NHK問題が韓国でも報道されています 「軍艦島歴史歪曲のために…65年前のNHKをも検証しようとする日本」(韓国日報12/28)「軍艦島(端島)炭鉱をめぐる日本側の”歴史の揺さぶり”が続いている」「日本は戦時の暗い歴史を反省するより、自らに不利な歴史の消去に出たのである」 n.news.naver.com/article/469/00…
韓国MBCは2020年12月29日、韓国日報の記事を引用する形で、私ども「真実の歴史を追求する端島島民の会」が問題提起しているNHK「緑なき島」(現在DVD販売中)で放送された炭坑映像の捏造疑惑について報道しました。この問題は、少しずつ韓国でも注目されはじめています。(映像は韓国MBCより引用)
端島の朝鮮人被害証言を集めた「長崎在日朝鮮人の人権を守る会」設立者 岡正治氏は、朝鮮総連と関係が深く、警察庁が極左暴力集団として警戒する「中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)」の推薦を受けた政治家。機関紙「前進」で過激な主張を繰り返しており、証言収集も〝闘争〟の一環に見えます
中核派・岡正治氏の名を冠した「岡まさはる記念 長崎平和資料館」では、軍艦島だけでなく、慰安婦、南京大虐殺など、戦時中のいわゆる〝加害の歴史〟に対する日本の戦争責任を強く主張し、日本政府を一方的に断罪しています。歴史教育の一環として、修学旅行でここを訪れる学校もあるようです。
元端島島民の小佐々又俊さんは「長崎在日朝鮮人の人権を守る会」の岡正治氏らが、端島(軍艦島)が「地獄島」「監獄島」という主張を繰り返してきたことについて強い不信感を抱いてきました。しかし、長らく地元メディアは岡氏らの主張だけを取り上げ、疑問を感じる端島島民の声は黙殺してきたのです。
端島の朝鮮人被害証言を集めた長崎在日朝鮮人の人権を守る会の岡正治氏は、1971年極左暴力集団・中核派の集会で三菱を念頭に演説しています。「戦前、アジア侵略の拠点だった血にまみれたこの長崎を、私は侵略阻止の拠点にするため先頭になって闘い、文字通り身体をはって侵略には内乱をもって応える」
NHK「緑なき島」で端島坑内とされる映像が捏造された問題。NHKは「端島における取材に基づき制作・放送」とあいまいな回答。私どもは、なぜ当時の「鉱山保安法」「石炭鉱山保安規則」「保安規程」に明らかに違反する映像が、端島炭坑の様子として放送・DVD販売されているのかと問うているのですが。
左側の画像がNHK「緑なき島」の端島坑内とされる映像。そして右側の画像が韓国の劇映画「軍艦島」の映像。鉱員たちがケージで坑内へ降りる映像や、褌一丁の鉱員が這いつくばって坑内を進む描写が極めて似ており、明らかにNHK「緑なき島」を参考に、韓国映画「軍艦島」が製作されたことがわかります。
NHKが事実と違う映像を放送し、今もDVDを販売し続けるということは、世界に嘘を撒き散らしているということです。そのことをまずNHKは認識していただきたい。それによって損なわれるものは非常に大きいです。端島(軍艦島)への誤解を広げ、徴用工問題をこじらせ、日本の国益を損なうことになります。
日本屈指の炭鉱技術の専門家である九州大学名誉教授・大牟田市石炭産業科学館名誉館長の松井紀久男先生は、NHK「緑なき島」の映像について強い疑念を抱いておられます。映像が当時の端島の実態と明らかに乖離していることから、NHK側の編集で端島ではない映像が組み込まれた可能性を指摘されています。
47年前の1974年1月15日に端島は閉山しました。坑長だった岩間さんの言葉は今なお島民の思いです。「炭坑ほど多くの人が同じ所に住み、同じ職場で働いている所はない。人の和が完成して炭鉱の幸福が実現する。端島には昔から和やかな親しい気分が充溢している。この良い気風はいつまでも持続させたい」
閉山から47年。私たちの故郷 端島が「地獄島」だったと中傷され、こうして元島民や支援者が誤解を解くために活動しなければならない現実は、今なお受け入れがたいものです。ましてやNHKには「負の遺産」と決めつけられ、報道のおかしさを指摘してもまともに取り合わない。憤懣やるかたない思いです。
「脱出して溺死した死体を焼却する煙も見ました」軍艦島強制徴用証言――久しぶりに、グ・ヨンチョル氏がネットに登場。我々島民と対話したいと韓国JTBCの番組で発言されましたが、ぜひ実現したいですね!グ氏がいたというクラスの集合写真を見ながら思い出を語り合いましょう。 m.blog.naver.com/PostView.nhn?b…
まだ、ご覧になっていらっしゃらない方は、ぜひ。 ■メッセージ映像「語り合う端島の元島民たち」 youtu.be/efNwuohR9bE ■メッセージ映像「グ・ヨンチョルとは何者なのか」 youtu.be/O8ZBH0EZQVo ■メッセージ映像「元端島島民 韓国JTBC報道番組に反論する」 youtu.be/Zg4IYi1wElU
NHKが捏造映像を韓国に撒き散らし続けています!1月15日にKBS広州で放送。「日本の右翼 産業遺産国民会議と軍艦島元住民が65年前のNHKドキュメンタリー『緑なき島』の映像が捏造だと問題提起。NHKは調査の結果、問題ないと回答。歴史否定のため65年前の自国の放送をも偽だと主張する日本、一体なぜ?」
わざわざ NHKの捏造映像から坑道の美術セットまで作り、採炭作業を再現しています。こんな狭い場所で何百人もの坑夫が採炭できたのでしょうか。思わず笑ってしまいました。端島炭坑は戦時中も大規模な「甲種炭坑」で、このような非効率な採炭作業など行いません。再現していただくとよくわかりますね。
長崎新聞1994.7.29「三菱端島炭鉱に強制連行され四年間在島、終戦後に帰国した元徴用工の生存を初めて確認」の記事。金先玉氏「端島では海底で体をかがめ採掘作業したため背骨が曲がり変形」「原爆の爆風で端島でも窓ガラスが割れた」→ この元徴用工の証言を長崎新聞は責任を持って検証すべきです。
私どもが長崎原爆資料館に直接確認したところ、原爆によって窓ガラスが割れた地域は爆心地から半径15㎞圏内であるということ。もちろん当時、端島にいた島民に確認しても、誰一人ガラスが割れたという目撃証言は無く「ガラスが割れるはずがない」という答えばかり。長崎新聞社はしっかり検証すべきです
繰り返し申し上げますが、NHK「緑なき島」の端島炭坑の抗内とされる映像のように体を屈めて採炭するような切羽(採炭場所)は端島にはありません。ましてや「背骨が曲がり変形」するほど体を屈めて採掘する作業は、戦後はもちろん戦時中もありません。そうした点も含め、長崎新聞社は検証すべきです。
加藤元内閣参与、NHKの軍艦島番組問題「映像が島民の人権傷つけた」 sankei.com/politics/news/… @Sankei_newsより
端島の採炭法「前進式長壁法」「急傾斜採炭」を誰にでもわかりやすく立体的に説明するために、手作り工作で試行錯誤しています。しかし実際に検証していくとわからない点も多く、なかなか苦労しています。やはり現場で採炭されていた方に、詳しくお話を聞かないといけません。文献だけじゃだめですね。
NHK「緑なき島」の映像が、なぜ端島の採炭現場と違うと言えるのか、朝鮮人労務者が多く証言している「うつ伏せで掘るしかない狭さ」「体をかがめ採掘作業したため背骨が曲がり変形」などという証言が、いかにありえないかを炭坑技術の視点から正しく理解してもらう必要があると私たちは考えています。
巨大メディアには、嘘でさえ真実にしてしまう力がある。それを一般市民が検証し、反論するには莫大な労力と時間と精神的な負担が伴う。私たちは、端島について検証しているにすぎないけれど、こんなこと、じつは他にも山のようにあるんじゃないかと思ってしまいます。本当に、信用ならないと思います。
和田政宗『NHKの軍艦島番組でジャーナリズム精神に反する番組作り』 ⇒ ameblo.jp/wada-masamune/… #アメブロ @ameba_officialより
「真実の歴史を追求する端島島民の会」が私たちの主張を冊子にまとめて発信していくことにしました。テーマは「誰が歴史を捏造しているのか」です。日本語だけでなく、英語版、韓国語版も作成し、支援者の皆様のお力を借りて国際社会へ訴えています。まずは、産業遺産情報センターで配布を始めました。