大山 格🇺🇦(@itaru_ohyama)さんの人気ツイート(いいね順)

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生麦事件は攘夷派浪士のテロじゃなかったから大問題なのだ。歴とした薩摩藩士が、上司の命令により、職務として遂行したから、つまるところ藩の責任が問われる。そして、諸藩を監督するはずの幕府にも責任が追及された。
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淫祠邪教の廃絶は、明治末の神社合祀令によって推進されたと、わしは思っているよ。宗教政策は文部省の管轄だったが、神社は内務省の管轄で警察が動いた。闇から闇へ葬り去らなきゃならないような、隣村から子供を攫ってきて生き晒しにするような信仰は、たいがいこの時期に潰されたらしい。
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ベトナム戦争の時、ベトナムに対して「早く米国に降伏すべきだ」と言った人が、どれだけいただろうか。
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国→ こども減ったし、こどもの城は要らないよね。 都→ こども減ったし、都立児童会館は要らないよね。 国&都 少子化が止まらないのは何故だろう
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わしは障害者であり、手帳を持っているが、「障碍者」という書き換えに対して違和感がある。不具とか廃失とか穏当で無い字面を排除するために「障害」に置き換えられたのに、その「障害」がまた「穏当で無い」なら、何度変えようとも、変えた都度、また「穏当で無い」と言われるだろう。キリが無い。
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国産ロケットは、金の卵を産む鶏になるだろうに、ろくろく餌を与えないから卵をとれない。このうえ「予算を削れ」というに及んでは、開いた口が塞がらないわい。金の卵を産む鶏を、唐揚げにして、一度かぎり喰ってしまおうということだからなぁ。ちゃんと育てれば何度でも卵が得られるというのに。
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ある中年女性に「大学を出て、結婚しても家庭に埋没しないで社会で活躍した人」という具合に大山捨松のことを説明したら、そんなのフツーでしょと返された。いつ誰がフツーにしたんでしょうねぇ。選挙権も自動的に与えられるのが当然だと思っていて、自由民権運動とかには興味ないそうですヨ。
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慶応4年は明治元年なんだけど、捏造された偽史料で、改元前の日付なのに「明治元年」と書いてあるのがあってですね……
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装束だってか、いろいろ違うと思うよ。ドラマでは江戸時代の全期間を通じて同じ衣装を使い回している感じがするけれど、あんまし言わないよね。元禄の頃と、幕末とじゃ、かなり違うんだけどなぁ。でも、あんまし言う人がいないよね。なぜだろうね。
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ちょくちょくミリタリー系も採り上げる某歴史雑誌の編集部が、まだ渋谷にあった頃のこと。飲みに誘われて、いろいろ話したなかで、自衛官に教育なんて不要でしょみたいなことを言う。おまえなぁ、仮にも銃を持たせるんだぞ! と思わず怒鳴りつけた。それ以来、仕事が来ないんだけど
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で、いまの知識教養を持ってタイムリープしたとして、字も読めない、銭勘定もマトモに出来ない、社会生活に介助が必要なくらいのお荷物にしかならないんですよ。 という小説を書こうとして、全周囲から止められたことがありました。
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その挙げ句が、低迷した戊辰戦争研究だもんな。曰く、武器の差で勝敗が決した → ウソです  実際には運用の差 政治思想が戦争を左右した → ウソです  実際には勢いが強い側に付和雷同した なんていうレベルだったからね、その当時は。
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戊辰戦争だと、間接射撃を指揮できる士官が多くはいないので、たいがい歩兵線まで砲兵も出ていって、歩砲同列で戦ったりすることがほとんど。なんだけど、たまに手旗なんかを通信手段として間接射撃もヤル。当たりやしないんだよ、コレが。だんだん修整して弾着が近づいてくる恐怖。
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もうヤバイと思って逃げ出してくれりゃ、歩兵が突撃にぃ進め! となるわけよね。そんなわけで砲兵の陣地転換あんまりしないのよね。いまは対砲レーダーなんてものがあるから、一回撃つと球筋で位置がバレてしまうらしいね。それじゃ仕方ない。考えりゃわかるんだけど、感覚ちがうんだなぁと。
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自室の本棚に歴史書が一冊もない人から「歴史書を書きたい」と相談を受けた。まずは小説じゃない歴史書を読みましょうか。山岡荘八とか吉川英治とか、司馬遼太郎などを読んで論ずべきは文学です。歴史を論ずるには歴史学者が書いた史学の本を読まねばなりません。
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この記事で、積もり積もった、言いたいことをぶちまけたよ。 intojapanwaraku.com/culture/163368/
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しかし、まあ、その老人の手口はスゴイ。墓所の修復という目的を明示した寄付の募集だから、大金が入ったのに何もしないわけにいかない。あらかた使ったところで税務署にチクるというと、納税の準備が無いところだから、差押えとか、固定資産の競売とかまで行っちゃうよねぇ。
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九六銭という商習慣を御存知ですか? 現金決済、必ずしも10進法じゃなかったんですよ。つうか、九六勘定のほうが一般的。郵便は例外で九六勘定をしませんが、屋台で立ち食いの蕎麦は九六勘定です。たいがいツケで買い物していた武士は、その場で現金決済するのに慣れてない人が多かった。
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大勢が見ているまえで、怒鳴って追い返したわ。いまでも「大山格は地元の善意を受け入れなかった」みたいに言い触らしているそうだが、善意のお値段170万円じゃ手が出せませんよ。そのあと紆余曲折あって、記念碑は建てたけどさ、石屋さんは「総額80万で受けた」と言ってたなぁ。善意の正体な。
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シャブ牧師に対しては「もう逮捕されているのだから叩く必要が無い」とか言ってる人もいるが、宮崎勤は刑死してなおオタクの標本みたいに言われて叩かれ続けているのに比べ、ずいぶん扱いが違うよなぁ。
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わし、ことさら性格が悪いから言うんだけど、非業の死を遂げた人について、周囲の人が様々に証言している史料があるけれど……悪く言わないよ、普通は。「死んでスッキリした」とか言えちゃう人は、そうそういない。ことに妻子がないまま死んだ人に対しては、悪く言うのは心理的に無理なのよ。
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背に腹は代えられず、子供を戦わせてしまった事例は古今尽きないが、御国自慢に利用するのは止めたが良い。そのとき生き残っていた大人が一人もいなかったのなら子供が戦う理由になろうが、おめおめと生き残った中に大人が多数いるのに、「子供までが立派に戦った」ってのは無いでしょう。
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前にベンツ乗り回してオラオラって感じの人がいたけどね、その近所に本当の大金持ちがいてね「自分で運転しなきゃならない人は大変ですからね」と言ってた。その大金持ちの家には黒塗りの車がお迎えにくるのよ、白い手袋した人が運転してね。
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歴史小説はパラレルワールドの歴史なんだってば。司馬遼太郎作品のなかでも『花神』のワールドと、『燃えよ剣』のワールドは別世界。どっちも現実世界の出来事では無いのよ。『巨人の星』世界と『侍ジャイアンツ』世界とが別々なのと同じ。現実世界のスポーツ年鑑に星飛雄馬や番場蛮の名は無いから。
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歴史雑誌の編集さんにも、歴史に対する興味関心がゼロみたいな人がいて、「読者さまはカネ払って歴史雑誌を読もうとする人たちだからアナタと意識が違いますよ」と言っても、ワカラナイというか判ろうとしない人が、一人二人じゃないんですわ。 twitter.com/nozonder/statu…