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表彰台での抗議活動で選手生命を絶たれた三人は、その後も親交を深めていく。
ノーマンの棺を担ぐ参列者の中には、親友の最期を見送りに米国から来たトミーとジョンの姿があった。
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口コミはどんどん広まり、オーストラリア内だけでなく米国でも上映されるまでになった。
それを受けて、2012年にオーストラリア議会はノーマンへの度重なる冷遇を謝罪し、晴れてその名誉が回復されることになる。
70年代半ばに米国から名誉回復を受けたトミーとジョンに遅れること40年以上だった。
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事実上の名誉剥奪を受けたノーマンは、五輪選手という名声を使えず、引退後は精肉店でアルバイトをするまでに困窮していた。
離婚に鬱病。ノーマンは失意のなかで2006年に病没する。ちなみにオーストラリア五輪委員会は表彰台での行動を自己批判するなら、と彼に打診したがノーマンは当然断った。
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その後、トミーとジョンが五輪委員会から糾弾され、帰国後も非難に晒され続けたことはよく知られている。
それではノーマンは?
彼の故郷は白豪主義真っ只中のオーストラリア。当然無事では済まなかった。彼もまた本国で非難され、以後の五輪では好成績にもかかわらず出場の推薦を拒まれ続けた。
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ノーマンは表彰台に登る前に二人と親しくなり、そして彼らが行うパフォーマンスについて打ち明けられた。
賛同したノーマンは、トミーとジョンに「俺はそのとき何をすればいい?」と問いかけ、三人揃ってOPHR(人権を求める五輪プロジェクト)のバッチをつけて登ることを決意した。
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「現行犯なら冤罪は起きないから拷問してもいいのでは?」
我らの陳徳さんも当然拷問された訳だが、そんなしょうもない理由で皇帝が狙われたと調書に書けない役人達は、黒幕をでっち上げようとやっきになって拷問をかけたそうで。
拷問を使えはどんなことも「自白」させられるのでアテにならない。 twitter.com/Jiangshi2020/s…
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3000年前の都が復元整備(殷墟) twitter.com/jyokakudotukky…
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建前上、勇者は国王直属の近衛団に属するものとして、名誉的な役職を与えるのもあり。
王家を示す紋章が入った宝剣を授け、その功績を銘文として鋳込ませれば、故郷に帰っても決して無下には扱われないだろう。
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【勇者の処遇について】
大規模な領地を与えるのは韓信ルートなので絶対に避けるべし。
爵位贈呈は比較的安全だが、中央で威張られても困るし、他の貴族と軋轢を生む危険性も。
カネなら後腐れないが、いかんせん味気ない。
~結論~
財貨と一緒に「殿上でも帯刀できる権利」みたいな名誉を授ける。 twitter.com/chimairasuzuki…
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笑い話でなくて、本当に研究する人がでてきてもいい頃なのでは?
ネットのアングラ文化はまだまだ担い手が現役だが、四半世紀が経てば当事者も減っているだろうし、半世紀も経てば今日の太平洋戦争研究者みたいに聞き取りすら難しくなる。 twitter.com/cicada3301_kig…
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それらも含めて、SNSが普及した現代の選挙は、『ならず者候補者』への規制は考えなければならないだろう。オールドメディア時代に比べて、泡沫立候補のコスパが良すぎる。
選挙が税金をかけた大人の遊びになれば、近い未来に国民へと返ってくる。市場の失敗ならぬ、民主主義の失敗とならぬように。
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むしろ現状の制度では、300万円さえ払う覚悟があれば、選挙活動の名の下に何でもできる風潮すらある。
政党名を個人や組織への誹謗中傷を含んだものにして、選挙活動の権利を盾に、選挙カーや駅前で高らかに主張できる権利が得られるのなら、300万円などカンパですぐ集まる端金だと思える人は多い。
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「供託金を無くすと泡沫候補が乱立する」
というのは制度一番の理由なので、300万円でも安すぎるという話もあるが、供託金が無い(or低額)の国は、『有権者〇〇人からの署名を集める』ことをもって乱立候補を防いだりしているので、民主主義と両立可能な改善点はまだあるということは伝えたい。
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詳しい人が指摘しているけど、辮髪はただ後ろに縛ればいいというわけではなく、束ねる箇所以外を剃りあげる必要がある。
清初はワンコインの大きさしか剃り残さなかったが、嘉慶以後はこぶし大まで残すように。末期は前髪だけ剃る程度。 twitter.com/DucDeVinny/sta…
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友人が畑に囲まれた孤立集落に暮らしているが、曰く村人はヨソ者が来ると軽く後をつけて何用か調べたりするし、路駐にも各人のエリアが暗黙に決まっていて、知らない車が停まっていると騒然とするらしい。
当然のごとく、村人全員の家族構成も知れ渡っている。都市民にはまず理解できない空間。 twitter.com/5ejwRThPHUqe4G…
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出典は忘れたが、宋代の朝廷で
「天災は天子不徳の現れというのは眉唾。陛下は憂う必要はありません。」
と進言する者があって、それを聞いた老齢の家臣が
「地上の全てを治める皇帝が、天を恐れなくなれば一体何を以って身を律するのか。」と諫言した、という話は非合理性のなかに合理性を感じて好き
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「日本の税負担は五公五民だ」という話も前に流行ったが、税が行政サービスとして帰ってくる現代と、殆どが武士階級の維持に使われていた江戸時代では話が違う。
そこを誤解したまま現代政治批判に使うと明後日の方向に進むので、喩えは安易に使うべきではない。歴史の知識はそのまま政治に使えない。
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生まれたときから近代国家の価値観を刷り込まれた我々が、前近代の諸制度をそのまま理解しようとすると混乱する。
国境や国籍が曖昧で、財源は公私混同が前提で、政府は福祉や教育にほとんど関与しない…。
現代と比較して何かを語ることがバカらしくなるくらいに前提条件が違う。
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