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それらも含めて、SNSが普及した現代の選挙は、『ならず者候補者』への規制は考えなければならないだろう。オールドメディア時代に比べて、泡沫立候補のコスパが良すぎる。
選挙が税金をかけた大人の遊びになれば、近い未来に国民へと返ってくる。市場の失敗ならぬ、民主主義の失敗とならぬように。
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出典は忘れたが、宋代の朝廷で
「天災は天子不徳の現れというのは眉唾。陛下は憂う必要はありません。」
と進言する者があって、それを聞いた老齢の家臣が
「地上の全てを治める皇帝が、天を恐れなくなれば一体何を以って身を律するのか。」と諫言した、という話は非合理性のなかに合理性を感じて好き
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ベトナム共産党は本当にサイレント。
中国共産党のビックネームに隠れているが、1億人弱の国民、面積は日本と同等という侮りがたい規模の国家で一党独裁やっているダークホース。
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#まだ信じられている迷信
「儒教は権力者に都合がいいから東アジアの国教になった。」
→儒者は度々弾圧されます。筋を通して権力者に弾圧されることを名誉だと思っているので。孔子も孟子も朱子も生前は不遇。
そもそも、権力者に都合がいいという一点で採用されるなら「法家」が選ばれるはず。
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友人が畑に囲まれた孤立集落に暮らしているが、曰く村人はヨソ者が来ると軽く後をつけて何用か調べたりするし、路駐にも各人のエリアが暗黙に決まっていて、知らない車が停まっていると騒然とするらしい。
当然のごとく、村人全員の家族構成も知れ渡っている。都市民にはまず理解できない空間。 twitter.com/5ejwRThPHUqe4G…
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逆に、中世日本史界隈がマヤとアステカを混同したツイートをすればメソアメリカ界隈からボロクソに叩かれる。
間違った知識を披露されるとゲバ振いたくなるけど、少なくとも悪意がないなら吊るし上げるのは…。
明日は我が身なので。ホントに。
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よくスパルタと薩摩武士はバーサーカー(戦闘狂)扱いされるが、国家として「戦争狂」なのはローマや秦だろう。
前線が何度崩壊して、現場指揮官が何人討死にしようが、後からどんどん補充される。体制そのものが崩壊しない限り、ほぼ無限に兵力を供給できるシステムがある。
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末期の印象から「ビザンツ帝国は弱い」というレッテルを貼られがちだけど、こういう見方は中国史でも多い。
毎度のように万里の長城を破られて北方から侵略されてる印象があるけど、実は人間の一生よりも長い期間、侵略を防いでいることのほうが多い。
歴史が長いと神の目線で結果から逆算しがち。
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「現行犯なら冤罪は起きないから拷問してもいいのでは?」
我らの陳徳さんも当然拷問された訳だが、そんなしょうもない理由で皇帝が狙われたと調書に書けない役人達は、黒幕をでっち上げようとやっきになって拷問をかけたそうで。
拷問を使えはどんなことも「自白」させられるのでアテにならない。 twitter.com/Jiangshi2020/s…
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デスゲーム主催者
「私は人間の醜い本性が見たいのだ…。」ククッ
五胡十六国・南北朝
「どうぞどうぞ、ご覧になってください。」
デ主「もう十分堪能したよ…(300年間)」
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「儒教に対等はない」というのは間違いだが、他の思想に比べて「平等」であることのみを評価しない思想ではある。
兼愛を説く墨家と論争した孟子は「赤の他人と父母を同じように扱うのか」と反論したが、儒教は愛情のランク付けこそが人の道と考えるフシは確かにある。
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皇帝の住まう紫禁城も、結局は巨大な四合院。二里頭遺跡の頃から確認される伝統様式。
しかし、個々の建造物は小さく、そのサイズは欧州はおろか日本建築にすら見劣りする。
長年疑問だったが、曰く屋根の構造上巨大化が難しいことと、日照の問題から小型建築を連結させたほうが良いからだという。 twitter.com/nurhici_null/s…
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マヤ・アステカ(中米)と同列に語られがちなインカ(南米)には、リャマという大型哺乳類が存在していたので、日常的な生贄はリャマで間に合っていた。
貴人の殉葬や年に一度の豊穣祈願みたいな特別なときに人間が生贄になるのは旧大陸でもあるが、毎日の生贄に人間を使うのは古代の中米文明くらい。
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詳しい人が指摘しているけど、辮髪はただ後ろに縛ればいいというわけではなく、束ねる箇所以外を剃りあげる必要がある。
清初はワンコインの大きさしか剃り残さなかったが、嘉慶以後はこぶし大まで残すように。末期は前髪だけ剃る程度。 twitter.com/DucDeVinny/sta…
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生まれたときから近代国家の価値観を刷り込まれた我々が、前近代の諸制度をそのまま理解しようとすると混乱する。
国境や国籍が曖昧で、財源は公私混同が前提で、政府は福祉や教育にほとんど関与しない…。
現代と比較して何かを語ることがバカらしくなるくらいに前提条件が違う。