遠野市立博物館(@tonomuseum)さんの人気ツイート(いいね順)

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「ほんとうに、かしわばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかったり、十一月の山の風のなかに、ふるえながら立ったりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。」 宮沢賢治『注文の多い料理店』序より 月あかりと博物館
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呪符と急々如律令 「急々に律令(法律)の如くに行え」という意味で古代の文書に使われていたことばが呪符の命令を実行させる決め言葉として定着した。 呪符に記された呪文はことばのもつ力に対する信仰に基づいており、これを唱えることによって願いを叶えたり、災禍を防ぐことができると考えられた。
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境と魔除け  村境や橋、坂、峠、辻等は異界との境界と認識され、他から侵入するものを防ぎ、道行く人々を災難から守る神として賽の神や道祖神が祀られた。  節句など季節の変わり目は時間的な境界とされ、その日は異界から魔物がやってくると考えられた。そこで、邪気を祓う年中行事が行われてきた
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猫の日が終わっても猫バッジは販売しております
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来館の思い出にオリジナルグッズ「戦慄ノート」はいかがですか。
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経立と呪文 遠野では年を経た動物は霊力をもつ経立(ふったち)になると信じられていた。経立などの山の魔物は、ときに獲物に玉が当たらなくなる呪文をかけるとされる。 術を掛けられた猟師は「ツツハライの法」の呪文を唱えながら鉄砲の筒に息を吹きかけ術を祓うという。 常設「山」狩の資料
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家の守り神・大工人形 遠野では家を新築する際に、大工の棟梁が、小さな箱の御堂を作り、男女の人形を鏡やクシをともに入れ、封をして棟木に打ちつけ、家の守り神とする風習があった。 呪術展(10/22〜)資料
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企画展「遠野物語と呪術」 遠野と東北各地の呪術に関する資料約150点を展示中! 10月中は休まず開館します。 ぜひこの機会にご来館下さい。 ※11月は月曜休館
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企画展「遠野の猫たち~浦田穂一写真展~」開催中!  遠野の民俗写真家・浦田穂一が撮影した昭和の遠野で暮らす猫たちの写真を展示しています。 会期はあと2週間(〜7月4日)です。この機会をお見逃しなく!
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魔除の呪符、五芒星、九字、呪詛返し、地震避けの呪歌、十種の神宝の呪法…布瑠部由良由良等 呪いがここにあります。 企画展「遠野物語と呪術第二幕」開催中(12/3〜1/27)
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常設資料「猫エジコ」 稲わらを編んで作った猫用の寝床。新潟県では猫ちぐらと呼ぶ。  猫エジコの原型は、人間の赤ちゃん用に稲わらで編んだ保育用具で、農作業等の仕事が忙しいときには、エジコに布団などでくるんだ赤ちゃんを入れ、保育した。 #猫の日
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「護身結界真言」 結界とは、空間を界の内と外に分け、内側を聖域、外側を俗域としたもの。密教においては修行の場に魔障の侵入を防ぐために呪法によって結界を張る。 『遠野物語』62話には山中で夜を明かす時に、自分の周囲の木々に魔除けのサンズ縄を回し結界を張る場面が書かれている。 呪術展資料
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遠野は現在−21℃ 明け方よりさらに気温が下がりました。 今年一番の冷え込みです。 外は空気も凍ったような寒さです!
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石のオシラサマ 縄文時代の石棒をご神体としている。
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杖は古くは神の依代としての性格をもっていたが、やがて神の持ち物とされ、権力者の権威の象徴や護身用としても利用されるようになった。高僧・英雄の立てた杖が成長して大樹になるという杖立伝説が全国各地に残る。 遠野ではアカザの杖には病気を除ける力があると伝承されてきた。 常設 アカザの杖
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オニノハ(鬼の歯) 群馬県旧多野郡中里村 小正月のツクリモノの一つ。 家の門口のほか四隅に立て厄除けや泥棒除けとする。「鬼」「十二月」の下に家族の数の横棒を書き入れる。 北上市立鬼の館 蔵 呪術展展示資料
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遠野の猫たち ギャラリースペースで公開中 〜3月30日まで
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飯綱の剥製 飯綱使いの話 「ごく小さな白い狐を袂から取出して見せた。さうして是さへあれば誰でも俺の様に何事でもわかるし、又思ふことが何でもかなふといふ…其術には年限の様なものがあつて、死ぬ時にはやはり元の有様に戻つてしまふものだと伝へられてゐる。」 「遠野物語拾遺」201話 呪術展資料
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遠野物語と近代の遠野 明治時代、盛岡藩が岩手県になり、遠野には1町10ヶ村が誕生しました。各地に学校ができ、町には洋風建築も建つようになります。明治41年(1908)に柳田國男が見た遠野は、近代化が始まろうとする町と伝統的なくらしの里の間でゆれる姿だったのです。 100年前の遠野
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【グッズの通販について】 願わくは之らを買いて平地人を戦慄せしめよーーー....
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祭日にはオシラ神に新しい着物を一枚着せて、豊作や家内安全を祈願します。 レプリカのオシラサマにも新しい布を着せました。こちらはハンズオンコーナーにいらっしゃいますので、ぜひお手にとってオシラ遊ばせをお楽しみくださいませ。
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呪文と呪物 言葉には霊力が宿るとされ、発せられた言葉の内容どおりの状態を実現する力があると信じられていた。もっと明確に呪力を発揮させるために唱えたりお札に書かれる言葉を呪文という。また、呪文を書いた御札やお守りなど、それ自体が呪力を宿したものを呪物という。 呪術展資料
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猫、飛ぶ 撮影:浦田穂一
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「飢饉といえば、私もその惨事にあった経験がある。その経験が、私を民俗学の研究に導いた一つの動機にもなったのであった」 柳田國男は当時の農村社会にありふれていた貧困の根本的病理を探り、それを解き放つ学問や職業への道を歩んでいく。 遠野の稲はまもなく収穫を迎えます。
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柳田國男は方言研究を発展させたことから日本方言学の父とも呼ばれる。例えば「かたつむり」の方言を手掛かりに、言葉や文化が同心円状に伝播し、より遠いところほど古いものが残ると考察するなど、柳田は日本各地の方言を集め、その違いを調べることで人々の生活やその歴史を明らかにしようとした。