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法事のときにお坊さんが「怒りはとらわれだから、イライラしたときは気持ちから離れてみよう」と言っていました。それを聞いて「いい言葉だなぁ」と思っていたのですが、親戚のガキンチョが木魚遊んで、お坊さんガチギレしてました。私の人生で好きなエピソードの一つです。
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人生に疲れてしまったときは「外こもり」という技があります。自分の知らない街のビジネスホテルに泊まって、ぼんやりと「何もしない」をします。どこも行かずにスマホもテレビも見ないようにしてください。そして見知らぬ風景を見ながら、ゴロゴロします。すると人生が調整できます。
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陸上自衛隊に入隊をすると「下着のパンツ」以外は物品貸与してもらえる。そのため「絶対に私物は買いたくない」という頑なポリシーを持って支給品しか使わない人がいる。彼らは「無課金ユーザー」と呼ばれ、退職者から私物を貰って装備を整える。つまり陸上自衛隊は「基本プレイ無料」なのである。
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夜中は基本的に「ろくなこと考えない」と思ってください。理由は日中の疲労やストレスで心にダメージを受けているからです。さらに悩む時間はあるので「自分はいかにダメなのか」という結論になりやすいです。夜は好きな漫画やアニメ見て、頭空っぽにして早く寝るのがベストですね。
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安心してください。あなたが急に憂鬱な気分になってへこんでいるのは、急に寒くなって、雨が降って、空がどんよりしているからです。バイオリズムがマッチしてないから悲しい気分なだけです。私も死にそうです。
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よく「辛いときにこそ、本当の人格が見える」と言います。しかしストレスが強いときは、性格が悪くなるのが普通です。本当の人格は「よく寝て、よく食べて、リラックスしたとき」に現れます。この状況で性格が悪い人はマジで悪いです。覚えておいてください。
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自衛隊を退職してから「この取り扱いミスったら死ぬかも...」と感じる驚異は圧力鍋だけになりました。角煮を作るときはちゃんと鍋を指差し呼称します。
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災害用の非常食には「チョコラBB」などのビタミン剤も一緒に入れておきましょう。理由は保存食にはビタミンが足りないので、数日たつと口内炎だらけになるからです。口内炎の痛みがストレスにならないようにビタミン剤も準備しておいてください。
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陸上自衛隊の訓練でわかった心が荒れる状況は「寝れない、食べられない、寒い、終わりが見えない」でした。この状況が揃うと誰でもイライラし、仲間内で喧嘩するようになります。心のバランス守るためにも「寝る、食べる、温める、ゴールを作る」はぜひ心掛けてください。
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陸上自衛隊にいると「最強のアニオタ」にときたま出会います。彼らは運動神経抜群で、思考もキレキレなのに二次元の美少女キャラにガチ恋をしています。アニメの続編を守るために、国を守るのも悪くないと思いますよ。
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若い人にお伝えしたいのですが「重要なことを機嫌がいい時に決める」と覚えといてください。「機嫌が悪いとき」や「落ち込んでいるとき」の選択は感情任せになるので、将来的に後悔します。ニッコニコの笑顔で悪態つけるぐらいの気持ちで決心しましょう。そちらの方が良いスタート切れますよ。
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成功している人に「あなたはすごい」と、嫉妬心なく素直に言える人は実はかなり人格者だと私は思います。そして「何がどう凄いのか」を具体的に言える人はさらに素晴らしいです。もし周りにそういう人がいたら、ぜひ大切にしてください。
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「涙の数だけ強くなれるよ」は名言ですが、残念ながら涙は自分を強くしません。でも「馬鹿にされたとき、悲しいときは筋トレする」という癖をつけてください。そうすると悲しみの分だけ物理的に強くなり、慈愛に満ちたマッチョになれます。まるでトキですね。
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暇な休日は「行ったことのない近場の駅に行く」がおすすめです。何もなさそうな駅に降りて、公園や喫茶店に行きます。そこで本を読むと割といいアイデアや閃きがあります。新しい場所で何かをする効果は結構大きいので試してください。
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「完全に回復するには3日間が必要」と覚えておいてください。まず1日目は「ストレスからの解放」2日目は「ひたすら休む」最後の3日目は「明日に備える」で完全回復となります。2日しか休みがないと「明日は仕事...」というストレスでゆっくり休めません。3連休でHP全回復してください。
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若い人に言いたいのですが、生きる軸に「人からすごいと思われたい」があると生き方がブレブレになります。理由は「つねに自分よりすごい奴がいる」と「周りから認められない」という劣等感がつきまとうので辛くなります。こういうデバフは持たないほうがいいですね。
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眠れない夜は「100万円を持っている妄想」をしてください。そして家から出発して100万円を使い切るまでを細かくイメージしてください。できるだけ現実に近い想像をすると、10万円ぐらいで面倒くさくなって寝れます。幸福感を持って眠れるのでオススメです。
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私は出世するポジションが「管理職」しかない組織は嫌だなぁと思っています。理由は管理職なんて誰しもが向いているわけじゃないのに、管理職にならないと「使えない平社員」みたいな扱いを受けがちだからです。あらゆる職種で「スペシャリスト」という生き方がもっと広がってほしいと思ってます。
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「基礎知識のない問題意識は空回りする」という言葉を防大時代に教わったことがあります。問題を語る上で必要な知識や教養がないと、問題提起したところで感情論にしかなりません。前提条件をわかってない人との議論に困ったことはありませんか?
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一人で飲みたい時はサイゼリヤに行きなさい。YouTubeの好きな動画を見ながら、好きなものを好きなだけ食べて、酒を飲んで、デザートを食べても3000円ぐらいです。悲しいときに「世の中捨てたもんじゃない」と思えるパワースポットです。
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人はストレスが強すぎると「凍りつきモード」になることがあります。動物が死んだふりをするように、身体が省エネになり「やる気が出ない...」と何もする気がなくなってしまうようです。生き抜くために「置かれた場所で咲く」もいいですが「咲きやすい場所で咲く」という考え方も大切ですよ。
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寒くなるとウインターブルー(冬季うつ)になる人が増えるようです。何もやる気がなく、寂しい気持ちなのに、無限に寝れて、おかしやラーメンが恋しくなった人は要注意です。気分の問題だけじゃないので安心してください。
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防衛大学校のとき、怖い上級生が一学年に「お前らは何で同じ失敗ばかりするんだ?ホウレンソウの意味を知ってるか!?」と檄を飛ばした。そうするととある一学年が「はい!知っております!ホウレンソウはタマネギ科の植物で〜」と答えた。上級生は笑わずに「違う」と答えたが他の人は死にそうだった。
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若いときは「給料安くても楽な仕事がいいな」と思いがちですが、給料が安い仕事は「ほぼ間違いなく」辛い仕事なので気をつけてください。自分に裁量がなく、ジョークの一つもいえない職場で働くことになります。給料はできるかぎり妥協せずに職を探してください。
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「寒さ」=「肉体の危機」なので、冷えているときはなかなか幸せにはなれません。寒さは死に直結するので、不安になるのが普通です。もし「悲しい...」と思ったときは、部屋の温度を上げて、暖かい紅茶を飲むだけで気分は回復します。人間も動物なので「寒さは危機状態」と覚えておいてください。