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これは警察・消防・医療関係者も共通だと思いますが、彼らの体制が私たちの暮らしを支えていることに感謝してます。けっこー大変ですので。
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自衛隊の駐屯地や基地にいる犬や猫に階級はほんとうはありません。警備犬にも階級はありません。でも自衛官は動物に階級をつけるのが好きです。そのほうが愛着を持てますし、組織の一員という気がするからです。愛情表現のようなものです。なお湯布院駐屯地にはカモ2羽が飼われています。
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自衛隊では怒りの感情をコントロールする「アンガーマネジメント教育」があります。これは職場環境を良くするだけでなく、災害や有事のときに「怒り」や「憤り」の感情に支配されないためにも行います。もし怒りを感じたら「6秒間」我慢してください。深呼吸やその場から離れるのも有効です。
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乗り物好きのお子さんを駐屯地記念行事に連れていった機甲科(戦車)隊員がいた。彼は「うちの子は戦車に興奮するに違いないぞ」と思ったが、実際には施設科のショベルカーやブルドーザーに夢中になり「施設科になりたい」と言われたのがショックだったとさ。
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防衛大学校のときに1佐の教官からこう教えられました。「仕事が上手く行って成功を実感できても、他人からの嫉妬や妬みは想像以上にすごいから謙虚でいなさい。謙虚は処世術でもあるんだよ」と。この言葉は社会に出て、年をとるほどわかるスルメ的な名言だと私は思います。
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陸上自衛隊の地誌幹部が「家を買うなら神社の近くを調べなさい」と言っていました。理由は「神社は地盤が最も良好なところに建立する」「古い神社があるところは災害で崩れない土地」の2つが主な理由とのことでした。実は神社は先人の知恵が詰まった建築物なんですよ。
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メンタルが弱っているときは誰かに心のうちを話したほうがいいのですが、相談相手をよく選びましょう。「ネガティブで不安症な人」に相談すると負のエネルギーが増幅され、鬱まっしぐらになります。また「信用ならない人」に話すと心の隙間につけこまれます。誰に何を話すかはとても大切なのです。
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初対面で「すごくいい人っぽいんだけど、ちょっとだけ違和感あるなぁ」と思ったら一線ひいてください。そういうケースは「マジでやばい人」の可能性が高いです。自分の感じた違和感は大切にしてください。
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「俺はお金を払ってる客だ!」「コールセンターに怒りをぶつけよう」と思ってる方は人生を損してます。実はサービスは受けるときはこっちもニコニコして、丁寧に対応するともっと良いサービスを得ることができるんです。払った金額以上のサービスを得たければニコニコするのが一番です。
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自衛隊にいたときに職場の人がゴールデンレトリバーの子犬飼い始めた。そして「毎日抱っこしてるんだよ」と私に言い、その後に「犬はすぐに大きくなるから、毎日抱っこしていると俺の筋トレにもいい」と続けた。まさに犬トレなのである。
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神社などで変なことをすると「罰当たるぞ!」と言いますが、これは結構真理だと思います。理由は「神罰」ではなく、平気な顔で「神聖な場で不謹慎なことをする」という日常の態度は仕事や人間関係で悪い結果をもたらします。そうすると不幸になるので結果として神罰みたいになるのではないでしょうか。
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陸上自衛隊の訓練では何かと竹を使う機会が多いですが、竹も普通に購入するとけっこうなお金になります。そういうときは田舎の部隊では、竹林が荒れてて困ってる地主から「草刈りクエスト」を受領します。するとお礼に竹がもらえます。お使いクエストですね。
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もし職場で「この職場で通用しなかったら、どこも通用しないぞ!」と言われても気にしないで下さい。「この職場で通用しない」→「世の中の役に立たない」→「存在価値がない」という鬱のループにハマります。人には向き不向きがあるので、適職を選ぶのも大切ですよ。
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防衛大学校のときにベテラン曹長から「部下から『偉くなってほしい』という人を目指すんだよ。ただ『偉くなりたい』という人にはなっちゃダメだ。『ここを変えるために偉くなりたい』と思いなさい」と言われました。立身出世もいいですが、ここが幸せになるために大切なことかもしれませんね。
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陸上自衛隊にいたときにベテラン曹長から「できる限り3人制にしたほうがいい」と教わりました。理由は「2人」の場合、人間関係が合わないと逃げ場がなくなり、下の階級の人が潰れやすいからです。ただ3人制の場合は誰かが緩和剤になるので何とかなります。トリオの考え方は組織では大切ですね。
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緊張や感情はコントロールすることがなかなか難しいですが、呼吸はコントロールできます。「4秒吸って、4秒止めて、8秒吐く」を繰り返すだけでも気持ちは落ち着きます。暇なときに練習しておいてください。災害時などパニックになりそうなときに、ある程度落ち着いて行動することができますよ。
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防衛大学校ときに制服組の教官が「『人間は強い』や『人間は立派だ』なんてあんまり思わないほうがいい」とよく言っていました。そして「弱いことを自覚したほうが賢くなれることも多いんだよ」と教えてくれました。弱さを見つめた上で生きていくことって賢いんだと思いますよ。
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陸上自衛隊にいたとき中隊長から「部下に『ホウレンソウ』が大切なんて言っても意味ないぞ」とよく言われました。それよりも「『コーヒーでも飲もうよ』と気軽に言える関係性を作れ」と教えられました。まずは話しやすい環境や態度が大切なのです。
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転職活動をして「あっ、この会社ブラックっぽいぞ!」と思いつつも入社すると大抵ブラックだから安心してください。面接で少しでも違和感感じたら、よ~く考えたほうがいいです。面接でのコミュニケーションの違和感はのちのち響きますよ。
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災害時の避難場所に役立つアイテムは「アイマスクと耳栓」です。避難所は明るく騒がしいので「光と音」のストレスでまいってしまう人は多いです。防犯体制が気になる方は家族と交代で対応するのもいいでしょう。少しでも脳を休ませると気持ちがだいぶ変わりますよ。
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カフェインには「眠気覚まし」だけではなく「だるさ」をとったり、「運動能力を向上」させる効果があります。陸上自衛隊の行軍時に本当に疲れたときはカフェイン剤飲むと、だいぶ楽になりました。もし電車が止まって歩いて帰る際、疲れたら「コーヒー」を飲んでください。だいぶ変わりますよ。
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コロナ生活で学んだこと「散歩でもいいから運動したほうがいい」「在宅勤務で酒量が増えるとメンタル死ぬ」「過激な話はたいていがデマ」「テレビばかり見ているとネガティブになる」「祭りなどのイベントがないと季節感がわからない」「夏はマスク選びが大切」はやく日常に戻ってほしいです。
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「寝ずに頑張るのが偉い」というのは「緊急性が高くて、代替要員がいない」というときにしか当てはまりません。米軍は睡眠不足はパフォーマンスを下げるということを知っているので、緊急時でもできる限り、休息や睡眠の時間を確保します。「休まず働くのはえらい」という価値観なくなってほしいです。
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陸上自衛隊にいた際、ベテラン中隊長から「部下隊員の悩みを聞いたときに『自分は価値のない人間だと思う』という発言があったら気をつけろ」とよく言われました。悩みが仕事の内容から「自分の存在価値」になった時は今まで以上にフォローが必要なのです。もし思い当たる方がいたらケアしてください。