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「一匹狼はカッコいい...!」と思いがちですが、人は群れた方が基本的に強くなります。特に「災害のとき」「お金がないとき」「メンタルが弱っているとき」「身体が弱っているとき」は積極的に群れましょう。生き残る可能性が高くなります。ただ「誰と群れるか」はよく考えてください。
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これはマジな話ですが、心の底から「嫌だな」と思った「仕事」や「人付き合い」はやめても後悔しません。1年もすれば「早くやめとけばよかったな」と思います。「自分を裏切ること」って、心底に嫌なことを続けることだと思ってます。
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もっとも人を堕落させる経験とは「全然頑張ってないけど上手くいった」という経験だと思ってます。汗をかかずに小手先でなんとかなる成功は「麻薬」です。どんどん手抜きして、世の中を舐めるようになり、成長しなくなります。小手先の成功は「ノーカウント」にしたほうがいいですよ。
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どうしても仕事や課題のやる気が起きないときは、まず「目をつぶって」ください。そして深呼吸しながら「周りの音」「温度」「匂い」に集中すると思考がリセットされて集中できるようになります。ここで眠くなる人は単純に疲労の問題なので、やる気の問題ではないです。寝てください。
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釣りが上手い人が言っていたのですが魚釣りが上手い人はエサ、針、ハリス「魚」に近いところからお金をかけていくそうです。でも釣りが下手な人はリール、釣り竿、サングラスなど「自分」に近いところからお金をかけるそうです。お金をかける順番を間違えちゃいけないよねって話です。
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陸上自衛隊の訓練で感じたのは「人は満たされないほうが本当の喜びがわかる」ということです。高層ビルの最上階で飲むシャンパンよりも、真夏の夜に40km行軍して飲むコーラのほうが圧倒的に美味いのです。日常の幸せ、食事の幸せ、暖かい布団で寝れる幸せと感謝を忘れちゃいけないよねって話です。
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陸自の格闘教官に「闘っている相手が怒ったら笑え」と教わりました。理由は「笑うと自分の緊張が解け、相手はより怒る。そして相手が力が同じなら冷静な方が勝つ」とのことです。「怒り」を感じたときは「冷静な方が勝つ」と思い出してくださいね。
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疲れてくると「自分は仕事ができない」や「みんなから嫌われている」と妄想して、それが事実である証拠を集め出します。過去の記憶や嫌なコメントを見て「やはりそうだ!」と名探偵コナンみたいになります。ただ、それは真実じゃないし、疲れているだけです。謎の推理には要注意だと思ってます。
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最近知ったのですが友達のフリをした敵を「フレネミー」というそうです。フレネミーは表面上はいい人なのですが、あなたの足を引っ張ってきます。個人的に「自慢話が多い」と「誰かの悪口が多い」は少し危険なサインだと思うので、気をつけてくださいね。
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指揮官は「命令を出す人」じゃなくて「どうしたらメンバーが命令通りに動くか考える人」と教わりました。命令を出すだけなら誰でもできます。だから「どうして指示通り動いてくれないんだ!」と怒るリーダーは仕事をしてないです。それをするのが仕事ですよ。
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「精神疲労はわかりにくい」と言いますが、スーパーでの買い物において「どの惣菜を買っていいかわからない」「商品名などが読みにくい」「レジで言葉が出ない」「小銭がすぐに数えられない」「エコバック忘れて落ち込む」といった症状が出る人はおそらく疲れてます。ゆっくり休んでください。
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陸上自衛隊で聞いた辛いときのポジティブワード「俺はいま強くなっている」「始まれば終わったようなもの」「痛みは電気信号に過ぎない」「時間が解決する」「笑えれば勝ち」辛いときに言ってみてください。
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悲しいことを報告している人は「今日は辛かったから、この気持ちをわかって欲しい」と言いたいだけです。「今までの不幸バトル」で優勝したいわけじゃありません。
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今日の会話の中で「不安に耐えられない人はサラリーマンをやる。不満に耐えられない人は自営業をやる」という話がありました。不満を我慢するか、不安を我慢するか、生きるとはそういうことなのでしょうね。
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人間は「ストレスが強くなる」とお腹が空かなくなります。そして空腹で血糖値が下がると思考力が落ち、攻撃的になります。つまり誰かに優しくしたければ、ご飯はしっかり食べてくださいね。
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「災害用の非常食」について準備されている方も多いと思いますが「プロテイン」と「チョコラBB」も入れてください。理由は災害時の食事は炭水化物ばかりになり、栄養不足になるからです。体力を保つためにもぜひ準備してくださいね。
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防大の教官に「他人を攻撃する人は大抵は自己肯定感が低いことが多い」と教えてもらったことがあります。そして自己肯定感が低いので「認めてくれる人を好きになる」傾向が強く、ヨイショ技が有効のようです。周りにもそんな人いませんか?
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人生に疲れてしまったときは「外こもり」という技があります。自分の知らない街のビジネスホテルに泊まって、ぼんやりと「何もしない」をします。どこも行かずにスマホもテレビも見ないようにしてください。そして見知らぬ風景を見ながら、ゴロゴロします。一種の入院みたいなものですね。
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防衛大学校時代に教官に「やる気あるときにできるのは当たり前」と言われたことがあります。教官いわく「やる気なくてもできる工夫をすることが大切」とのことです。つまり「モチベーションで仕事するな」ってことですね。あなたの工夫はなんですか?
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防衛大学校は実は戦闘訓練や航海術などはちょっとしか学ばず、メインは一般大学と同様の学科教育になります。この理由は「すぐに役に立つことは、すぐに役に立たなくなる」という初代学校長の哲学から来ています。この言葉は「すべての学びに共通する真理だなぁ」と今も私の心に残っています。
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ストレスが強い環境にいると「痩せる」と思われがちですが「太る」というパターンも結構あります。ストレス解消のためのハイカロリーな食事と過度な飲酒で、顔がパンパンになります。身近にいきなり太った人がいたならば、優しくしてあげてください。
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自立とは「たくさんの人に頼ること」であって、人に頼れないと依存症になるという話が好きです。自立は「一人で何でもする」と考えちゃうと人に頼れなくなって、依存症になりやすくなります。特にお酒は友達にならないので気をつけてくださいね。
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学生時代の体育は運動神経がない人にとっては「自己肯定感を下げる場」でしかない気がします。テニスをすればサーブが入らず、野球をすればボールが取れず、器械体操をすれば死にそうになる。「ハハハっ」と乾いた笑いで乗り切る時間ですね。
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防衛大学校は「自分の期別までは厳しかった。最近はもう緩い」とみんな口をそろえていいます。おじいさんのOBに聞いても、最近卒業したOBに聞いてもいいます。卒業生同士で謎のマウント取り合うのは、恥ずかしいので止めてほしいです。ちなみに本当に厳しかったのは私の期別までです。
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悩みを紙に書いたほうがいい理由は「思考は早すぎる」からだそうです。紙に書かずに悩むと「凄まじいスピード」で「全然違う方向」に考えが進み、さらに枝分かれしていくので解決できないようです。悩みは「捕まえて考えないと逃げる」と思って、紙に整理したほうが良さそうですね。