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労務環境が悪い会社にいくと感じるのが「コミュケーションコストが高い」ことです。労務環境が悪いと離職率が高くなり、曲者が古参になっているケースが多いです。するとその人の気分次第で仕事を進めることになり、上司に相談しても「他にできる人いないから我慢して」と言われます。つまり苦行。
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日常生活が満たされない人にはトレッキングや登山をお勧めします。体力的に問題ない山を選び、朝早く起きて登りましょう。頂上から降りてくると感性がリセットされるので「アイス!冷たくて美味しい」「マットレスが柔らかい!」と多幸感に包まれます。つまり幸せとは相対的なんですね。
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人生は辛いことがたくさんありますが、好きな漫画の続編やゲームの発売日を抑えておくと「そこまでは頑張ってみるかな...」という気分になれます。実は物欲は生きる活力なのですね。
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「実力がない」や「才能がない」て悩むのは「悩むだけの実力と経験」があるからです。本当に実力ない人は謎の自信を漲らせ、自尊心を守るために他者批判をしがちです。やればやるほど足りなさに気が付くのが普通だと思いますよ。
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コミュ力ある人というのは「よく喋るけど何を言っているかわからない人」ではなくて「口数が少なくても話を理解して、しっかりと伝えようとする人」だと思うのです。ノリと勢いも時には大切ですが、口下手だからこそわかる誠実さってありますよね。
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育児休暇を取った女性自衛官に「子育てはどうですか?」と聞いたら「寝れない、休めない、常に気が張ってるから毎日が戦いで演習みたいだよ」と言っていました。子育ては戦いなので後方支援が大切なんですね。
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防衛大学校で「ワンポイントのシャツのみ可」といわれて「犬のイラスト」が描かれたシャツを着てきた学生がいたそうです。教官は当然のごとく「お前はふざけているのか!」と怒りましたが、彼は「『ワン』ポイントですよね」と言って飄々していたそうです。嘘みたいだけどこの手の話は沢山あります。
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人間は自分の処理能力を超えると「パニック」になります。日頃に訓練をしている陸上自衛官も頭が真っ白になってパニックになることもあります。そういうときは大きく深呼吸してください。そして4秒吸って4秒止めて4秒吐いてください。すると周りが見えるようになるので、そこから行動しましょう。
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陸上自衛隊にいた際に中隊長から「準備するときは『ネガティブ』に、実行に移すときは『ポジティブ』に」と教わりました。楽観と悲観はそれぞれに特徴があるので状況によって、上手く使いわけると気分が楽になります。どちらかに偏ったままではいけないのです
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陸上自衛隊の訓練では「辛いときには本心が見える」とよく言われていました。特に疲労と空腹、寝不足には要注意です。どんなに温厚な人でもいきなりブチ切れたり、気配り上手な人も自己中心的になることもありました。他人に優しくするためにも、ご飯を食べて睡眠を取ることが大切なんですね。
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陸上自衛官は重要な訓練の際には装備品の指定があります。ある日、迷彩の手袋を忘れた新隊員がいました。彼はパニックになり、何を思ったのか緑色の靴下を腕に装着し、そのまま敬礼して誤魔化しました。当然バレましましたが、さすがの鬼教官も腹を抱えて笑って怒られませんでした。
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陸上自衛隊に入隊すると名札などの縫い物をする事になります。そのため「裁縫セット」を持ってくるように言われます。すると小学4年生ぐらいの時に買った中二病全開のドラゴンの裁縫セットを持ってくる新隊員がたまにいます。義務教育がここで発揮されるのです。
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災害になると必ず流れるのが「デマ」です。恐怖と不安は伝染し、荒唐無稽な話もリアリティをもって現れます。また明らかなデマで政府が否定しても「政府は事実を隠そうとしている」という意見まで出てきます。災害のときこそ「情報源」をしっかりと確認する癖をつけてください。おすすめはラジオです。
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映画やドラマでは長身のイケメンがスパイを演じる事が多いですが、現実世界では「目立たなければ目立たないほど良い」とされます。理由は明らかにデキそうな人は警戒されるからです。あなたの職場にいる「地味で大人しい佐藤さん」のほうがスパイ向きなのです。
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クリエイターと言われる人たちは小手先の技術で「ふう、やれやれだぜ」と言ってお金を稼いでると思いがちですが、全くそうではありません。自分の琴線に触れるような作品を作らないと他人の心なんて揺さぶられません。デビュー作に最高傑作が多い理由はそこにあると思います。
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「仕事辞めたらマジでやばい!路頭に迷う…」と思うとそれだけで脳のリソースを使ってしまう気がします。なので「ここ辞めても何とかなるだろ…」ぐらいの気持ちのほうがパフォーマンスが高まると気が付きました。塞翁が馬ですね。
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これから寒くなるので災害時に覚えて欲しいことがあります。大きなゴミ袋に「手と首の穴」を開けると防水と保温ができるベストにできます。またコートやセーターの下で、胴体に巻きつけると保温効果が得られます。生き延びるためには体を冷やさないことが大切ですよ。
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誰かに暴力を振るわれたり、テロに出会ったときの基本行動は「逃げる・隠れる・戦う」です。ヤバいときはとりあえず逃げましょう。状況の把握なんてしなくてもいいです。とりあえず逃げてから色々考えましょう。
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災害時には「3分・3時間・3日」が大切と言われており、順序は「空気・体温・水分補給」となります。なお水道水は常温で3日間持ちます。水筒には水道水を入れておくと数日にわたって飲めるので、災害時には覚えておいてください。
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私は「自己責任」という言葉が好きではないです。理由は社会的弱者に対して「それはあなたが選択したから、そうなっているのです。努力不足です」というニュアンスを感じるからです。ブラック企業のパワハラで病んでしまった人を「入社したのは自己責任」というのは違うよねって話です。
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自衛隊にいたときに中隊長に「元気よく『はい!』や『わかりました!』と質問もせずにいう奴はだいたいわかってないからこちらから質問しろ」とよく言われました。「わかった!」という人の理解度を確かめるのもまた大切なことなんでしょうね。
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在宅勤務をしていると「家にいるのに家に帰りたい」とみんな言います。私はふと気がついたのですが家と言ってもHouseじゃなくて安心できるHomeに帰りたいんじゃないかと。心理的な安全は家にいたからといっても得られるもんじゃないんですね。
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陸上自衛隊には「射撃の天才」がいて、小銃を撃てばビシバシと的に当てます。ただ彼らにコツを聞いても「的を狙う!バシッと撃つ!ビシッと次」などよくわからないことを言います。なので教える人は「そこそこ上手い人」がやることが多いです。選手と指導者の才能は別と言えるでしょう。
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「お金がないこと」と同じぐらい辛いのは「孤独」です。気軽に話ができる友人や共感ができる人がいないと「何もかもが満たされない気持ち」でいっぱいになって心が病んでいきます。孤独や疎外感はメンタル不調につながるので「気軽に話せるコミュニティ」を作ることは自己防衛にも繋がると思います。
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異性にモテない人は「自分の過去」を語り、異性にモテる人は「相手との未来を語る」と聞きました。これはモテるモテないに留まらず、全ての物事に当てはまりそうな言葉ですね。