遠野市立博物館(@tonomuseum)さんの人気ツイート(リツイート順)

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初夏の遠野
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名付けの呪 昔から日本では言葉には呪力があると考えられてきた。言霊ともいわれ、言葉に宿る霊力が、発せられたことばの内容どおりの状態を実現する力があると信じられてきた。 子どもの名付けに際して誰かにあやかった名をつけることも、言葉の持つ呪力を認めた例の一つといえる。 呪術展資料 呪符
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初夏の遠野 遠野市綾織町
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夏の遠野 遠野市土淵町
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駅から出てこの道を真っ直ぐ行った突き当たりが博物館です
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赤のちから 古から人々は、太陽や炎、血の色を連想させる赤い色に対して畏敬の念を抱き、赤い色には魔除けの力があると考えてきました。 赤い色の衣類を身につけると病や災難から守ることができるとされ、魔除け、吉祥、生命力をあらわす色として祭礼の際にも用いられてきました。 卯子酉様
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遠野の竈猫 竃猫といふのは、これは生れ付きではありません 生れ付きは何猫でもいいのですが、夜かまどの中にはひつてねむる癖があるために、いつでもからだが煤できたなく、殊に鼻と耳にはまつくろにすみがついて、何だか狸のやうな猫のことを云ふのです 宮沢賢治「猫の事務所」 撮影浦田穂一 #猫の日
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遠野のかま猫 竃猫といふのは、これは生れ付きではありません。 生れ付きは何猫でもいいのですが、夜かまどの中にはひつてねむる癖があるために、いつでもからだが煤できたなく、殊に鼻と耳にはまつくろにすみがついて、何だか狸のやうな猫のことを云ふのです。 宮沢賢治「猫の事務所」 撮影浦田穂一
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『秘密 呪妙法集 全』 明治 19 年(1886) 民間療法から呪符の書き方や呪法などが収められている。 この頁には「ぬす人よけの法」「ぬす人をあらわす法」「かぜをひかぬ法」などの呪法が記されている。 呪術展7/21~9/24
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類感呪術 類感呪術というのはある現象を模倣することによってそれを実際に引き起こそうとするもので、例えば雨乞いで水を撒き太鼓を叩いて雷の音をあらわすことは代表的な例である。小正月の御作立やお田植えなどの予祝行事も作物の実りを模倣した類感呪術といえる。 小正月のお田植え 撮影 浦田穂一
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妖怪と幽霊の違い (妖怪は)出現する場所が大抵は定まっていた。避けてそのあたりを通らぬことにすれば、一生出くわさずに済ますことも出来たのである。これに反して幽霊の方は…向こうからやって来た。彼に狙われたら、百里も遠くへ逃げていても追いかけられる。 柳田國男著『妖怪談義』 カッパ淵
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黄昏時は逢魔時(おうまがとき)といわれ、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあう」(『遠野物語』8話)と伝えられてきた。  夕方の薄暗くなり、昼と夜の移り変わるこの時刻は、異界と現実世界を繋ぐ時間の境目とされ、魔物や妖怪がうごめき始めて災いが起きると考えられてきた。
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春の遠野
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春の荒神様 遠野市青笹町
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感染呪術 一度接触したものあるいは一つのものであったもの同士は、遠隔地においても相互に作用するという考えによるもの。  狩の獲物の足跡に槍を突き刺すと、その影響が獲物に及んで逃げ足が鈍るとするような行為や誰かを呪うときその人の爪や髪の毛を使うなどの例がある。 常設 遠野の狩猟資料
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春風祭りのワラ人形 「春風祭り 万病送り」 「春疫病祭 悪魔退散」 2月に各家でワラ人形を作り、門口に立て無病息災を祈った。団子で身体を拭い人形にくくり付ける事で、身体の悪いものが人形に取り込まれ、人形自体も魔除けの力を持つと考えられた。 撮影:浦田穂一
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初夏の遠野 遠野市土淵町山口 薬師堂
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夏の遠野
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冬の遠野
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夏の遠野
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今日は遠野物語の日 明治43 年(1910)6 月 14 日、柳田國男著『遠野物語』は 350 部の自費出版として刊行された。遠野に伝わる不思議な話、神話、伝説、世間話などを 119 話にまとめた『遠野物語』は日本民俗学の誕生を告げる記念碑的な書となっ た。
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コト八日 2月8日は「コト八日」と呼ばれ、鬼や疫神など災いをもたらすものが現れる日との伝承があり、これを防ぐためのまじないごとが全国各地で行われてきた。 遠野では2月7日から9日頃各家で春風祭りのワラ人形を作り、門口や辻に立てて1年間の無病息災を願った。 常設資料 春風祭りのワラ人形
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夏の遠野
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初夏の遠野
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初夏の遠野