殭屍の史林堂(@Jiangshi2020)さんの人気ツイート(新しい順)

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皇帝の住まう紫禁城も、結局は巨大な四合院。二里頭遺跡の頃から確認される伝統様式。 しかし、個々の建造物は小さく、そのサイズは欧州はおろか日本建築にすら見劣りする。 長年疑問だったが、曰く屋根の構造上巨大化が難しいことと、日照の問題から小型建築を連結させたほうが良いからだという。 twitter.com/nurhici_null/s…
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今日の世界遺産が「アウクスブルクの水管理システム」だったから、そういや近世中国の都市水利ってどうなってたんだ?と思い調べました。 結論。 清代中国では上水道が存在せず、各人が勝手に掘った井戸を生活用水にしていたという。北京は硬水のため非常に不味かったとのこと。
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プリゴジン。 朱元璋になるか李自成になるかの瀬戸際なので、最後まで気を引き締めてほしい。 兵力増加に捕虜や囚人を使うのは歴史が有効性を証明しているが、窃盗や強姦を働いた者にはちゃんと処罰しないと空中分解すると太平天国が教えてくれている。
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乾隆帝(いぬい りゅうてい)教授 使用する外国語:日本語 ↑地味に笑える twitter.com/shoko_matsui/s…
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【エイジ・ヒーピング】 ナイジェリアの人口ピラミッド。 有名なカンボジアのアレよりおかしな事になっているが、これは自分の年齢を覚えていないから、キリのいい5の倍数で申告したことによる。 twitter.com/tsukasafumio/s…
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出典を失念したが、太平洋戦争末期にトルコが連合国側で参戦したと知ると、とある新聞社(むろん政府の影響下)が串本町の古老にインタビューして 「トルコ人は我儘な奴らだった」 「エルトゥールル号の恩を仇で返すとは何事か!」 という記事を書いたのを思い出した。 完璧な美談はそうそうない。 twitter.com/PentanO102/sta…
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アステカに興味を持った皆さん。 芝崎みゆき先生の『古代マヤ・アステカ不可思議大全』を読もう。 姉妹本の『古代インカ・アンデス不可思議大全』も一緒に読むと古代の中南米文明をコンプリートできるぞ。 専門書レベルの内容を全編漫画で読めて、まさかのお値段¥1,650。 soshisha.tameshiyo.me/9784794217622
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マヤ・アステカ(中米)と同列に語られがちなインカ(南米)には、リャマという大型哺乳類が存在していたので、日常的な生贄はリャマで間に合っていた。 貴人の殉葬や年に一度の豊穣祈願みたいな特別なときに人間が生贄になるのは旧大陸でもあるが、毎日の生贄に人間を使うのは古代の中米文明くらい。
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【アステカ】←心臓えぐり出し!全身皮剥ぎ!神のためにもっと多くの生贄を捧げよ! Q:そんなに生贄が必要なら人間じゃなくて動物でも良くないですか? A:中米には生贄にふさわしい大型の哺乳類がほとんどいませんでした。 そう、人間を除いて。
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姫騎士「くっ殺せ(でも私は貴族だから身代金を払えば許されるだろうな)」 オーク貴族「いやいや勝敗は時の運、お互い良い戦ぶりでしたな。今宵は宴ですぞ」 姫「(ほらきた)」 オーク「明日は戦士貴族の晴れ舞台。その勇敢な心臓を祭壇に捧げてくだされ」 姫「しまったアステカだ」 twitter.com/nabe1975/statu…
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母「彼氏の趣味は?」 娘「歴史」 父「良いじゃないか。父さんも司馬遼太郎の小説は好きだし、旅先では神社巡りもするぞ。」 娘「一冊数万円の専門書を買い漁るし、絶版なら相互貸借の申請へ図書館に。休日は仕入れた知識を披露するためTwitterやYouTubeにネタを投稿して…」 父母「別れなさい」
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今昔物語の原文だと、 「蛇には毒がある(という言い伝え)があるので、得体の知れない魚の切り身を人から買うのはやめましょう」 という注意書きで終わる。 偽装食品への注意を訴えた平安時代の文学という感じ。現在にも通じるところがある。 twitter.com/Kawahara_Emu/s…
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戦前日本の「北海道綴方連盟事件」や「生活図画事件」もそう。 共産主義者や反戦家を逮捕尽くした特高が、自由な教育を行っている教員を逮捕・拷問した事件。 難癖もいいところだが死者も出ている。被害者の教員達は「アカ」でも何でもない、むしろ体制寄りな人すら少なくなかったという。 twitter.com/yoshilog/statu…
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大富豪とて、しょせん商人。 良くも悪くも中国には「イエ」という概念もないので、職業もコロコロ変えられる。金物屋をしていても、薬屋のほうが儲かると思えば暖簾をかけ替えるなんてザラ。屋号という意識がない。 中国商人のたくましさは、信用よりも商機を重視するベンチャー気風が育てたのだ。
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【150年以上続く中国の老舗企業】 →5社 これホント。最古の老舗は明代後期の漬物屋(1538年創業)。清代創業ですら数える程度。 なぜかと言うと、中国には「家業を継ぐ」という価値観が希薄で、たとえ商売で成功しても、子孫には継業より科挙を受けて官僚になってほしいと考えたため。 twitter.com/kyoutojin_bot/…
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冗談抜きに、国際社会で広島焼きが「お好み焼き」になった瞬間なのでは? 訪日した外国人がOkonomiyakiを食べたいと言って大阪のそれを出したら違うとガッカリする。知名度の逆転現象(広島人にとっては正当な認識という)が起きる可能性も。 twitter.com/UKinJapan/stat…
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「無神論」は積極的に神仏精霊を否定する価値観だから、しめ縄巻いた御神木を切り倒したり、お地蔵様に腰掛けたりしても「ただの草木や石材でしょ?」と言える人が主張するもの。 日本人が自称する無神論のほとんどは、不可知論か理神論かアニミズムに該当する。
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明王朝、人気ない。 中国史オタクならば、自分を高官か将軍か詩人に重ねて時代を探求するだろうが、明王朝にはそのタイムスリップ妄想を打ち砕くシビアさがある。 己を宦官に重ね合わせる奇人ならば最高に楽しいかもしれない。 twitter.com/Jiangshi2020/s…
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逆に、中世日本史界隈がマヤとアステカを混同したツイートをすればメソアメリカ界隈からボロクソに叩かれる。 間違った知識を披露されるとゲバ振いたくなるけど、少なくとも悪意がないなら吊るし上げるのは…。 明日は我が身なので。ホントに。
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「元寇に勝った鎌倉武士はマグレ」というツイートで中世日本史界隈から叩かれてしまった人は、本来は古代メソアメリカ史に造詣が深いので、歴史ド素人の思いつきとかではない。 歴史は広く深い。 隣の、そのまた隣の領域にもなれば教科書的知識しかないとかザラ。自分もインド史とか全然知らないし。
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【有名な朝鮮末期の写真】 「主要繁華街なのに藁葺きの掘立小屋とか…」とよく言われるが、あれは乱廛(ナンジョン)と呼ばれる露店にすぎない。 その後ろには政府公認の立派な商業施設が並んでいる。
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朝鮮でも科挙は実施されていたが、中国のように監獄みたいな貢院に詰められることはなく、王宮や官庁の庭で広々と試験が行われていた。 地べた座りなのは、椅子文化の無かった朝鮮の特徴といえる。
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☡ネタです。 試験官に袖の下を渡すのは極めてリスクが高く、貰うほうすら首が(物理的に)飛びます。実際にバレた高官の首が飛んでいます。
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ただ、全く介入できる余地が無かった訳ではない。 最終試験の殿試は受験者数も300人程度で、席次を決めるだけの合格前提だったりする。 そういうときは、ツバをつけておきたい「将来の部下」に試験官が作意ある採点をしたりした。 例えるなら、公務員試験と官庁訪問の関係に近いだろうか?
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某ツイートネタなんだけど、本当に科挙が汚職まみれだったと誤解されつつあって驚く。 基本的に科挙はクリーン。 制度に付け入る隙はないし、厳罰も脅しだけでなく実際に執行されている。ズル=賢いという認識の中国人達が、セコいことせずに発狂するまで勉学に励んだのが何よりの証拠。 twitter.com/Jiangshi2020/s…