遠野市立博物館(@tonomuseum)さんの人気ツイート(いいね順)

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山言葉  猟師は、山では山言葉を使う。里言葉はケガレが多いから神聖な山では使わないものだとも、山の獣たちに分からないように隠語で語るのだともいう。  巻物の唱文する者をケサキという。カモシカをアオシシ、アナグマをマミ、猿をエビス、犬をセタ、心臓をサベ、コメをクサノミ等と呼ぶという。
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梅雨の晴れ間に 遠野市松崎町
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「まめ本遠野物語」販売開始! 名著『遠野物語』がA8サイズのまめ本になりました。柳田國男による序文は勿論、河童やザシキワラシ、オシラサマ等選りすぐりの20話を掲載。博物館受付にて¥500 (通販非対応)
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遠野のかま猫 「竃猫といふのは、これは生れ付きではありません。 生れ付きは何猫でもいいのですが、夜かまどの中にはひつてねむる癖があるために、いつでもからだが煤できたなく、殊に鼻と耳にはまつくろにすみがついて、何だか狸のやうな猫のことを云ふのです。」 宮沢賢治「猫の事務所」 #猫の日
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赤のちから 古から人々は、太陽や炎、血の色を連想させる赤い色に対して畏敬の念を抱き、赤い色には魔除けの力があるとされた。 赤い色の衣類を身につけると病や災難から守ることができるとされ、魔除け、吉祥、生命力をあらわす色として祭礼の際にも用いられた。
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初夏の遠野
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遠野の夏空 遠野市土淵町
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夏の夕景 遠野市宮守町
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異界への入口  村境や橋、坂、峠、辻は異界との境界と認識され、他から侵入するものを防ぎ、道行く人々を災難から守る神として賽の神などが祀られた。  節句など季節の変わり目は時間的な境界とされ、その日は異界から魔物がやってくると考えられた。そこで、邪気を祓う年中行事が行われてきた。
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遠野の田園風景の中にたたずむ荒神神社。 初夏には茅葺の社が田の水面に映え、人々の祈りと生業とが一体となった遠野を代表する景観です。 荒神様 遠野市青笹町
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人形(ひとがた) 古来人々が病になったり、災いが起こるのは、罪や穢れが原因だと考えられてきた。 紙などで作られた人形で自分の体を撫でたのち、それに息を吹きかけて罪や穢れを人形に移し、それを川に流したり、燃やすなどして祓う呪術的処方が古代から行われてきた。 「呪術展」第二幕資料
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白狐像 正一位舘稲荷神社(遠野市宮守町)に祀られていたもの。 台座に嘉永2年(1849)の墨書がある。 狐は稲荷神の神使とされる。また年を経たキツネが白狐になるといわれ、神通力を持つとされた。 常設資料
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初夏の遠野
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夏の終わりに 遠野市宮守町
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「しらゆき」 遠野ふるさと村にて
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柳田國男は方言研究を発展させたことから日本方言学の父とも呼ばれる「かたつむり」の方言を手掛かりに、言葉や文化が同心円状に伝播し、より遠いところほど古いものが残ると考察するなど、柳田は日本各地の方言を集め、その違いを調べることで人々の生活やその歴史を明らかにしようとした。#方言の日
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今日は気温が高いです
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呪詛返しの法 誰かから呪詛を受けていることが判明した時は、呪詛返しを行う。 人形を作り「河の瀬に祈り続けて払ふれば、出て行くなり又帰りくな」秘歌を唱えながら河川に流せば、身に受けた呪詛は行った本人に返されるという。 相手は自ら放った呪詛に逆襲されて苦しむことになる。 呪術展資料〜3/30
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サンスケ人形(木製、ワラ製) 青森県津軽地方のマタギたちは狩りに行くとき12人で行くことを忌む。山の神にとって12という数は神聖なので、サンスケと呼ぶ人形を作り、この人形を13人目に数えて持参するという。 碧祥寺博物館 蔵 「遠野物語と山の信仰」(10/7〜11/23)展示資料
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感染呪術 一度接触したものあるいは一つのものであったもの同士は、遠隔地においても相互に作用するという考えによるもの。  狩の獲物の足跡に槍を突き刺すと、その影響が獲物に及んで逃げ足が鈍るとするような行為や誰かを呪うときその人の爪や髪の毛を使うなどの例がある。
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冬の遠野
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山言葉  猟師は、山では山言葉を使う。里言葉はケガレが多いから神聖な山では使わないものだとも、山の獣たちに分からないように隠語で語るのだともいう。  巻物の唱文する者をケサキという。カモシカをアオシシ、アナグマをマミ、猿をエビス、犬をセタ、心臓をサベ、コメをクサノミ等と呼ぶという。
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遠野路 綾織町高架上より
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本日から荒神神社の田んぼに水が入り、田植えの準備が始まりました。
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夏の遠野 盆を過ぎると朝晩の気温も低くなり、遠野の短い夏はまもなく終わります。