットに上げてもらいました。年間の支援総額は960万円にもなります。
釜池さんは取材に、「支援の輪がここだけではなく、さまざまな地域で広がって欲しい」と話していて、共助の力強さを感じます。
tokyo-np.co.jp/article/152666
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今日の #新宿ごはんプラス は過去最多の511人が並びました。利用者がすごく増えていて、正直怖いくらいです。
それでも、「困窮は自己責任だと言われる。こんなにたくさんの人が並んでいるのに…」と昨年失業した30代女性。公的支援や理解が、まだまだ足りていません。
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住まいがない人や生活に困窮している人に差別心や偏見を持つ以前に、彼らががいることが前提となっていない社会だと感じる。コロナ禍が始まってもう2年。改善すべき制度や仕組み、運用はたくさんあると思う。無視していることに無自覚であることに、まずは気づかないと。
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たとえば女性の自殺増を指摘すると、「男性の方が自殺者は多いのに」と議論を封じるようなことを言われる。男性の生きづらさを考えることは大事だけど、女性の生きづらさの問題をおろそかにしていい理由にはならない。「男性だって大変なんだ」には、注意が必要だと思う。