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自衛隊の「新隊員の一日」みたいな広報動画はプロパガンダ用に作られた「物凄くゆるい一日」なので志望者は気をつけてください。本当の一日は「ウォーー!!」「ウワァーー!!」「もう走れない!!」「水ゥ!!」「眠い!!」「臭い!!」みたいな感じです。ただ厳しいほうが思い出に残るので安心してくださいね☆
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陸上自衛隊にいたときに「運動できるデブ」の同期がいました。彼は懸垂が苦手でしたが3000mや武装走はそこそこ早く、いつも汗まみれでした。私が「なんで痩せないの?」と聞くと「飯と酒を美味しくしたいから運動をしているんだ」と彼は答えました。彼は戦隊レンジャーならイエロー決定でしょう。
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どんなに立派な人でも「睡眠不足・運動不足・栄養不足」になるとイライラするので、ストレスが溜まっているときは生活習慣をよく見なおしたほうがいいです。在宅勤務が増えると大抵は「運動不足」のパターンが多いので、早朝か夕方に汗を流すと解決しますよ。
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旧日本軍は「狂った組織」みたいなイメージがありますが「日本のエリートが集まって最善の方法」を考えた結果に生まれた組織です。また日本には強力なリーダーが生まれにくいので「場の雰囲気」に負ける意思決定が多かったそうです。今のコロナ対応やオリンピックはどうでしょうか?
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「精神論は意味がない」と言われがちですが、生きるか死ぬかの状態では精神論が重要になってきます。人は絶望を感じると死んでしまいます。大怪我をしている人には「大したことがない!」と声をかけ、遭難したら「すぐに助けてもらえる!」と言いましょう。根拠がないポジティブも時には大切なのです。
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ブラック企業がやばいのは「組織の中で生まれた常識」がすごい強くて「社会の常識」とかけ離れていることです。その組織で「ここはおかしい」と言っても村八分にされるので何も言えなくなります。代表的なのは「私は残業を認めていない。あなたが勝手に残業しただけだ」ですね。
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何かを始めるときは「ものすごく頑張らない」ということを意識してみてください。ランニングにしろ、勉強にしろ最初から「変な追い込み」をすると飽きます。「あー、楽しかった」と言うところからスタートして習慣化し、そこから頑張ると割と続きます。楽しいことが大切。
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他人からの嫉妬や悪口に悩まされている人に言いたいのですが「大谷翔平はあなたに嫉妬しない」という言葉を覚えといてください。嫉妬は「自分よりもできる人間」にするものなのです。ただ嫉妬されないように「謙虚にする」のもこれまた処世術として大切ですね。
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芸術家の岡本太郎の「できないことに運命を賭けろ。世の中で能力や才能を超えた『決意の凄み』を見せてやるという気持ちでやればいい」という言葉が私はすごい好きです。弱くて孤独でも「決意の凄み」がある人間はやっぱり強いのです。
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怒りを覚えたときは「交感神経」が優位になっているので1分深呼吸法を試してみてください。「5秒吸い・15秒吐く」これを3回行うと副交感神経が優位になるので気持ちが落ち着きます。怒りをコントロールできればストレスも軽減するので試してみてください。
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防衛大学校の卒業教官に「安全なところで『ここがダメ、あれがダメ』と結果だけを批評する『後出しじゃんけん』はやめなさい」と言われました。理由は結果だけじゃなくて「プロセスや意思決定」も見ていかないと自分もきっと同じ過ちをくりかえすからです。批評ではなく学べということですね。
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「今日はやる気でないから…」と思っている人はまずは5分だけやってみましょう。5分ぐらいやると「作業興奮」といって段々やる気になってきます。つまり「やる気」になる方法なんて考えても意味がないので、気分に左右されずにとりあえず始めることが大切だって話です。
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日本人が会議などで意見を言わないのは「感情論」が強い文化なので「率直に感想を述べると嫌われる」ことを避ける傾向にあるからだそうです。理論の正しさよりも「人から嫌われない」ことに注力するので「若手が意見を言えない」土壌になりやすいそうです。思い当たるふしはありますか?
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布団に入る前に「今日の良かったこと」を3つ紙に書いて寝るといいですよ。どんな日でも寝る前に「今日は良い日だった」と思うと気持ちが晴れるのでやってみてください。少しずつでも記憶を塗り替えていくとメンタル回復するのでおすすめです。
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陸上自衛隊のレンジャー訓練は厳しいですが「怪我をさせない」「死亡事故を起こさない」ということに留意して行われます。ただ教育中は優しくもできないので「お前らみたいなヘタレはぐしょ濡れがお似合いだ」と言って助教が学生に水をかけたりします。つまりレンジャーはツンデレなのです。
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自衛隊には大学や専門学校に行くための学費を貯めるために入隊する隊員もいます。ある中隊長は「18歳で大学に行くお金を稼ぐために入隊する度胸と行動力のあるやつは、どこでも成功するから自衛隊辞めて欲しくない」と言っていました。そういう入隊もありなのです。
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不安を感じたときにすべきことは「頭の中で考え続ける」のではなく、対処法を考えて不安に備えることです。不安とは「起こるかもしれないリスク」を頭が考えている状態です。不安を感じていても行動しないと悩みになります。不安を感じたら「何をすべきか」を考えていきましょう。
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メンタルが弱っているときに「このままではいけない!」と思うとさらに疲れるので「弱ってるなぁ」と認めましょう。「理想の自分」と「現状の姿」のギャップが強ければ強いほど、現状認識が難しくなってさらにメンタルがやられます。いったん弱さを認めると落ち着くこともありますよ。
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女子高生(JK)が「夢の国へ行こう!」と言ったらディズニーランドに行くことを指します。自衛官(JK)が「もう夢の国へ行くわ…」と言ったら狭いベットで眠ることを指します。毎日の訓練が辛ければ辛いほどベットの上が夢の国となります。
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陸自の格闘教官に「闘っている相手が怒ったら笑え」と教わりました。理由は「笑うと自分の緊張が解け、相手はより怒る。そして相手が力が同じなら冷静な方が勝つ」とのことです。「怒り」を感じたときは「冷静な方が勝つ」と思い出してくださいね。
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「自衛官にどんな人が向いているか?」というのは実は全くわかりません。勤務成績が優秀でも有事で役に立たない人がいたり、「無能な脳筋」と言われていても国家存亡の際に大活躍する人もいます。地獄に強いタイプの人間も必ずいるので向き不向きはわからないのです。
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なるべく敵を作らないように、嫌われないように努力をしても「あいつは批判を恐れてる」や「八方美人で本音が見えない胡散臭い人」とあなたに言う人がいます。生きているだけで誰かに嫌われたり、批判されるのは普通なので気にしないようにしましょう。
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人をまとめる立場や何かを発表する立場になるとわかるのですが「批判を避けるのは不可能」です。何をどうしても誰かから批判をされます。でも本当に大切なのは批判を避けることよりも「自分のベスト」を尽くすことです。ベストだと胸を張れれば批判が怖くなくなります。そしてそこから道が開けます。
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進路や転職を相談をするときは「自分と親しい人」ではなく「その分野に詳しい人」にしましょう。理由は親しい人に相談をしても応援してくれるとは限りませんし「そんなの無理に決まってる」と返されることもあります。相談は親しい人ではなく知識がある人にしましょう。
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終戦記念日や最近のニュースを見て「政府がひどい」「自衛隊はいらない」と発言をできる権利がある社会は健全だと改めて感じました。国家としての主権がなくなると「いまの政治はダメだ」「私たちの街に兵士はいらない」と言えなくなります。「反対活動ができる自由」を守るために自衛隊はいます。