殭屍の史林堂(@Jiangshi2020)さんの人気ツイート(いいね順)

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ブラックパワー・サリュートの象徴的写真として有名な「メキシコシティ五輪の表彰台」 1位と3位の黒人二人による拳を挙げた抗議は、米国世論に大きな影響を与えたが、立ち尽くす2位の白人選手、ピーター・ノーマンについてはあまり語られない。彼もまた、二人に連帯する抗議の支持者だった。
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何度も言うけど、科挙のときは試験官への謝礼・心付けは絶対に渡した方がいい。 それも試験の「前」に渡さないと意味ない。表向きは不要だが、結局は試験官も人間。採点の厳しさに必ず差が出る。 謝礼の相場は30~500両。ただ、教官に渡すと金ドブなので要注意。渡しても五両。
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←理想の函谷関  実際の函谷関→
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姫騎士「くっ殺せ(でも私は貴族だから身代金を払えば許されるだろうな)」 オーク貴族「いやいや勝敗は時の運、お互い良い戦ぶりでしたな。今宵は宴ですぞ」 姫「(ほらきた)」 オーク「明日は戦士貴族の晴れ舞台。その勇敢な心臓を祭壇に捧げてくだされ」 姫「しまったアステカだ」 twitter.com/nabe1975/statu…
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2005年、米国サンノゼ州立大学に彼らの行動を記念した表彰台の像が建てられる。 最晩年のノーマンはこの話を事前に伝えられたところ、自分の像は不要だと告げた。 「私はただの支持者にすぎない。」 そして、こう続けた。 「そこに立つべきは、あなた達一人ひとりだからだ。」
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「供託金を無くすと泡沫候補が乱立する」 というのは制度一番の理由なので、300万円でも安すぎるという話もあるが、供託金が無い(or低額)の国は、『有権者〇〇人からの署名を集める』ことをもって乱立候補を防いだりしているので、民主主義と両立可能な改善点はまだあるということは伝えたい。
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【アステカ】←心臓えぐり出し!全身皮剥ぎ!神のためにもっと多くの生贄を捧げよ! Q:そんなに生贄が必要なら人間じゃなくて動物でも良くないですか? A:中米には生贄にふさわしい大型の哺乳類がほとんどいませんでした。 そう、人間を除いて。
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いつ見ても「誰?」ってなる。
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曾侯乙墓から出土した棺。 約2400年前に存在した曾(現在の湖北省)という小国の君主がこの棺の中で眠っていたが、その図柄は私達が想像する中国らしさとは無縁の禍々しいイラストで埋め尽くされている。 先秦時代の文化に思いを馳せるときは明清代の延長で考えてはいけない。
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その少し前、甥のマット・ノーマンは親愛なる叔父の名誉のために映画作りに奔走した。資金集めに時間がかかったため、公開されたのは彼が没した2年後になる。 タイトルは『en:Salute』 敬礼という意味の単語は、勿論ブラックパワー・"サリュート"からきている。
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母「彼氏の趣味は?」 娘「歴史」 父「良いじゃないか。父さんも司馬遼太郎の小説は好きだし、旅先では神社巡りもするぞ。」 娘「一冊数万円の専門書を買い漁るし、絶版なら相互貸借の申請へ図書館に。休日は仕入れた知識を披露するためTwitterやYouTubeにネタを投稿して…」 父母「別れなさい」
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「元寇に勝った鎌倉武士はマグレ」というツイートで中世日本史界隈から叩かれてしまった人は、本来は古代メソアメリカ史に造詣が深いので、歴史ド素人の思いつきとかではない。 歴史は広く深い。 隣の、そのまた隣の領域にもなれば教科書的知識しかないとかザラ。自分もインド史とか全然知らないし。
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事実上の名誉剥奪を受けたノーマンは、五輪選手という名声を使えず、引退後は精肉店でアルバイトをするまでに困窮していた。 離婚に鬱病。ノーマンは失意のなかで2006年に病没する。ちなみにオーストラリア五輪委員会は表彰台での行動を自己批判するなら、と彼に打診したがノーマンは当然断った。
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口コミはどんどん広まり、オーストラリア内だけでなく米国でも上映されるまでになった。 それを受けて、2012年にオーストラリア議会はノーマンへの度重なる冷遇を謝罪し、晴れてその名誉が回復されることになる。 70年代半ばに米国から名誉回復を受けたトミーとジョンに遅れること40年以上だった。
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表彰台での抗議活動で選手生命を絶たれた三人は、その後も親交を深めていく。 ノーマンの棺を担ぐ参列者の中には、親友の最期を見送りに米国から来たトミーとジョンの姿があった。
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某ツイートネタなんだけど、本当に科挙が汚職まみれだったと誤解されつつあって驚く。 基本的に科挙はクリーン。 制度に付け入る隙はないし、厳罰も脅しだけでなく実際に執行されている。ズル=賢いという認識の中国人達が、セコいことせずに発狂するまで勉学に励んだのが何よりの証拠。 twitter.com/Jiangshi2020/s…
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その後、トミーとジョンが五輪委員会から糾弾され、帰国後も非難に晒され続けたことはよく知られている。 それではノーマンは? 彼の故郷は白豪主義真っ只中のオーストラリア。当然無事では済まなかった。彼もまた本国で非難され、以後の五輪では好成績にもかかわらず出場の推薦を拒まれ続けた。
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ノーマンは表彰台に登る前に二人と親しくなり、そして彼らが行うパフォーマンスについて打ち明けられた。 賛同したノーマンは、トミーとジョンに「俺はそのとき何をすればいい?」と問いかけ、三人揃ってOPHR(人権を求める五輪プロジェクト)のバッチをつけて登ることを決意した。
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「科挙の倍率、10万倍。」 合格者数の10万倍も不合格者がいれば暴動が起きるんじゃ…? ⇒最終合格の途中に生員や挙人という身分が存在する。ドロップアウトしてその地位で満足することも可能だった。 「科挙」は一発試験ではなく、昇級試験なのだ。 #中国史沼にハマる前に誤解していたこと
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火縄銃の恐ろしさは、扱いやすさよりも殺傷力の高さにある。 【ジュール比較】 ロングボウ:約100J クロスボウ:約200J 火縄銃  :約3000J 運動エネルギーは必ずしも破壊力ではないが、火縄銃の威力は文字通り桁が違うので、まともに当たると命はない。威力だけなら現代のライフルと遜色ないし。
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【清朝八代「知道了」】 皇帝の下に無数にやってくる奏上文。読んだら読んだでコメントを残さないといけない。そのなかでも最頻出なのが「知道了(了解した)」。 お手本のような字にクセのある字。 あなたの好きな「知道了」はどれ?
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【勇者の処遇について】 大規模な領地を与えるのは韓信ルートなので絶対に避けるべし。 爵位贈呈は比較的安全だが、中央で威張られても困るし、他の貴族と軋轢を生む危険性も。 カネなら後腐れないが、いかんせん味気ない。 ~結論~ 財貨と一緒に「殿上でも帯刀できる権利」みたいな名誉を授ける。 twitter.com/chimairasuzuki…
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ベトナム共産党は本当にサイレント。 中国共産党のビックネームに隠れているが、1億人弱の国民、面積は日本と同等という侮りがたい規模の国家で一党独裁やっているダークホース。
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【150年以上続く中国の老舗企業】 →5社 これホント。最古の老舗は明代後期の漬物屋(1538年創業)。清代創業ですら数える程度。 なぜかと言うと、中国には「家業を継ぐ」という価値観が希薄で、たとえ商売で成功しても、子孫には継業より科挙を受けて官僚になってほしいと考えたため。 twitter.com/kyoutojin_bot/…
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伊達政宗の骨←これがあの偉人の遺骨か!と歴史ロマンを感じる 張之洞の骨←写真まで残っている偉人の成れ果てがこれか…と諸行無常を感じる