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「呪術」とは、神や精霊などの超自然的な力や神秘的な力に働きかけ、種々の願望をかなえようとする行為で「まじない」「魔術」などとも呼ばれる… 遠野市立博物館 特別展「遠野物語と呪術」 いよいよあと14日で開幕です。
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夏季特別展「遠野物語と呪術」 会期 7月21日~9月24日 「呪術」とは、神や精霊などの超自然的な力や神秘的な力に働きかけ、種々の願望をかなえようとする行為で、「まじない」「魔術」などとも呼ばれる。本展覧会では、『遠野物語』や遠野と岩手県内各地のまじないに関する資料170点を展示します。
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夏季特別展「遠野物語と呪術」 会期 7月21日~9月24日 「呪術」とは、神や精霊などの超自然的な力や神秘的な力に働きかけ、種々の願望をかなえようとする行為で、「まじない」「魔術」などとも呼ばれる。本展覧会では、『遠野物語』や遠野と岩手県内各地のまじないに関する資料を中心に展示する。
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夏の遠野
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初夏の荒神様 遠野市青笹町
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夏の遠野
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爪研ぎ場
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初夏の遠野
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初夏の遠野 遠野市綾織町
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「結び」の呪術  ひもなど、細長いものを組んでつなぐ「結ぶ」という行為には古くから呪術的な意味があると考えられてきた。  古代には、草と草を結び合わせ、そこに霊魂をこめて旅の無事や幸福を祈り、男女が神に願って相手の衣服の紐を結んで誓いを立てる事等が行われた。 祝い結び、卯子酉様
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初夏の遠野
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初夏の遠野
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類感呪術 ある現象を模倣することによってそれを実際に引き起こそうとするもので、例えば雨乞いで水を撒き太鼓を叩いて雷の音をあらわすことは代表的な例である。 小正月の御作立やお田植えなどの予祝行事も作物の実りを模倣した類感呪術といえる。 小正月の御作立 撮影:浦田穂一
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遠野のかま猫 竃猫といふのは、これは生れ付きではありません。 生れ付きは何猫でもいいのですが、夜かまどの中にはひつてねむる癖があるために、いつでもからだが煤できたなく、殊に鼻と耳にはまつくろにすみがついて、何だか狸のやうな猫のことを云ふのです。 宮沢賢治「猫の事務所」 撮影浦田穂一
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夏の遠野
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呪詛返し 誰かから呪詛を受けていることが判明した場合は、呪詛返しを行う。 人形をつくり「河の瀬に祈り続けて払ふれば出て行くなり又帰りくな」等、秘歌を唱えながら河川に流せば、身に受けた呪詛はそれを行った本人に返されるという。本人は自ら放った呪詛により苦しむことになる。 呪術展二幕資料
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ザシキワラシと家の守り神 遠野では家を新築する際に大工の棟梁が小さな御堂を作り、男女の人形を刻んで鏡やクシをともに入れ、封をして棟木に打ちつける風習があった。佐々木喜善は、このようなモノの霊魂が座敷に現れるのではないかと推測した。 「遠野物語の世界」展示資料7/22〜8/30
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地震よけの呪歌 呪歌は陰陽師や祈祷師が場を清めたり、福を呼び、災いや魔物を避けるために唱える歌。 「ゆるぐともよもやぬけじのかなめいしかしまの神のあらんかぎりは」と呪歌を紙に書いて3回唱えて門に張れば、地震の被害を避けられるとされた。 「地底鯰之図」左上に呪歌 館蔵資料
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梅雨の晴れ間に 遠野市松崎町
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山の神と禁忌 山仕事に携わる人々は、山の神を畏れ敬い、伝承や禁忌を守ることによって無事に仕事ができると信じてきた。  12月12日は山の神の年取りといって、山の神が自分の領分の木を数える日なので山に入ってはならないとされる。山に入り、木に数えられると二度と戻って来れなくなるという。
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初夏の遠野
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特別展展示資料「クマ形土製品」 上杉沢遺跡  縄文時代晩期末~弥生時代初頭 二戸市教育委員会 蔵 首の部分に月の輪のような模様がある。
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夏の遠野 遠野市土淵町
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初夏の遠野
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家の守り神 遠野では家を新築する際に大工の棟梁が、小さな箱の御堂を作り、人形や髪の毛、櫛などをともに入れ、封をして棟木に打ちつけ家の守り神とする風習があった。 呪術展資料7/21〜9/24