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陸上自衛隊の行軍では深夜に「疲労」と「眠気」で寝ながら歩く人がいます。疲労困憊のレンジャー訓練では装備が40kg以上の重さがあっても歩きながら寝ることができます。ただ自動運転モードになるのでカーブなどで藪に突っ込むことが多いです。
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自衛隊で小銃射撃をするとめちゃくちゃ的に当たる隊員がたまにいる。彼らに「どうやったら射撃うまくなるの?」と聞くと「的ちゃんと狙って、引き金引けばと当たるでしょ」と返される。ニュータイプに理論はいらないのだ。
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自衛隊体育学校の教官が「全国大会以上、日本代表未満が一番お金に苦しむ」と言ってました。日本代表選手になれば大会費や合宿費は協会から補助が出ることが多いのですが、選考から漏れると基本は自費でやりくりする必要になります。トップアスリートは試合だけでなく、お金とも戦っているのです。
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自分を客観的に見る方法として自分のことを三人称で言ってみてください。「彼は明日会社に行きたくない」「彼女は怒っている」などです。そうすると自分の感情が薄まるので、少し考え方に幅が出ます。辛いときに有効なので試してみてください。
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陸上自衛隊では小銃射撃をおこなうがセンスのない人は 本当に当たらない。射撃理論を教えてしっかり練習をして、ようやく検定に受かるかどうかの人もいる。もっとセンスない人はなぜか隣の人の的を撃っている。
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メディアで「日本は凄く立派」と「日本は愚か」という論調が行ったりきたりするのを見るのは疲れます。なので「日本はすごく良いところもあれば、まだまだ駄目なところもある。みんなで少しずつ良くしていこう」という論調がそろそろ欲しいです。
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陸上自衛隊の駐屯地には移動販売の業者がきます。彼らは色々な駐屯地をぐるぐる巡ります。レアな装具を売る防具商人のおじさんもいますが、一番有名なのはシュークリーム屋です。富士駐屯地や朝霞駐屯地にいた人なら「あのシュークリーム屋」でわかります。夕方に行くとオマケしてくれます。
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若いときはスポーツを見て「もらい泣き」をする感覚がまったくわからないかったけど、だんだん年を重ねてくると「この人はここまでたどり着くまでに多大の苦労をして栄光を...」とうるうるしてしまいます。これが勇気をもらえるってことなんでしょうね。人生は辛いことばっかりですから。
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防衛大学校の3学年のときに「空挺団研修」があります。緊張感がハンパじゃないんですが空挺団の隊員が上裸になると「ドラえもん」が書かれていたり、自己紹介で「好きな食べ物は肉団子!」と言ってきます。それに笑うと「お前は空挺団舐めてるのか?」としばかれます。向こうも楽しかったでしょうね。
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兵器や武器を自国開発する理由はたくさんありますが、私は防大のときに「自国開発しないとポンコツ兵器しか売ってくれなかったり、壊れても自国で修理できないから輸出国に頼るしかない。そうなると有事の際に支障をきたす」と教わりました。考え方の一つとして覚えておいてください。
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昭和の時代、自衛隊の演習場に突然現れる屋台がありました。「おお、訓練する俺たちの事を考えてくれたんだな」と思って隊員達は利用してましたが、実は不法侵入の無許可営業が大半でした。しかし中には潰されても潰されても、復活する火の鳥のような屋台があり、隊員の胃袋を満たしたとさ。
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よくテレビで「夢は努力をすれば必ず叶う!」というコメントを聞きます。そのコメントを聞くたびに高校の担任が言っていた「夢を叶えるためには正しい方向性で適切な努力をしよう」という言葉を思いだします。努力する方向性がズレてると、何も進みまないってことを理解すると物事がはかどります。
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海に面した陸上自衛隊の駐屯地があります。そこでは新隊員の教育訓練をしていたのですが、昭和の時代に厳しさに耐えられない新隊員が逃げてしまったそうです。彼は海に飛び込み、数km離れた海岸まで泳いで逃げたそうです。この話を聞くたびに「そんな根性あるなら自衛官適職だなぁ」と思います。
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在宅勤務でめちゃくちゃ精神的に疲れている人は「2km」ほどをゆっくりでいいので走ってみてください。頭が疲れているのに、身体が疲れていないアンバランスがメンタルにきている可能性があります。メンタルの疲れは運動で解決できることもあるので試してみてください。
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自衛隊体育学校の浜田尚理選手がメダル候補として明日出場します。柔道は企業チームが強いので「自衛隊じゃオリンピックにいけないよ」と言われる不遇の時代が長かったです。ただ自衛隊の柔道チームは豪快で魅力的な人が多かったので、徐々に強い選手が集り、強くなりました。ぜひ応援してください。
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転売が問題になっていますが、国家も交易路が奪われると大変です。転売ヤーのような国から、資源や輸入品などを割高な価格で買うしかなくなります。しかも相手国に需要と供給バランスも操作されます。しっかりと安定したルートを確保しておかないと、国が傾いちゃうよねって話です。
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山奥の演習場で訓練をすることの多い陸上自衛官ですが、少しでも「文明の香り」を感じようとシャンプーにこだわりを持つ人がいます。中にはイギリス王室御用達の1本5000円する香水のようなシャンプーを買う人もいました。戦士の安らぎは一瞬のシャンプーの香りなのです。
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サングラスには「輪郭をはっきりさせる効果」のほかに「疲労を抑える効果」があるとも言われています。夏場は特に光量が多いのでサングラスOKなときなら、かけたほうがいいです。私の経験上でありますが疲労度がけっこう違うので試してみてください。
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整体に行った際に「週1回こないと身体が固くなるから来てください」とひたすら回数券のクロージングされるところには次行きません。でも「あなたは身体のここが固いから、こういうストレッチしたほうがいい」と熱心に教えてくれる先生のところには通います。人の為になることが儲かるんでしょうね。
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釣りが上手い人が言っていたのですが魚釣りが上手い人はエサ、針、ハリス「魚」に近いところからお金をかけていくそうです。でも釣りが下手な人はリール、釣り竿、サングラスなど「自分」に近いところからお金をかけるそうです。お金をかける順番を間違えちゃいけないよねって話です。
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陸上自衛隊では「部下の悩みを聞いてメンタルをサポートしなさい」と教育をすると「調子はどうだ」と急に聞いてくる指揮官がいます。しかし部下は信頼のない指揮官の場合、悩みを話すのがストレスになるので「ありません」と言います。メンタルサポートの前に日常のコミュニケーションが大切なのです。
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「高校生の頃に味わった輝く夏はもう帰ってこない…」と思っている人は2~3kmの早朝ランニングを1回してみてください。ただ朝起きて走っているだけなのに「あぁ、あの時の気持ちはこれだ…」と感じます。運動すると人生のきらめきはわりとすぐに帰ってきますよ。
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本当に辛いときは「自分の努力不足」と思わないでください。「努力不足」と思ってしまうともっと無理をしたり「自分は価値がない人間だ」と思ってメンタルがやられます。辛いときは紙に「現在の状況」を書いて、まずは客観視して周囲に相談してください。状況がわかれば周りの人が助けてくれますよ。
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人間は自分の想像を超えた驚異がくるとなぜか「自分は助かるだろう」や「動かなくても大丈夫な気がする」という気持ちがして、行動が止まってしまう性質があります。そのため陸上自衛隊の教育では「頭が真っ白でも止まるな。指揮を出せ」と言われます。緊急事態には無理矢理考えることが大切なのです。
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ランニングを好きになるコツは「身体を鍛える」ではなく「気持ちよく走る」を意識することだと思います。ゆっくりと走ったり、1kmぐらい走ってやめたりしていいんです。「楽しかったから明日もやるか」という気持ちを残すのがコツです。頑張るのではなく、楽しむことが運動を続けるコツですね。