ゾルゲ市蔵(@zolge1)さんの人気ツイート(いいね順)

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「未来少年コナン」「ルパン三世 カリオストロの城」ここらへんを今はじめて見る人には、これらが当時、鳴かず飛ばずだったということを覚えておいて欲しい。「そんなことないぞ」と言う人が結構湧いて出るだろうけど、要するにそういう根性のある人が、鳴いて飛んだ結果の今日があるというだけだ。
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「見てください! 裏切り者の前任者はこうなりました!」
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トータル・リコールという映画があってな。このカットが全てなんだ。もう本当にこれだけなんだ。見たらわかるけど、これ本筋に関係ないオマケみたいなカットなんだけどな。どんな映画かと言われたらこれしか出てこない。「おばちゃんがパカッと割れてシュワが出る」という。俳句にもなっている。
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みんながPCエンジンを憎む気持ちを忘れないように再掲します。8bit年代記STAGE02 第1話(その2)
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何度も言うが、サンバルカンは一度見ておけよ。あれ戦隊モノと言うより岸田森主演のヒーロー物だからな。あれだけ派手な三人が暴れまわるのに、一番目立つの岸田森なんだ。ムチャクチャだ。多分最初はそんな予定どこにもなかったと思う。
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つまりキャラとしてのナウシカに、さらに言えば宮崎駿にそこまで人気はなかったのである。あったらラピュタがもっと売れていたろう。ジブリのブランド化が進んだので、昔から売れていたような錯覚と「出自が萌えだったからこそ売れた」という新鮮な視点が出てくるのではないか。売れないだろこんな人。
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みんながPCエンジンを憎む気持ちを忘れないように再掲します。8bit年代記STAGE02 第1話(その1)
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昔懐かしいガンダム情景模型に「テキサスの攻防」というのがあってやね。ガンダムとゲルググの奥でガンキャノンが見守ってる。誰か無粋なやつが「いやお前おらんかったやろ」とバンダイに告げ口したんだと思う。再販の時になんか気の毒な卒業アルバムみたいな扱いにされてて笑った。かわいそう。
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さいとう・たかをは、「宇宙人も人間のように、一体毎に身体的特徴がある」というのを、世界初とまでは言わないが、おそらく最初期に見せた作家でもあったと思う。これ以外と誰もやってない。宇宙人を一体毎にここまで描き分けるだけの画力が普通はないから。
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一本の線である。アニメだから。こんなところに余計な線を使う訳にはいかない。その一本の線だけで、何度も使い込まれた地図の質感が伝わってくる。惚れ惚れするような絵の仕事。100人中80人は気づかないと思うのでオレが記す。君同じように描いてみたまえ。できないから。
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「どうしたのです星矢!」 「血圧計に点滴がつながってるからじゃないですかね」
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物凄くよくできているが、何をやっているんだ君たち。
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いい画像がぱっと出てこないけど聖悠紀の「松本零士ともスター・ウォーズともぜんぜん違うメカ」というのは本当に孤高の存在だった。しかもそれ以前、ごく初期からそうなのだ。(しいて言えば「2001年宇宙の旅」を源流として挙げられるかもしれない)「聖悠紀のメカ」というのはもっと評価されていい。
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仙台上空の未確認飛行物体って、どう見てもこれだよな。ガッツ星人め…。
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マンガやアニメやゲームの、現実にはありえないような美少女やら超ご都合主義的な異世界やらについて、黙ってまずこの画像を見るのだ。おたまの底にカレーついてないだろう。現実にはありえないだろう。超ご都合主義だよな。けど絶対おたまの底がピカピカな方がいいだろう。要はそういうことだ。
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「超人ロック」でいうと、これは当時他とはレベルの違うSFマンガだったと思う。「SFとはなんぞや」みたいな手探りの時代の中で、しれっと、ガチで、飛び抜けた状態の存在に見え、それが泥臭さの抜けきらぬ昭和のあの頃において、ある意味不幸に感じられた。読み比べると本当に他と全然違う。
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平たく言えばスネ夫には「おぼっちゃまくん」との混同が起こったのである。それは「押忍!番長」において、実は番長でもなんでもないのだが、時代的に番長的外見を持っていた最晩年の例であるジョジョの承太郎との混同が見られるのにも似ている。
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あの…この話題もうやめようと思ったのだが ①安珍と清姫というお話があって ②実は安珍が鐘の中でこんがり焼かれる結末で ③その安珍の焼死体がクッキー型になってる これでもう十分だと思うんだが ④鐘まで饅頭にされて「あんちん」が「ちんちん」としか読めない …どこまでネタ尽くしなんだこの話。
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宮崎駿って多分驚異的な映像記憶能力の持ち主なんだよな。おっそろしく膨大な、見たもの全てについての蓄積が脳内にあって、そこから自由に取り出せたのだと思う。あのレイアウトや舞台設定はそこから来ている。んで「絵がうまい」「演出が上手」みたいなその先もあるので、あんま根底が語られないと。
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白土三平をそういう文脈で語ることは許されなかったのだけど、この人は要するに忍者アクションが素晴らしかったのだ。本当に唯一無二のスピード感とテンポがあって、誰も継承できていない。階級闘争とかそういうのは、主題のようで所詮薬味に過ぎないと思っている。宮崎駿のエコロジーとかと同様。
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「美味しんぼ」や「ゴルゴ13」、あるいは「ワイルド7」等の考証ミスの揚げ足を取るのは、あんまカッコよくないということをそろそろ共有すべきだ。大昔である。当時は未知の世界である。ジャンケンは常に後出しが強いに決まってるのだ。むしろなぜそのミスが生じたのかを考察するほうがよほど面白い。
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ますむらひろしの本質はここらへんにあったと思う。だけどここから非常に穏健なところに着地して、それが彼を結局幸せにしたとも思う。初期のますむらの、突き放したような虚無感が好きだ。それこそが宮沢賢治に通じており、通じたままであったら商業的に成功するはずもなかったと思う。
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寺田農、トラウマだった『天空の城ラピュタ』のムスカ大佐役。声を録るときに「宮崎駿監督とモメてさ」 news.yahoo.co.jp/articles/41e6d… この「寺田農のムスカへの態度」というのは記憶しておいて損はないと思う。これが一般的な当時のアニメへの態度だった。と同時に、この気骨がムスカを成立させている。
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(今知ってびっくりしたこと)昔のヒット曲で「あずさ2号」というのがあって「8時ちょうどのあずさ2号で」と歌う。夜に聴く大人の歌だから当然夜の8時から深夜の逃避行と思ってたら朝の8時だったこと。健康的やがな。ただの観光やがな。駅弁とか買ってそう。
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宮武一貴は、その作品世界を方向づけるような決定的なデザインを、一度だけでなく何度も繰り出している。しかもそれが創意工夫に富んでおり、巷間語られるSF的合理性の範疇などには決して留まらないのだ。常に明快で、斬新で、面白い。なんと見事な仕事だろう。もっと知られてほしい。