2015年ドイツで開催された世界遺産委員会で「明治日本の産業革命遺産」の登録に反発した韓国政府や市民団体は、全く関係ない写真を使ってビラや冊子をばら撒き、アウシュヴィッツを想起させるプレゼンテーションで、いかに朝鮮人に凄惨な虐待が軍艦島で行われたかをなりふり構わず世界各国に訴えました
世界を騙すような韓国政府や活動家らの行為に対し、事実を検証し反論の声を上げることは、当然日本政府がやらなければならないことです。問題なのは、日本国内にもそうした誤った情報をまき散らす人々がいるということです(むしろ日本が発信源だったりします)写真:岡まさはる記念長崎平和資料館展示
元端島島民たちは、故郷端島が「地獄島」だったといわれなき中傷を受け、マスコミに騙され、加害者のように見られました。無念の思いで亡くなられた方も大勢います。事実を歪曲し、島民の尊厳を踏みにじるような行為について、私たちは断固反論し、支援者の皆様とともに軍艦島の真実を取り戻します。
原爆が投下された時の端島はどんな様子だったのか。端島島民が書いた『燃ゆる孤島 軍艦島22年間の思い出』(内田好之著)には、当時の様子が絵に描かれている。生暖かい風が肌を撫でるように通り過ぎた後「中の島の先端部を定規で線を引いたみたいに、横一直線になって押し寄せて来ているではないか」
しかし崔璋燮(チェ・チャンソプ)氏は端島での原爆体験を「ピカーッと光って窓ガラスが割れた」(2011.2.12 毎日新聞)「非番で自室に居ると、稲光のような光が10秒ほど続き、窓ガラスが割れた」(2011.2.13毎日新聞)などと証言しています。爆心地から20km離れた端島では、窓ガラスは割れていません
元端島島民の内田好之さんのお父様は端島病院の医師。内田さんは著書に、昭和19年11月頃、中国人が貴重なパンを持って父親に治療の御礼に来たと記しています。お父様は「患者には朝鮮人、中国人もいるが、日本人と区別して治療したことは一度もない」「親切にはお金はかからない」と話されたそうです。
昭和10年3月26日、端島最大のガス爆発事故が起きました。長崎日日新聞からは号外も出て事故の詳細が報じられています。坑内で救出に当たった最高幹部も二次爆発に巻き込まれて殉職。30日夕刊時点で死亡者27名(日本人18名、朝鮮人9名)朝鮮人だけが危険な仕事をさせられたという事実は見当たりません。
戦前の「三菱鯰田炭坑絵葉書」です。鯰田は端島と同じ三菱鉱業の炭坑です。炭層の傾斜が緩やかで18度、山丈は低く1.14m、コールカッターという機械で採炭しました。石炭増産のため、炭坑で働く人々の新しい「寄宿舎」が建設されました。労務者の受け入れのため、端島も似た状況だったと思われます。
「朝鮮人徴用工の手記」東洋工業で働いた鄭忠海さんが最初に家族に宛てた手紙。「まず安心してくれ。寄宿舎は新しく建てられたきれいな家で、畳の部屋は広く清潔で、絹のような寝具が寒くないように準備されており、食事もほどよくしてくれているので暮らしていけそうだ」。当時を知る貴重な記録です。
一方、端島炭坑では、強制連行された少年たちが鉄格子に閉じ込められ、鞭を打たれ、拷問されたと、韓国では絵本を通じて子どもたちに教育を行っています。韓国の絵本「恥ずかしい世界文化遺産 軍艦島」(文・絵 ユン・ムニョン/2016年/ウリ教育刊)あまりに違いすぎませんか?おかしくないですか?
どうして日本人は、本に書いてあるとそれが「事実」だと思い込んでしまうのでしょうか。そういう致命的な弱点が活動家らに利用され、巧みに嘘を織り交ぜた文章が「記録」として後世に残ってしまうのです。1つ1つは細かな嘘ですが、小さな嘘の積み重ねで「地獄島」のイメージが演出されているのです。
ご尽力いただき、心より感謝申し上げます。私どもとしては、まずはNHK側からの調査結果、回答を待っている状況です。進捗があり次第、皆様にご報告させていただきます。ご支援いただいている皆様に、あらためて御礼申し上げます。 twitter.com/wadamasamune/s…
韓国・釜山の「国立日帝強制動員歴史館」の展示より。「みつびし 軍艦島炭鉱」の様子が再現されています。端島には実在しなかった狭い坑道の様子。そして「朝鮮人は防空壕に入ることはできない」という看板。端島炭坑で朝鮮半島出身の労務者や家族が、防空壕に入ることを禁止された事実はありません。
韓国政府は、自国で歪曲だらけの国立の施設を作っておきながら、日本政府の内閣官房 産業遺産情報センターに対し「歴史的事実を完全に歪曲した内容が含まれ、甚だしく遺憾である」と批判しています。まずは、自分の施設が客観的に事実であるかどうかをよく検証されるべきではないかと思います。
私どもが問題提起したNHK「緑なき島」について、皆様のご支援のおかげでようやく徹底追及すべきという声が高まってきました。一方NHKでは、私どもの申し入れにより、現在真摯な調査が行われていると信じており、近日中には、何らかの回答が寄せられるものと期待しております。 youtu.be/4xrtgyrWCIM
本日、産経新聞でも報道されました。「軍艦島とは別の場所」元島民が疑義 NHK番組 検証要求- 私どもとしてはNHKからの誠意ある回答に期待しております。まもなく回答があると思われます。進捗あり次第、ご報告させていただきます。
本日正午過ぎ「真実の歴史を追求する端島島民の会」代理人弁護士が、NHKからの正式な回答を受領しました。内容は、資料の確認、関係者からの聞き取り、保管映像の精査等から「別の炭鉱で撮影された映像が使用されたという事実は確認されませんでした」とのことで「端島における取材」との回答でした。
NHKの回答には、私どもが捏造だと指摘した映像について、実際の端島炭坑の作業を撮影したとする根拠は一切示すことなく「端島における取材に基づき、制作・放送されたもの」と主張しており、極めて不誠実な回答であると受け止めざるを得ません。当会は、引き続き本件の真相究明に努めてまいります。
事実と異なる映像が、メディアの歪曲によって事実であると断定されることは、極めて深刻な事態を引き起こします。何が事実であるか、NHKは真相を隠蔽することなく、調査の内容をしっかりと開示して説明すべきであり、我々の疑義に対して1つ1つ丁寧に回答すべきです。
NHK、「別の炭鉱映像の使用、確認されず」 元軍艦島島民に sankei.com/entertainments… @Sankei_newsより
「軍艦島の真実」ウェブサイトで、当会から令和2年11月20日付でNHK 前田会長宛に送付した「抗議書兼要求書」と、12月28日に受領した2020年12月25日付のNHKからの回答書を公開致しました。それぞれクリックすると書面が拡大され、全文をお読みいただけます。ぜひ、ご覧下さい! cutt.ly/5h5n4Uw
NHK「緑なき島」の端島炭坑の抗内とされる映像は、当時の端島炭坑の実態と明らかに異なる場面、違和感のある場面ばかりです。ナレーションの説明も間違いだらけです。なぜそのような番組内容なのか、日本の公共放送であるNHKが、その真相を隠蔽して許されるはずがありません。 youtu.be/4xrtgyrWCIM twitter.com/gunkantruth/st…
あらためてNHKによる【偏向報道】【捏造報道】に対して私たちは強く抗議します。また私どもの「抗議書兼要求書」に対する不誠実な回答に、強い憤りを感じます。 twitter.com/gunkantruth/st…
株式会社NHKエンタープライズが販売しているDVD「軍艦島よ 永遠に」を代金を支払って購入された方は、NHKに騙されたようなものです。なぜなら端島炭坑の映像が実際のものではないのですから。株式会社NHKエンタープライズは支払われた代金を購入者に返還すべきです。そして速やかに販売を中止すべき。
新しい年を迎えました。今年はコロナ禍の影響で、日本中が厳しい一年になりそうです。端島の元島民は全国に散らばっており、交流や聞き取りも簡単ではありませんが、残された時間は長くはありません。今年も端島の誤解を解くために活動してまいります。どうか皆様のご支援をよろしくお願いいたします。