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人間は多大な不安とストレスがかかると認知能力が下がり「小銭が数え切れない!」と症状が出ることもあるそうです。なのでお店のレジでモタついている人がいたらイライラせずに「辛いことたくさんあったんだね…」と心の中で慰めてあげてください。
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自分にとってストレスまみれな仕事をすると認知能力がめちゃくちゃ下がるので気をつけてください。私は不慣れな仕事を早朝から夜まで上司に詰められながらやっていたら、仕事終わった後にスーパーで迷子になったことがあります。そうした際は早めの相談が大切ですね。
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陸上自衛隊では「バトラ」と呼ばれる赤外線装置を使った対向演習があります。このバトラですがたまに故障品があります。そうするといくら撃っても死なない不死身の兵士が誕生したり、無限に射撃ができる小銃が出てきます。その状態を先輩は「主人公補正」と言っていました。
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異性との交際を考える際に「ハイキング」に行くとよいと聞いたことあります。人間は疲れると本性が出てくるので露骨に不機嫌になったり、人を置いて足早に進んでしまうことがあります。辛いときでの感情コントロールが山ではわかるのですね。
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陸上自衛隊にはガンダム好きが多いですが、エヴァ好きも多いです。エヴァ好きが教官になると教育に使うパワポ資料にエヴァのタイトルと似たフォントを使い、黒背景に白字で「戦車大隊、集結」「見知らぬ敵陣地」「せめて、自衛官らしく」などと書かれた資料を作りがちです。
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若い人に伝えたいのですが、歳を重ねるごとにダイエットの難易度はレベルアップしていきます。また仕事や人生のストレスもレベルアップしていくので、ビールと唐揚げの美味しさも加速していきます。そうして「怠惰な肉体と生きていく」と決意する日がやって来るのです。
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陸上自衛隊では「辛いときこそ自己中心的になるな」という教えがあります。人間は辛くなると自分だけ楽をしようとしたり、ズルをしようとします。そして訓練ではわざと「弱い心」に向き合うようにしてきます。自分の弱さを知っておくことも大切なんですね。
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防衛大学校の教官から卒業時に「最終学歴よりも常に学び続ける姿勢を大切にしなさい」と言われました。大学4年間の学びは「学び方を学ぶ」ぐらいなので、学ぶことを止めたら大学を出る意味がなくなるよとのことです。良い言葉ですね。
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立ち止まって考えることは大切ですが「情報が多いほど、時間をかけるほど人は合理的に判断できなくなる」「考えごとをすればするほどネガティブな感情が強くなる」という研究結果もあるので、まず行動したほうが気が晴れることがあります。暇になると不安が増えていくのもまた事実なのですね。
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人間は「目の前のことに集中できないと幸せを感じにくい」「手をつけない限りやる気がおきない」という特性があります。だから幸せになりたければ「いやだなぁ」「面倒くさい」と思わずにさっさとやったほうがいいのですね。夏休みの宿題と同じです。
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「かくあるべし」というフレームを持つと人生辛くなってしまうので気をつけてください。「月曜日は早起きすべき」「健康なのは当たり前」「緊張せずにいるべき」などをセットするとそれが達成できないとき「自分はダメ人間だ...」と責めるようになります。その場その場でボチボチやればいいんですよ。
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心が折れる理由は「ストレスの掛け算」と聞いたことがあります。仕事のストレスの他に「借金」「家族や恋人との不和」「運動不足」「睡眠不足」「部屋が汚い」「偏った食生活」などがあります。これらを一つずつ解消していくと気持ちが変わってくるので、ストレスの原因を探るのはありですね。
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過渡のストレスがかかると人は「別人」になってしまうことがあります。そうなってしまうと酒に溺れたり、浪費癖、ギャンブルにハマってしまいます。ただ「それはあなたではなく、ストレスが原因で別人格になっている」と言うことを忘れないで下さい。まずは休むこと、それからがスタートです。
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不安なことを目の前にしたときにベッドやソファーの上で、ひたすらネット情報集めると本当に気が滅入るので気をつけてください。そういうときはまず栄養を取ったり体を動かしてください。気力を漲らせるところからスタートです。
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陸上自衛隊にいた際に「災害派遣や海外派遣時の入浴で蛇口やシャワーの水を長時間ぼんやりと眺めている隊員がいたら、よくケアをしたほうがいい」と言われたことがあります。理由は精神的な疲労がたまると単調な動きを人は見つめる傾向にあるそうです。あなたはお風呂場で水を見つめていませんか?
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陸上自衛隊でまず教わることは持ち物の防水です。災害時の緊急バッグに着替えを入れている方も多いと思いますが、必ず防水対応をしてください。特に衣服はビニール袋に入れておかないと、雨で濡れてしまうので役に立たなくなります。小分けにはジップロックがおすすめですよ。
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非常食の備蓄方法としてローリングストックという「日常的に非常食を食べ、食べたら買い足す」方法があります。こうすると非常食に慣れ、災害にも備えることができます。ちなみに陸上自衛隊の戦闘糧食は「味付きご飯をおかずに白米食える」と評されています。口にあったものを選んでください。
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陸上自衛隊で教えてもらった言葉を紹介します「時がすべてを解決する」「始まれば終わったようなもの」「辛いと思うな、辛くなる」「寝られるときは寝ろ」「飯は食える時に食っとけ」「日が昇らない夜はない」「ポジティブな言葉を言え」「辛いときは笑え」今も役立つマインドセットです。
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自衛隊で学んだ知識ですが、人間は生きるか死ぬかの状態に直面すると、ほとんどの人がぼんやりした状態になって動けなくなります。これを「凍りつき症候群」と言います。この凍りつきを解くには具体的な指示を出すか、身体を揺らして「おい、しっかりしろ!」というと戻るので覚えといてください。
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Twitterは基本的に何を書いても「誰かから苦言や文句
」を言われるところです。「ラーメンが好き」と書いても「ラーメン好きな人は情報弱者」や「ラーメンしか書くことがない」と謎の批判を受けます。スーパーの品ぞろえを見て、いきなり激怒するようなおじさんともかかわるのがTwitterと心得てます。
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自分がやっている仕事や付き合っている恋人に対して、他人から頻繁に「辞めたほうがいい」や「別れたほうがいい」という言葉を貰うときは立ち止まったほうがいいです。理由はあなたの顔色や言動がおかしくなっている可能性があります。他人のそうした意見には耳を傾ける価値がありますよ。
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陸上自衛隊では夜間監視をする時には「陰影(シルエット)」に注意せよと教えます。ある教官が新隊員に「夜間の監視で注意すべき点は?」と質問し、彼は「敵の陰茎をよく見ることです」と答えました。すると教官は半笑いで「敵の陰茎は夜に光りませんよ」と言い、教場は爆笑の渦に包まれたそうです。
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防衛大学校では同期を貶めたりすることを「同期を売る」と言い、厳に慎むべき行為と言われています。とはいえ辛くなってくると同期内で喧嘩をしたり、誰かのせいにすることがあります。そのような状況を「同期の大安売り市」「同期のバーゲンセール」と我々は言っていました。
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防大の教官に「他人を攻撃する人は大抵は自己肯定感が低いことが多い」と教えてもらったことがあります。そして自己肯定感が低いので「認めてくれる人を好きになる」傾向が強く、ヨイショ技が有効のようです。周りにもそんな人いませんか?