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新型ウイルスの政府の対応そのものが政治をあぶり出している。
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新年おめでとうございます。
今日の読売新聞で新作100点「横尾忠則 寒山百得」展が東京国立博物館で開催(9月)が発表されました。全作描き下ろしの未発表作品です。まだ9月までちょい先ですが、記憶しておいて下さい。
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榎本さんがフェイスブックで、僕の「WITH CORONA」の絵を解説しておられますが、本当は絵はわからん方が神秘的で面白いんです。解説されると、それにとらわれてしまって、見る人の想像力がそこで止まってしまいます。
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絵を描くのも面倒臭いけど、生きる方がもっと面倒臭いことが今度でよくわかりました。
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二次感染増えますよ。理由はわからんけど何んとなくそんな気がする。何んとなくという感覚って何においても信用できるんですよね。bit.ly/1Xgurj
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元々、多様性を持たない人間に多様性になれとか、多様性になろうと思う必要はない。性格は変らない。これが自分の性格やと思うことをやればいい。多様性なんてクソクラえという根性も必要だ。bit.ly/1Xgurj
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老齢になればなるほど、社会から遠ざかっっていくが、逆に芸術に近づいていく。社会から遠ざかるということは、欲望から離れることだ。だから芸術が近づいてくる。
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子供の頃、初めて見たB29は銀色の十字架に見えた。また生まれて初めて飛行雲を見た。日本の飛行機は低空しか飛べないので飛行雲は吐けない。美しいが、死が迫っていた。
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NHKの「いだてん」のエネルギーに便乗して、背中を押してもらいましょう。「いだてん」のロゴと第一号ポスターだけじゃなくて、まだ隠し玉がありますよ、とかナントカイッチャッテ!
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平成から令和に移ったけれど、ぼくの絵は依然として昭和です。それも戦前戦後です。この時代はいくらでも絵になるんですよね。まだぼくが吐き出し切れてないからでしょうね。
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ラウシェンバーグの制作現場を何回も見たけど、彼が一番恐れていたのは自分の作品がシリアスになっていくことだった。それがやっとカジュアルになると嬉しそうに酒を飲んで喜んだ。大半のアートはこの反対をやって喜んでるのと違いますか。
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政治家は常にガードされた行動と生活をしているので自分は絶対感染しないと信じている。自分の問題ではなく、社会の問題なのに余りにも実感が乏しい。だから観念で物を言うしかない。
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ここ1ヶ月以上、無職状態。真面目じゃこんなことできません。そう、今年いっぱいはうんと不真面目にならなきゃ。真面目なところからはアートは生まれまへん。
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第2次世界大戦でも、詳細のプロセスの説明抜きで、いきなり負けたので子供だったぼくはびっくりした。
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「デヴィッド・ボウイの人生を変えた100冊」という本が出ました。その中で三島由紀夫さんと僕の本が取り上げられています。100冊全部くわしいコメントが書かれています。ボウイに憧れているファン必読です。
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もう10才若けりゃいいのにと思うことがある。北斎は90才の時にもう10年生かされたいと願った。あと10年あれば宇宙の真理が描けるのにと。だめだったら5年でもいいと。結局1年後に亡くなったけれど。
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絵は頼まれ仕事ではないです。頼まれ仕事をやればやるほど人気は出るけど、人間は駄目になっていくのです。自分の経験からそう思います。
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先ず、ぼくの場合、絵が変りつつある。コロナ以前の絵はもう古くさく感じて描く気がしない。
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コロナウイルスで、どちらが現実で、どちらが虚構かわからなくなってきています。
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GUCCI渋谷店舗(神宮前6丁目 Miyashita Park)の今シーズンの外装のアートワークも手がけました。bit.ly/1Xgurj
#GuccixTOKION #GucciShibuyaMiyashitaPark #TOKION
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ごぶさたです。いやーこの1年は大病したわりには100号、150号の絵を100枚近く描きました。コロナと病気のパワーですかね。老年になると、色々ハンディキャップがありますが、それをハンディと思わずに自然体と思えばいいということがわかりました。
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NHK、テレビの日曜美術館で「GENKYO」展を45分の大きい枠で放映されることが決まりました。
9月26日(日)午前9時-9時45分と
10月3日(日)午後8時-8時45分は再放送です。