ゾルゲ市蔵(@zolge1)さんの人気ツイート(いいね順)

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この後ろに写っている「日の出写真館」というのは蒲田西口にあった歴史がかった店で、当時ピカピカのゲームセンターと並んでさながら過去と未来の対比のように見えたものだ。30年経ってなんのことはない。今では両方遠い過去の画像である。セガのゲーセン、新しい遊び空間。さようなら。
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「超人ロック」がその偉大さに比べあまり知られていないのは、あまりに完成された独自の世界だったからと思う。いかにも当時のアニメブームにハマりそうで実際やってみたらうまくハマらなかった。丁寧に再現してもそれは「大友克洋本人が作らなかったAKIRA」みたいにしかならなかったよう見えた。
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「ダーティペアの防災」とか「パチンコの不二子におまかせ」とか、あれ全部罠だからな。定期的に周知させておかないといけない。ダーティペアが出たら全部爆発炎上だし、不二子になんか何もまかせておけるわけがないだろう。
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①「ドラえもんである」 ②「長編映画である」 ③「できるだけ新奇なSF的要素を盛り込む」 毎年この三題噺である。普通ムリだ。どれくらい無理かは藤子F死後のオリジナル作と、リメイクの多さを見ればわかる。藤子Fは心底これがやりたかったのだろう。普通死ぬか逃げる。
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「マンガ絵の立体化」については、凄まじい試行錯誤と死屍累々の歴史があったのだ。というか普通に無理だと思われていた。どこかでシンギュラリティポイントみたいなのがあって、いつの間にかできるのが当たり前になっていった。できなかったよな。それこそ血のにじむ匍匐前進みたいな時代があった。
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昔ダーティペアというのがおって、主題歌で「今夜秘密のカジノにおいでよ」とか言うのである。絶対行かないほうがいい。ロクな未来が見えない。酷い目にあって最悪死ぬ。いいか行くなよ。こいつら疫病神だからな。
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昔、鄭問という台湾の漫画家がいて、漫画史上最強レベルな画力の保持者なんだけど、当時登場したデジタルペイントが「こんなん邪道だ」とか言われてた時期に、見事に使いこなして世間をあっと言わせた。断言するけど今も生きてたら絶対AI絵師やってる。芸術家と新技術の関係ってのはそういうもんだ。
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『VR刺身タンポポ』が本日6月11日より配信開始。刺身の上にタンポポをのせるだけのお仕事がVRで体験できる刺身タンポポ・シミュレーター | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com famitsu.com/news/202106/11… @famitsuより あるのかよ!
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これが、あまりに面白くて腰が抜けたのである。今ではマリオUSAになって「マリオならまあそんなもんだろうな」と思われるようになってしまったのだが、当時この見るからに「イベント用にテキトーに作りました」みたいな箱絵のゲームが、あそこまでガチで作りこんであるとは思わなかった。
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吾妻ひでお。「失踪日記」で再ブレイクして以降の視点で語られることが多いんだけど、本当にまず絵がうまいんだよ。復帰後も最後まで上手かったけど「牛と戦ってから100メートルを10秒で走れなくなった大山倍達」みたいな印象があった。皆知ってるよりもっと上手いんだ。怪物的に人に好かれる絵。
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(皆の期待に全力で答える湖川友謙)
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ゼビウスのナスカの地上絵の功績について一つ書き記す。今日ナスカの地上絵に人々の抱くイメージはゼビウスによって整理された部分がかなり大きい。実物のヘタウマ感が、当時の表現力の制限に収める形で非常にうまくまとめられ、以後のイメージの基準になっている。特に尾翼の巧みな処理を見てほしい。
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これ両方読んだ奴あんまいないと思うから記す。チベットの語り部の口承から起こしたA・ネールの「ケサル王物語」漢訳から君島久子が日本語訳した「ケサル大王物語」中身が全く違う。仰天する。細部の問題でなく、逆に細部しか合ってない。伝言ゲームの極致みたいな感じ。すげえなこれ。
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鳥山明の発明で無視してならないものとして「カッコいい服の皺」というのもある。歴史上こんなことをやった人間はあまりおらず(普通正確に描くだけで終わり、やろうとおもってもできないから)鳥山明によって分析再構築されたシャープな皺描写は一時期は業界スタンダードになってしまったように思う。
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「よそよそしさ」という表現に注目したい。今ならスターウォーズの特徴的なウェザリングを「汚さ」とするだろう。だが当時日本中がまだ十分汚かったので、こうした印象になったのではないか。逆に今の東京のペカペカな町並みは、大昔のSF映画のようである。
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荒木伸吾の様式美。この「送る髪の毛(見ればわかる)」をぜひ見ておいてほしい。アニメとは要するに様式美なのだが、こんなにも意図的に、しかも主題を壊さぬよう果敢に、動きの様式美を持ち込んだ者はいないと思う。車田正美全く関係ない。けど観終われば「聖闘士星矢」とはこういう世界と皆思う。
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コレ別に自衛隊がわざわざ攻撃せんでもいいと思わんか。
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(5ページ目あたりから寿司勝負がはじまります)
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これ本当に武論尊の脚本を読んでみたいんだよな。多分だけど脚本の時点では「ばあさんが異様にデカい」とは一言も書いてないんじゃないか。デビルリバースのサイズ感とかも同じで。もうダメだ。この絵が出てきた時点で何を言ってもしょうがない。
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アニメ「一休さん」というのがあって、毎回お話の最後に寝そべったまま「面白かった? じゃあね!」とか抜かすのである。許しがたい。なぜ自身の主演作の内容をチェックしないのだ。面白いと確信できてから放映に臨め。いくら室町時代だからってこいつは品質保証 というものをナメているのだ。
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こうして昭和の風景の中で見ると、改めてスター・ウォーズの凄さがわかる。当時ガキだったし、ということはSFの世界に親しんでもいた。だが世の中は別にそうでもなかった。今でこそ当たり前の結果に見えるかもしんないけど、よくあの当時に成立させたよなこれ。
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何度も書くが「美味しんぼ」連載当時(83)の日本の食文化が、それはそれは貧しかった(文化的に)ことを忘れてはならない。それは平賀源内の西洋画のように「あんな時代によくぞここまで」という視点からまず評価されるべきなのである。未だにそうなっておらず、今も叩かれているのが逆に凄いのだ。
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宇宙刑事ギャバンと言えば、いつまでも語り継がねばならないと思うんだが、いくら宇宙だからってこんなムチャクチャな刑事はいないと思うんだ。何者なんだよおまえ。
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「シャーロック・ホームズ対一休さん」というのを思いついた。これは面白いぞ。真実を突き止めるホームズに対して、一休さんはトンチで理非を誤魔化すことができる能力バトルだ。最後は当然タッグを組んだこの二人に、可愛そうなモリアーティ教授と将軍様がコテンパンだ。
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…三秒くらいでムリなことがわかる。